シャツ・インナー
ボタンダウンシャツの着用マナー!ネクタイの結び方、着こなしポイントを紹介



目次
ボタンダウンシャツの発祥
ボタンダウンシャツは、1900年頃にアメリカ・ニューヨークにある老舗紳士服ブランド「ブルックス・ブラザーズ」の創業者、ジョン・ブルックスによって開発されました。着ているユニフォームの襟が風に煽られてパタパタと動くのを見て、襟をボタンで固定するアイデアを取り入れたと言われています。伝統的な装飾やデザイン性を重視するヨーロッパの服飾文化とは異なり、実用性を重視するアメリカらしい合理的な発想で生まれました。カジュアルとフォーマルの中間的なスタイルを提供する定番アイテムとなり、ジョン・ブルックスのアイデアは、現在も多くの人々に愛用され続けています。

▽ボタンダウンの着こなし方を知りたい方はこちら。
■ 関連ページ:ボタンダウンシャツ(メンズ)の着こなし方~アメリカとイタリアでの違いとは~
ボタンダウンシャツの特徴
ボタンダウンとは “ボタン留め” という意味があり、襟の先端をボタンで固定したシャツになります。襟をボタンで留めることにより、一般的なシャツ襟の場合に起こる、ネクタイを外した時の襟の崩れをなくしてくれます。そのため、シャツ1枚で魅せる “クールビズ” には、必須のアイテムとして人気があります。
ボタンダウンシャツの着用マナー
ボタンダウンシャツの着用マナーとして、襟先のボタンは留めて、ノーネクタイの場合は第1ボタンを外すのが基本です。冠婚葬祭などのフォーマルな場ではカジュアルに見えるため着用を控えるのが良いとされています。
1.襟先のボタンは必ず留める
ネクタイを締めて着用する場合でも、ノーネクタイでカジュアルに着る場合でも、ボタンダウンの魅力は、襟の形を綺麗に保っているデザインにあります。ボタンを外してしまうと、襟の形が崩れるだけでなくボタンが浮いて目立ち、だらしない印象を与えてしまう事があります。清潔感やきちんとした印象を心がけるためにも、襟元のボタンをしっかりと留めて着用することがポイントです。

2.ノーネクタイの場合は第1ボタンを外す
カジュアルファッションにおいては“キレイめスタイル”として、ボタンを全部締めることで真面目さを出したりしますが、ビジネスシーンでの“ノーネクタイ”スタイルの場合には、第1ボタンを外すことで襟上の部分が軽くロールし、下部分のシルエットに美しいシルエットを作ってくれます。ネクタイを締めた時は、全体的な雰囲気がスッキリとした首元を演出してくれます。

3.冠婚葬祭での着用は控える

ボタンダウンシャツにネクタイはNG?
ボタンダウンシャツは、ネクタイをせずに着られるスタイルが一般的で、清潔感を演出できるのが魅力です。 ただし、ネクタイをする場合には注意が必要です。カジュアルな印象が強いため、ビジネスシーンや重要な会議、取引先との商談などフォーマルさが求められる場面では不向きとされることがあります。ネクタイを締める必要があるシーンでは、レギュラーカラーやワイドカラーのシャツを選ぶと良いでしょう。これらのシャツはネクタイとの相性が良く、より洗練された印象や信頼感を考えることができます。ボタンダウンシャツでカジュアルなスタイルを楽しみつつ、TPOに応じて適切なシャツを選ぶことで、シーンに合わせた好印象な着こなしができるでしょう。
ボタンダウンシャツにおすすめのネクタイの結び方
ボタンダウンシャツでネクタイを合わせる際は、控えめでシンプルな結び方がよく、特に小さめのノットが襟元にフィットしてバランスよく見えます。ここからはボタンダウンシャツに最適なネクタイの結び方を詳しくご紹介します。
プレーン・ノット
プレーンノットは、シンプルで万能な結び方として知られ、どのような襟にも合うのが特徴です。特にボタンダウンシャツとの相性が良く、控えめでバランスの良い結び目が襟元のボタンにフィットします。この結び方は結び目が大きくなりすぎないため、カジュアルな雰囲気を保ちながらも清潔感を演出でき、ビジネスカジュアルにも最適です。また、初心者でも簡単に結べるため、日常的に活躍するスタイルとしておすすめです。
ダブル・ノット
プレーン・ノットよりも結び目にボリュームが出るため、ボタンダウンの小さめの襟元にもバランスよく収まります。この結び方は、控えめながらも存在感があり、フォーマルな場面でも安心して使えます。また、ダブル・ノットは結び目がしっかりと固定されるため、長時間の着用でも乱れにくいのが特徴です。
▽お洒落にネクタイを結びたい方はこちら。
■ 関連ページ:初心者でもお洒落に!ネクタイの結び方をイラスト・動画で解説!(プレーンノットやウィンザーノット、ダブルノットなど)
【スタイル別】ボタンダウンシャツの着こなしポイント
クールビズスタイルで、ジャケット・ネクタイを着用しない場合は、シャツ1枚での印象が大切になります。先程のマナーの中でも、ノーネクタイで着る時は、第1ボタンを外すようにしましょう。襟が立つことで清潔感と、襟元に華やかさが生まれ、好印象なスタイルを演出できます。

1.クールビズスタイル
クールビズには欠かせない“ボタンダウンシャツ”は、身頃か柄または色無地で襟を白無地にした「クレリックシャツ」で合わせると、人とは違ったお洒落をつくれます。ネクタイを締める場合は、夏らしい爽やかな色柄を選ぶと季節感のあるシャツスタイルになります。

▽クールビズの着こなし方が気になる方はこちら。
■ 関連ページ:クールビズにオススメ!ジャケットスタイルとワイシャツの着こなし方~
2.カジュアルスタイル
ネクタイを締める場合はNGとされがちですが、近年はスーツのスタイルが多様化しており、ボタンダウンシャツにネクタイを合わせるのは、一般的なスタイルの1つとして認識して良いでしょう。そこでビジネスシーンでは、大きめの襟を選ぶのがオススメです。襟を持ち上げることで、立体感のあるスッキリとした見た目になります。

3.ビジネススタイル
ボタンダウンシャツは、ビジネスにもカジュアルにも見せられるシャツなので、ビジネスシーンで着こなす場合は、会社のドレスコードの決まりを確認すると良いでしょう。はじめは、白でシンプルなボタンダウンシャツを着用するのが良いでしょう。

4.パーティースタイル
冠婚葬祭時、フォーマルな正装やドレスコードがあるシーンでは、ボタンダウンシャツはNGになります。もともと、ドレスシャツというより、カジュアルシャツとしての位置づけなので、避けると良いでしょう。

~2次会やパーティーシーンでの着こなしイメージ~
冠婚葬祭など、いわゆる”正装”でなければならないシーンではボタンダウンシャツはNGですが、ニ次会やパーティーなどの華やかな場面では着用して問題はないと言えます。スポーティな雰囲気のボタンダウンシャツは、堅くなり過ぎない範囲で、一定のドレスコードとした服装が求められる場所では、便利なシャツになります。

ボタンダウンシャツ×スーツ・ジャケパンコーデ例
ボタンダウンシャツは、スーツやジャケパンスタイルにも取り入れやすい万能アイテムです。カジュアルな印象を与えることができるため、ビジネスカジュアルやオフの日のきれいめコーデに最適です。ボタンダウンシャツを使ったスーツやジャケパンの着こなし例と、シーンに合わせたコーデのコツをご紹介します。
▼ボタンダウンシャツ×ブラウンスーツ▼
うっすらチェックがお洒落なブラウンカラーで大人の落ち着いたスーツスタイル。シンプルな白のボタンダウンシャツに、ノーネクタイスタイルと涼し気な印象を演出。

▼ボタンダウンシャツ×ネイビースーツ▼
シンプルな無地のネイビースーツにボタンダウンシャツを合わせ、スポーティーな雰囲気がオシャレなスタイル。控え目なカラーのストライプ柄のネクタイで、カラーバランスをスッキリ見せると良いでしょう。

▼ボタンダウンシャツ×ジャケパンスタイル▼
カジュアルな印象の強いボタンダウンシャツに、個性的な色柄でアクセントをつけたジャケパンスタイル。シャツの色味やネクタイとの組み合わせでドレスライクな表情もつくれます。

ボタンダウンシャツを上手に取り入れよう

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