シャツ・インナー
ワイシャツサイズの選び方|表記の見方や測り方から適正サイズを知ろう!
ビジネスや冠婚葬祭など、あらゆるスーツスタイルに欠かせないワイシャツ。ワイシャツは、ジャケットを羽織っているときは気にならなくても、脱いだときにサイズ感が印象を大きく左右します。クールビズなど1枚で着る機会も多いため、自分に合ったサイズ感を知ることが大切です。
そこで今回は、『まずはワイシャツのサイズ表記をチェック』『ワイシャツのサイズ目安を確認する2つの方法』『自分のサイズの測り方』『「ワイシャツのサイズが合わない」と感じた時に確認したい4つのポイント』『ワンランク上のワイシャツの着こなし方』『ワイシャツの適正サイズを知って正しく着こなそう』について見ていきながら、ワイシャツのサイズの選び方やワイシャツの着こなし方を紹介します。
目次
まずはワイシャツのサイズ表記をチェック
ワイシャツの一般的なサイズ表記は「えり回り」と「裄丈(ゆき丈)」の2つの寸法で構成されています。JIS規格では、えり回り・裄丈(ゆき丈)ともに2cm刻みで設定されており、その組み合わせによって細かくサイズが分けられています。例えば「39-82」と表記されている場合、えり回りが39cm、裄丈(ゆき丈)が82cmであることを表しています。またブランドによっては「S・M・L」などの表記が使用されることもありますが、メーカーごとに基準が異なるため注意が必要です。購入する前にブランドのサイズ表で寸法を確認し、自分の体型に合うワイシャツを選びましょう。
ワイシャツのサイズ目安を確認する2つの方法
ワイシャツのサイズを把握するには、主に2つの方法があります。まずは普段着ているワイシャツを確認し、サイズ感に違和感がないかチェックすると良いでしょう。
1. 手持ちのワイシャツでサイズを確認
すでにワイシャツを持っている場合は、そのサイズ表記を基準にするのが良いでしょう。ワイシャツの襟裏や内側タグに「38-82」や「M82」などの表記があれば、それがサイズの目安になります。実際に着たときのフィット感を確認して、「首がきつい」「袖が短い」「肩が動かしにくい」など、気になる点を具体的に把握しておくと良いでしょう。お気に入りのワイシャツのサイズや気になる箇所を把握しておくと、既製スーツ店やオーダースーツ専門店などで、より自分の体型に合ったサイズのワイシャツを提案してもらいやすくなります。
2. 身長・体重からサイズ目安を知る
(引用:http://www.pair-slope.co.jp/)
自分のサイズの測り方

1. 首回りのサイズの測り方
ワイシャツを選ぶ際に、一番重要といっても過言ではないのが首回りです。首回りがきついとボタンが閉まらず、ゆるすぎるとネクタイをしたときのバランスが崩れてしまいます。首回りは、メジャー(巻尺)を喉仏の下あたりを通るよう首を一周させて測定しましょう。目安として、スリムなシルエットを好む方は指1本、適度な余裕が欲しい方は指2本、ゆったり着たい方は指3本分のゆとりを取ります。実寸から+2cm程度がワイシャツの標準的な首回りのサイズです。好みに応じて実寸から+1~3cm程度の範囲で調整するのも良いでしょう。首回りは自分ひとりで測ることが難しいため、より正確な数値を知りたい場合は誰かに測定を頼むのがおすすめです。
2. 裄丈(ゆき丈)のサイズの測り方
首回りに次いで重要なのが裄丈(ゆき丈)。裄丈(ゆき丈)とは、首の付け根(襟の中心)から肩のラインを通り、手首のくるぶしまでの長さのことです。襟丈を測る際は腕を軽く下ろし、自然な状態を保つのがポイントで、実寸から+2~3cmがワイシャツの適正サイズとされています。また洗濯やクリーニングによる縮みを考慮し、さらに1cmほど長めにすると良いでしょう。ワイシャツは腕を下したときに手の甲がわずかに隠れる程度がちょうどよい長さです。またカフスボタンを付ける場合は、ジャケットの袖口から少し見えるようなやや長めのサイズにすると上品な印象を与えられます。裄丈(ゆき丈)も一人で測定するのが難しいので、誰かに測ってもらうと良いでしょう。
3. 肩幅のサイズの測り方
肩幅は、右肩の付け根から左肩の付け根までの直線距離を測ります。首の骨が一番出ている「頚椎点(けいついてん)」を基準にするとより正確です。頚椎点から左右の肩までの長さを足す方法もあります。ドレスシャツではフィット感を重視して実寸より1cm小さめ、カジュアルシャツなら重ね着を考慮して1.5cmほどゆとりを持たせると快適に着こなせるでしょう。
4. ウエストのサイズの測り方
ウエストは、おへその少し上の位置を測ります。胸回りを測る際は、脇の下を通すようにメジャーを水平に回し、たるみが出ないように注意しましょう。ワイシャツは、実寸より+15~20cm程度のゆとりを持たせるのが一般的です。ウエストのサイズを適正にすることで、動きやすさとシルエットの良さを両立することができます。
5. 手首のサイズの測り方
手首は、内側と外側の骨が出ている部分を通るようにメジャーを回します。適度な余裕を持たせるため、実寸より+1cmほどを目安にすると良いでしょう。腕時計を着ける方は、さらに+1.5cm程度すると袖口の窮屈さが軽減されます。ジャケットから見える手元の印象に関わる部分なので、慎重に測ることが大切です。
6. 着丈のサイズの測り方
着丈は、首の付け根から背中を通ってお尻が隠れる程度が目安です。自然に立った姿勢で、腕を下げた状態のまま測りましょう。ハンガーに吊るした際、身頃の裾とカフス先がほぼ同じ高さにそろうとバランスが良く、パンツにインしたときも着崩れしにくくなります。着丈は短すぎると裾が出やすくなるため正確に測りましょう。
「ワイシャツのサイズが合わない」と感じた時に確認したい4つのポイント
ワイシャツの着心地に違和感があるときは、どこが合っていないのかを見極めることが大切です。胸や胴、袖、裾のどこに原因があるのかを知ることで、より快適な一枚を見つけられます。
1. 胸回りがきつい時
スポーツやトレーニングなどで鍛えていてがっしりとした体型の人は、首回りや裄丈(ゆき丈)のサイズだけでワイシャツを選んでしまうと、胸回りや肩回りが窮屈に感じることがあります。着用時にボタンが引っ張られてシワが寄ったり、腕を動かしづらいといった違和感がある場合は、ワイシャツのサイズが合っていないサインです。既製品が体型に合わない方は、細かくサイズを調整できるオーダーシャツを検討するのが良いでしょう。胸回りにゆとりを持たせつつ、首や袖丈を自分の体型に調整すれば、快適かつスマートな着こなしが実現します。
2. 胴回りがダボつく時
標準体型よりも細身の人は、首回りや袖丈を基準にワイシャツを選ぶと、胴回りが余ってしまうことがあります。特に上からジャケットを羽織ったときに、ワイシャツがもたついてシルエットが崩れて見える場合は、サイズが合っていない証拠です。そんな方はウエストを絞ったスリムタイプや、タイトフィットのワイシャツを購入するのがおすすめです。体に沿ったデザインなら、全体がすっきり見え、ビジネスシーンでもスタイリッシュな印象になります。また必要に応じて、お直し専門店や購入した店舗でお直しを依頼するのも良いでしょう。
3. 袖がジャケットから出すぎている時
ワイシャツの袖が長すぎてジャケットから大きくはみ出してしまう場合は、袖丈や裄丈(ゆき丈)が自分の腕の長さに合っていない可能性があります。またジャケット側の袖が短すぎる場合もあるため、どちらのケースなのか確認しましょう。理想的なバランスは、腕を自然に下ろした状態でジャケットの袖口からワイシャツが1cmほどのぞく程度です。ワイシャツの袖口が手の甲にかかるほど出ている場合は、ワイシャツの裄丈(ゆき丈)を詰めて調整しましょう。ワイシャツとジャケット、どちらの袖の長さが合っていないのか、正しく判断することが大切です。
4. 裾がすぐにパンツからはみ出る時
ワイシャツの裾がパンツからはみ出てしまう場合、着丈が短すぎるか、全体のサイズバランスが合っていない可能性があります。試着する際は、腕を上げたり座ったりしても裾が飛び出さないか確認すると良いでしょう。ワイシャツは動きの多いビジネスシーンで着ることが多いため、着心地と見た目の印象の両方の観点から、適度な長さの着丈にするのが理想です。またタックインしても余裕がなくすぐに出てしまう場合は、ワンサイズ上やロング丈タイプを検討すると良いでしょう。裾に適度なゆとりがあれば、1日中きれいなシルエットを保つことができます。
ワンランク上のワイシャツの着こなし方
ワイシャツはサイズが合っていると見た目がすっきりし、清潔感や信頼感が自然と生まれます。さらにスーツやネクタイとの組み合わせまで意識することで、よりお洒落なスタイルが楽しめるでしょう。
スーツでの着こなし方
スーツスタイルを着こなす上で意識したいのがVゾーンです。スーツはシャツやネクタイとの組み合わせで印象が大きく変わります。人の印象は「胸から上で、7割りは決定する」と言われており、個性を表すためにもVゾーンは大切です。ビジネスシーンでは白やブルー(青)などのワイシャツが基本で、上品な印象を与えます。季節感を出したい場合は、素材感のあるネクタイを合わせるのもおすすめです。
▽スーツに合わせるワイシャツの選び方について詳しく知りたい方はこちら。
■ 関連ページ:おしゃれなワイシャツの選び方!スーツに合わせる白シャツのおすすめ着こなし方とは~
ワイシャツ1枚での着こなし方
ジャケットを脱ぐ場面が多い夏場や、クールビズの期間は、ワイシャツ1枚でも清潔感のある着こなしを心掛けることが大切です。落ち着いた印象のシャツを着るのもおすすめですが、身頃が柄または淡いカラーで襟が白いクレリックシャツなら1枚でもお洒落に着こなすことができます。ビジネスシーンでは爽やかで上品な印象のワイシャツを着用しましょう。
▽ビジネスシャツのおすすめの選び方について詳しく知りたい方はこちら。
■ 関連ページ:ビジネスシャツのおすすめの選び方は?カラー別のお洒落な着こなしも!
ワイシャツの適正サイズを知って正しく着こなそう
ワイシャツは、首回り・裄丈(ゆき丈)・胸回りなどのサイズが合ってこそ、清潔感と快適さを兼ね備えた着こなしが実現します。自分の体型に合ったサイズなら着心地が良く、全体の印象も良くなるでしょう。
オーダースーツ専門店グローバルスタイルでは、体型に合わせて細部まで調整できるオーダーシャツをご用意しています。美しいシルエットの一枚で、ビジネスシーンを快適かつお洒落に演出してみてはいかがでしょうか。
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