シャツ・インナー
ワイシャツの襟汚れを落とす4つの方法|原因と対策を知り汚れを防止
気づかないうちに、ワイシャツの襟元にうっすらと汚れが残っていたことはありませんか?ワイシャツは毎日着用するものだからこそ、きれいな状態を保つことが大切です。しかし、襟汚れは通常の洗濯だけでは落ちにくく、悩んでいる方も少なくないでしょう。
そこで今回は、『ワイシャツの襟汚れの原因』『ワイシャツの襟汚れを落とす前に確認すべきこと』『ワイシャツの襟汚れ|4つの落とし方』『ワイシャツの襟汚れの防止対策・アイテム』『ワイシャツの襟汚れ予防のコツ』『意外と目につく襟汚れはしっかりと対策しよう』について見ていきながら、ワイシャツの襟汚れの落とし方や原因、対策方法を紹介します。
目次
ワイシャツの襟汚れの原因
ワイシャツの襟汚れには、主に「黄ばみ」と「黒ずみ」の2種類があります。同じ襟汚れでも、種類によって原因や落とし方が異なります。より効果的に対処するために、それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。
襟の黄ばみの原因は?
襟の黄ばみの原因の多くが人間の皮脂によるものです。特に夏は汗や紫外線の影響で汚れやすい季節です。襟周りは人間の肌(首・肩)と生地がこすれやすく、汚れが繊維の奥まで入るため、通常の洗濯だけではなかなか落とすことができません。さらに、汚れに含まれるタンパク質が空気に触れて酸化することで黄ばみに変化します。黄ばみをそのままにしておくと次第に濃くなることもあるため、日頃から丁寧なケアを心掛けましょう。
襟の黒ずみの原因は?
襟の黒ずみは、黄ばみにホコリや汚れが蓄積してできるものです。ここまで進行すると汚れが繊維にしっかりと染み込み、落とすことが難しくなります。黄ばみの段階からしっかりとケアをしておくことが、黒ずみから守るためのポイントです。定期的なチェックと早めの対処で、頑固な汚れになるのを防ぎましょう。
▽ワイシャツの黄ばみの落とし方と防ぎ方について詳しく知りたい方はこちら。
■ 関連ページ:ワイシャツの黄ばみの落とし方と防ぎ方を分かりやすく解説!
ワイシャツの襟汚れを落とす前に確認すべきこと
襟汚れを効果的に落とすには、いきなり洗うのではなく、事前に確認すべきポイントがあります。誤った方法で洗濯すると、かえって汚れが落ちにくくなることもあります。襟汚れを落とすときは事前のチェックが大切です。
今までの洗い方を見直す
襟汚れの原因のほとんどが汗や皮脂の酸化です。基本的にワイシャツの襟汚れは、漂白剤につけ置き洗いをすることで綺麗になります。厄介なことに皮脂汚れは、毎日洗濯していても溜まっていってしまいます。
<汚れを落とす前にチェックしておきたい事>
・お急ぎモード・コースを使っていないか
・液体の中性洗剤を使っていないか
・適切な使用量の洗剤を使用しているか
・洗濯物の量はオーバーしていないか
心当たりのある方は、洗い方を見直してみると良いかも知れません。なんとなく「これでは十分に汚れが落ちないかも…」と思いながら洗濯をしている方は要注意です。洗いやすすぎが不十分になっていないか、容量をオーバーしていると洗濯機の中の動きも制限されてしまうので避けるようにしましょう。洗剤は粉末のアルカリ性洗剤が良く、適量を使用することで汚れをきれいに落とすことができます。
洗濯表示と洗剤の種類を確認する
(参考:https://www.caa.go.jp/)
▽ワイシャツの洗濯方法について詳しく知りたい方はこちら。
■ 関連ページ:ワイシャツの洗濯方法がまとめて分かる!~シワの抑え方や洗濯機での洗い方とは~
ワイシャツの襟汚れ|4つの落とし方
ワイシャツの襟汚れは、通常の洗濯だけではなかなか落とすことができません。しかし、汚れの性質に合った方法で対処することで、きれいに落とすことができます。ここではご自宅でできる襟汚れの落とし方を4つ紹介します。
1.お湯に30分程度つけ置きする
酸素系漂白剤を使ったつけ置き洗いは、繊維を傷めにくいのが特徴です。粉末タイプの漂白剤は漂白力が強く、時間が経った頑固な汚れに効果的で、液体タイプの漂白剤はそのまま手軽に使用することができ、軽度の汚れに適しています。汚れの程度によって漂白剤を使い分けることがポイントです。ただし、長時間つけてしまうと、生地を傷めてしまうことがあるので注意しましょう。
【手順】
①手洗いできる洗濯用のバケツを用意する。
②バケツに約40℃のぬるま湯を入れ、酸素系漂白剤を溶かす。
③ワイシャツを30分ほどつけ置きする。
④つけ置き後は、水またはお湯で丁寧にすすぐ。
2.ウタマロ石けん(洗濯石けん)を使う
(引用:http://www.e-utamaro.com/)【手順】
①汚れた部分を水で濡らし、石けんを直接塗り付けてもみ洗いする。
②泡のついた状態で、通常どおり洗濯機で洗濯する。
③汚れが落ちにくい場合は、つけ置き洗いや、当て布の上から歯ブラシなどで叩き洗いを行う。
3.台所用洗剤・酸素系漂白剤を使う
(引用:https://www.lettuceclub.net/)【手順】
①手洗いできる洗濯用のバケツを用意する。
②水またはお湯に、台所用洗剤と酸素系漂白剤を混ぜ、泡立つまで軽くかき混ぜる。
③黒ずんでいる箇所に、歯ブラシを一定方向に動かしながらかき出すように塗り込む。このとき生地の繊維が傷む可能性があるため、あまり強い力を加えないように注意する。
④汚れの程度に合わせて時間を調整しながら、水またはお湯(40℃)ですすぎ、通常どおり洗濯する。
(引用:http://top.lion.co.jp/ https://www.itohari.jp/)4.【頑固な汚れに】酸素系漂白剤・重曹を使う
上記で紹介した方法でも落ちないような、繊維の奥まで入り込んだしつこい汚れは、酵素系漂白剤・重曹、さらにスチームアイロンで落としていきます。このときワイシャツの色柄が落ちる可能性があるので、白無地のワイシャツで一度試すことをおすすめします。
【手順】
①お湯もしくはぬるま湯に、酵素系漂白剤と重曹を2:1の割合で混ぜ、ペーストを作る。
②ゴム手袋を付け、歯ブラシをしつこい汚れ部分に対して、一定方向に動かしながら塗る。
③アイロンのスチームをペーストの上から、生地に直接当たらないように軽くあてる。
④お湯ですすぎ、通常どおり洗濯洗剤を使用して洗濯する。
ワイシャツの襟汚れの防止対策・アイテム
ここまでワイシャツの襟汚れの落とし方について見てきましたが、事前に対策をしておくことで汚れの発生を抑えることも可能です。ここでは裾汚れを防止できるアイテムを紹介します。「使用上の注意」をよく確認した上で使用しましょう。
ベビーパウダー

アイロン用の洗濯のり

襟汚れ防止テープ

ワイシャツの襟汚れ予防のコツ
ワイシャツはスーツやオーダースーツと合わせて毎日着用するため、日頃の予防が重要です。以下のような対策を意識することで、襟汚れを防ぎやすくなります。
①汗をかいたらすぐに拭き取る。
→ シャツに汗や皮脂が付着するのを防ぐことができます。
②部分汚れ対策アイテムを活用する。
・ベビーパウダー(皮脂の吸着を抑える)
・襟汚れ防止テープ(襟に直接貼って汚れをガード)
③定期的にクリーニングに出す。
・目安:1〜2週間に一度、またはシーズンなど季節ごと
→ 繊維の奥の汚れまでしっかり落とせるため、清潔な状態を長持ちさせることができます。
④ワイシャツは多めに用意してローテーションする。
・目安:1週間分(5〜6枚)+柄シャツなど数枚
・合計10枚程度があると安心
→ 着用後すぐに洗濯できるため、汚れの蓄積や定着を防げます。
意外と目につく襟汚れはしっかりと対策しよう
ワイシャツの襟汚れは、皮脂や汗が徐々に蓄積することで発生し、放置すると落としにくくなります。汗をこまめに拭く、洗濯物をためない、専用のアイテムを活用するなど、少しの工夫で予防することが大切です。もし汚れがついてしまった場合は、適切な方法で対処しましょう。
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