ワイシャツのたたみ方と収納方法～簡単・しわにならない綺麗なたたみ方の手順～

普段皆さんは、ワイシャツをどのような“たたみ方”で収納していますか。ワイシャツは、1回着るとしわになり、その後の保管方法で見た目が大きく変わってしまいます。

ハンガーに吊るして保管することもできますが、スペースが必要になります。そんな時は、ワイシャツのたたみ方が大切になります。

そこで今回は、お気に入りのワイシャツを綺麗にコンパクトに保管！『ワイシャツを綺麗にたたむ事の利点とは？』『簡単にできる！ワイシャツのたたみ方』『シワを軽減するワイシャツの収納方法』について見ていきながら、簡単に真似できるワイシャツのたたみ方・収納方法をご紹介していきます。

 

ワイシャツを綺麗にたたむ事の利点とは？

まずはじめに、ワイシャツの収納方法は “ハンガーにかけて収納” “たたんで収納”の2種類があります。ハンガーにかけて収納する方法は、正しいサイズのハンガーであれば、しわがつきにくくなります。しかし、キツキツに収納してしまうとかえってしわを増やしてしまう場合があり、収納スペースが必要です。

ワイシャツをたたんで収納する場合は、「綺麗にたたむ」事が大切です。たたみ方が雑になっているとシワがつきやすくなります。

▼綺麗にたたむ事の利点とは？▼
・余計なしわがつかなくなる
・コンパクトに収納＆収納場所が広がる
・ワイシャツの種類分けがしやすい

ワイシャツは、ビジネス・冠婚葬祭など着用する機会が多くあります。特に、衣替えの時期、出張先では“たたんで収納”することも多くなります。新調したばかりのワイシャツや、クリーニング後は、形が綺麗に整っているので、気持ちも引き締まりますよね。

 

たたむ前に…覚えておきたい注意点

ワイシャツをたたむ前に注意したい点は、収納したい場所を明確にすること。せっかくたたんでも入らずたたみ直しになってしまっては意味がありません。また、アイロンがけを行った場合は、すぐにたたまず30分程ハンガーにかけ湿気を抜くようにしましょう。生地が柔らかい状態ではシワになりやすくなります。

 

簡単にできる！ワイシャツのたたみ方

【1】基本的なワイシャツのたたみ方

▲全てのボタンを留める(生地がずれないようにする為)▲<基本的なたたみ方の手順>

① 全てのボタンを留めたらシャツを裏返す
② 肩幅の真ん中ほどで折り返し中心に向かって折る
③ 袖の付け根からワイシャツの中心軸に平行になるように折る

④ 反対側の袖も同じように折る
⑤ 裾部分を袖口を一緒に折り返す

⑥ 全体を二つ折りに
⑦ ひっくり返し、形を整え完成

袖の折り方には、様々なやり方がありますが、折りやすい形で行うと良いでしょう。ワイシャツをたたむ時のポイントは、シャツのシワを伸ばしながら行うと、より綺麗に仕上がります。また、襟のボタンもしっかりと留めることで、形を整えやすく型崩れを防ぐことができます。

【2】台紙を使用するワイシャツのたたみ方

先程のたたみ方と手順は一緒ですが、収納したい場所に合わせて台紙(クリアファイルなど)を使う方法もあります。折り方の基準や、中心の感覚をつかみやすいので、初めての方にもオススメです。

台紙を使う場合は、最後に台紙を取ることを忘れずに行いましょう。このたたみ方は、カジュアルシャツ・素材感のあるシャツでも綺麗に形を整えることができます。

【3】袖の長さが一目で分かるワイシャツのたたみ方

<そでの長さが分かるたたみ方の手順>

① 全てのボタンを留めたらシャツを裏返す
② 袖の中心部分で折り曲げ袖口を上方に

③ シャツの中心軸と平行になるように折り返す
④ 同じ幅で反対側全体を折る

⑤ 右袖口を前に持ってくるために袖を中心付近で折る
⑥ 左にはみ出ている右ひじ部分を折り曲げる

⑦ 裾部分を目安約10㎝のところで折り返しさらに二つ折りに
⑧ たたんだ両肩の中に巻き込むと形が安定する

半袖シャツのたたみ方

あまりたたむ機会は少ないが、半袖のたたみ方も簡単に見ていきます。

【手順】全部のボタンを留め、両腕を中央に折り込む。袖が収まるように折り、両腕を肩幅に合わせて内側に折り込みます。

シャツの裾部分を3分の1程で折り、全体を2つに折り裏返しにしたら完成。ワイシャツは袖の折り方の違いで手順が変わってきます。

アイロンのかけ方について

アイロンがけを行った場合は、たたむ前に気を付けたいことがあります。アイロン直後は、すぐにたたまず30分程ハンガーにかけ余分な湿気を抜くことが大切です。

▽ワイシャツのアイロンのかけ方が気になる方はこちらもチェック。

■ 関連ページ：ワイシャツのアイロンがけの手順とコツとは？｜便利アイテムとシワにならない保管方法

 

しわを軽減するワイシャツの収納方法

ワイシャツを収納する場合は、なるべく他の衣類と一緒にすることを避け、接触によるシワをなくすようにしましょう。また、ワイシャツを重ねて収納する時は、交互に重ねてシワを防ぐと良いでしょう。

自宅でのワイシャツ収納方法

(引用：https://item.rakuten.co.jp/livingut/ https://item.rakuten.co.jp/gita-r/)ハンガーに吊るし収納する方法が一番良いのですが、なかなかスペースが無い時にオススメなのが収納ラック。クローゼットにラックを吊るすタイプや、ワイシャツ用ケースなど、様々な収納アイテムがあります。その他、身近なアイテムではA4サイズのトレーに収納する方法もオススメです。重ねて使えるモノを複数買うと収納スペースもコンパクトです。

出張時でのワイシャツの収納方法

(引用：https://www.amazon.co.jp/)出張先でワイシャツが必要な場合も、他の荷物や重さによってシワになるのを防ぐようにしましょう。ワイシャツ専用のバッグを利用したり、スーツケースなど複数の荷物と一緒にする場合は、一番上に置くなど工夫をすると良いでしょう。その他、書類ケースに収納する方法もオススメです。出張時は動きに弱いモノだと型崩れやシワになってしまいます。ある程度強度のあるケースだとより良いでしょう。

 

シワになりにくいワイシャツ

ワイシャツの種類にも様々なモノがあり、シワになりにくい生地もあります。ここでは、いくつかのワイシャツ生地を見ていきます。

ツイル or オックスフォード生地のワイシャツ

▲(左)ツイル生地(右)オックスフォード生地▲シワになりにくい特性があり、ビジネスシャツとしても重宝される“ツイル”。ふっくらとした風合いで、シワがつきにくい“オックスフォード”など、季節に合わせてシャツ生地の素材にも注目しているとお洒落の幅も広がります。

▽シャツの生地の特徴や種類について詳しく知りたい方はこちら。

■ 関連ページ：オーダーシャツの生地の選び方は？～生地ごとの特徴や種類を徹底比較！～

形状安定加工付のシャツ

(引用：http://www.brooksbrothers.co.jp/)最近では、形状安定加工(ノーアイロン)付のワイシャツも多くあります。普段忙しく、アイロンをかける時間が取れない方や、出張先で持っていくワイシャツとしてもオススメです。

 

-Global Style- シャツスタイル

ワイシャツスタイルは、パンツとの組み合わせ方で印象が大きく変わってきます。

ドレスライク＆カジュアルライクなど、自分好みのスタイルをオーダーで楽しんでいきましょう。

 

まとめ

ワイシャツは、ジャケットのインナーとしてだけではなく、ビジネスカジュアルやクールビズでは、メインアイテムとしてコーディネートを彩ります。正しいたたみ方や、収納に気を付けながら、いつでも綺麗な状態でワイシャツスタイルをビシッと決めていきましょう。
お気に入りのワイシャツを長く愛用したい！グローバルスタイルでは、オーダーならではの、着心地と美しいシルエットで楽しめます。

 

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