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お手入れ・豆知識

スーツのクリーニングの頻度は?日数・料金相場・正しい出し方を解説

(最終更新日:2024.03.01)2023.08.22 # お手入れ・豆知識

スーツのクリーニングについて

スーツのクリーニングは、季節の変わり目や自宅で洗うことが難しい場合に利用している方が多いのではないでしょうか。そんな時に気になるのがスーツのクリーニング代。実は、店舗数が多いクリーニング店は、近所で探しても数店舗あり、お店によって料金設定が違ってきます。

そこで今回は、スーツのクリーニング代の相場が分かる!『スーツのクリーニング代の相場は?』『タイプ別で分かるスーツのクリーニング代』『スーツをクリーニングに出す流れ・注意点・節約方法』について見ていきながら、スーツのクリーニング代・選び方をご紹介していきます。

 

< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-

1.  スーツの主なクリーニング方法
2.  スーツのクリーニングの頻度・日数・費用相場
3.  最短で受け取る方法
4.  種類別にみるスーツのクリーニング代の相場
4-1.  【1】個人経営&高級クリーニング店
4-2.  【2】クリーニングチェーン店
4-3.  【3】宅配クリーニング店
5.  スーツのクリーニング代が変わるオプション
6.  スーツをクリーニングに出す際の流れ
7.  スーツをクリーニングに出す際のポイントや注意点
8.  スーツをクリーニングに出さないとどうなる?
9.
 スーツのクリーニング代を節約できるお手入れ方法

 

スーツの主なクリーニング方法

まずはじめに、スーツクリーニングの種類を見ていきます。大きく分けて「①ドライクリーニング」「②ウェットクリーニング」の2種類があります。

 ①ドライクリーニング

ドライクリーニングは、水を使わない洗濯方法。石油系の有機溶剤を使う方法で、油汚れなどを落としたい方におすすめです。油性ペン・化粧品・マヨネーズなど油分を含んだ汚れや、チョコレートや口紅など油溶性の汚れを落とすのに優れています。季節の変わり目、衣替えによる長期間保管する場合に、ドライクリーニングをどうぞ。

▼メリット▼
水洗いによる縮み・色落ち・型崩れのリスクが軽減されます。水に弱い、ウールやカシミアなどの素材を使用したスーツにオススメです。

▼デメリット▼
食べ物によるシミや汗など、水溶性の汚れは落としにくい場合があります。また、何回も繰り返し洗いすると、生地が傷みやすくなってしまうので注意が必要です。

 

②ウェットクリーニング

ウェットクリーニングは、水を使う洗濯方法。40℃~60℃の温水で洗う方法で、水溶性の汚れなどを落としたい方におすすめです。食べ物・清涼飲料水によるシミ、夏場の衣類の汗など、水を使用しないと落ちにくい汚れに優れています。スーツに残る水溶性の汚れが気になる方、家庭用洗濯機でスーツを洗うのが不安な場合に、ウェットクリーニングをどうぞ。

▼メリット▼
ドライクリーニングで使用するような化学溶剤を使わない為、生地の風合いが変わりにくいです。また、臭いが残りにくく、生地へのダメージも最小限におさえられます。

▼デメリット▼
ウェットクリーニングには、大きなデメリットはありませんが、家庭で行う洗濯とは異なり、クリーニング店の専門的な知識や技術を駆使したクリーニング方法です。生地へのダメージが気になる方は、事前にクリーニング店のホームページや電話をかけて調べておくと良いでしょう。

 

スーツのクリーニングの頻度・日数・費用相場

スーツのクリーニング代の相場は、スーツ上下で1,000~2,000円程となります。ですが、クリーニング代は、地域のよって価格の変動があったり、形態やサービスによって違ってきます。引っ越し(転勤)が多いビジネスマンは、違いを敏感に感じたことがあるかもしれません。スーツのクリーニングは出す頻度が大切です。個人差はありますが、夏は2週間に1回、冬は1シーズンに1回が目安となります。よく汗をかく人や、営業マンなどに多い屋外で歩き回る仕事をしている人は、回数を増やしても良いでしょう。常に着ている本人は気づきにくい汗の臭い。汗をかいたと分かる日は、クリーニングを検討してみましょう。

●ドライクリーニングの日数と相場・・・日数は1~5日、料金は1,000~1,800円が相場
●ウェットクリーニングの日数と相場・・・日数は7~10日、料金は2,000~4,000円が相場

基本的に、専門技術が必要な“ウェットクリーニング”の方が日数が長く料金も高くなります。また、シミ抜き・撥水加工・防虫加工などオプションを付けると、追加料金となり日数も長くなります。


*****

スーツを着用時にチェックしておきたい「洗濯表示」
衣類全般に “洗濯表示(取り扱い表示)” があります。クリーニングの前に確認することで、お店とのやり取りがスムーズになります。特に、自宅では洗えないような生地・素材にこだわったスーツなどは要確認することをオススメします。

▲細かな洗濯表示は「消費者庁ホームページ」でどうぞ▲
(引用:http://www.caa.go.jp/)
 

最短で受け取る方法

クリーニング店によっては最短当日に受け取りをすることが可能な店舗があります。ここからは店舗と宅配に分けて一般的にどのような条件であれば当日に受け取れるのかご紹介していきます。

■店舗の場合

店舗に持ち込む場合、最短当日に受け取ることが可能です。ただし、当日受けとるには一般的に下記3つの条件があります。

①:クリーニングのオプションをつけない。
②:午前中に出し、夕方(17時頃)以降に受け取りが可能であること。
③:シミや大きな汚れがないこと。

他にもお店によって条件が異なっていたり、そもそも当日仕上げを行っていない場合がありますので、事前にホームページや電話で確認することをおすすめします。また②についても当日受け取りの受付時間がお店によって異なる点も留意する必要があります。

■宅配の場合

宅配クリーニングでは最短翌日受け取りが可能な業者があります。店舗型とは違い、配送の往復が必要になるため当日受け取りが可能な業者はありません。一方で店舗型とは違い、最短で受け取るために必要な条件等がないことがあります。ただし宅配ならではの注意点もあるので、代表的なものをご紹介します。

例①:専用の宅配キットが必要になる場合がある。
例②:お住いの地域によっては納期が延びてしまう可能性がある。
例③:生地によっては仕上がりまで時間がかかる可能性がある。

特に例①では気づきにくい点でもありますので、初回利用かつ早い納期を希望する場合は、専用キットが必要ない宅配クリーニング店を利用しましょう。

***
スーツを当日仕上げすることにより、通常のクリーニングよりも傷みやすく・着心地に影響する可能性があることを念頭に入れておきましょう。これは通常、自然に乾燥させるところを高温の乾燥機で仕上げるために起きてしまうことがあります。当日仕上げは最終手段として考え、通常のクリーニングに出すことを心がけましょう。

種類別にみるスーツのクリーニング代の相場

【1】個人経営&高級クリーニング店

クリーニング代の違いは、スーツ1着にかける手間です。そこでここでは、クリーニング代の相場を見ていきながら、各クリーニング店の特徴を見ていきましょう。

相場:2,000~数万円程(個人経営)  5,000円~(高級クリーニング店)

個人経営のクリーニング店は、処理の工程(包装まで)を職人さん一人で行う場合が多い。1着1着を丁寧に行ってくれるので、仕上がりがよく高品質となります。ですが、クリーニング代は割高となります。

スーツの状態、汚れの程度をしっかりと調べ、スーツに適したお手入れ・クリーニングを行ってくれる高級クリーニング店(専門店)では、さらに割高になってきます。普段使いのスーツは厳しいかもしれませんが、長く着たいお気に入りのスーツや、特別な日の為にスーツを出すのは良いかもしれません。中には、クリーニング前に採寸してスーツの状態を管理し、型崩れを起こさないように補強をしてくれるクリーニング店もあります。

 

【2】クリーニングチェーン店

相場:1,000~2,000円程(追加オプション:クーポン・サービス利用など)

チェーン展開されているクリーニング店の特徴は、仕上がりまでの早さと安さにあります。全ての工程がマニュアル化され、プレス機など使用し、一定のスピードで仕上がっていきます。その為、1着にかける時間が短く比較的安い価格設定がされています。

チェーン店は、近所であればポストにチラシが投函されていることがあり、キャンペーンやクーポンなどが充実していることが特徴です。その為、期間中であれば通常よりも安く利用することできます。毎日着るスーツ、忙しいビジネスマンにオススメです。

 

【3】宅配クリーニング店

相場:1,000~2,000円程(+送料)

宅配クリーニングは、時間指定で自宅から衣類を送り、クリーニングされた衣類を届けてくれるメリットがあり、近年は、利用者が増えているサービスになります。個人経営やチェーン店の場合、お店が混雑しているとなかなか電話での問い合わせが難しいことがありますが、インターネット環境があれば、いつでも申込みが可能です。別途送料がかかる場合があるので、事前にチェックしておくと良いでしょう。仕事や家事で忙しく、営業時間内にクリーニングに出すのが難しい方に便利です。

 

▼▼▼スーツのクリーニング頻度についてが気になる方はこちらもチェックしてみてください。

■ 関連ページ:
スーツのクリーニング・洗濯頻度は?~清潔に保つためのお手入れ方法~

 

スーツのクリーニング代が変わるオプション

●汗抜き加工・・・衣類の生地に染み込んだ汗を取り除く加工。「Wクリーニング」「ウェットクリーニング」の2種類があり、夏に着用するスーツなど、汗をたっぷり吸った衣類に追加することできれいに仕上がります。

●折目加工・・・スーツのパンツなどの折り目をピシッとつけてくれる加工。持続性が高く、新品のような状態で着たい方にオススメ。清潔感が大切な社会人に必須です。

●撥水加工・・・通気性を保ちながら、雨や油などにかかってもはじいてくれる加工。水だけではなく、花粉対策としても良いので、梅雨や花粉症に時期にオススメ。

(引用:http://tane-c.co.jp/)
 

スーツをクリーニングに出す際の流れ

スーツを保護する為に紙袋やビニール袋に入れる

そのままでの状態で持っていても受付は可能ですが、移動中にスーツを落としたり・ひっかけたりすることで傷や汚れがつく場合があります。自家用車での移動の場合も、シワになったり座席から落ちないように袋に入れておく方が無難です。クローゼットから取り出しハンガーがついたままで、スーツと一緒に渡してしまう方も居るようですが、スーツのみを渡しましょう。不要なモノと判断され、クリーニング店で処分扱いになる可能性があります。

どの汚れを落としたいのか明確に伝える

クリーニングに出すスーツには、落としてほしいシミや汚れが付いていることも多いでしょう。落としたい汚れのある場所を明確に伝えましょう。場合によっては追加のオプションが必要になり、予定日数を超えることがあるので必ず確認するようにしましょう。クリーニング店側で気づいてくれる場合もありますが、受け取った時に汚れの落ち方が弱い可能性も考えれます。

受け取り後のポイント

受付が終わると、受付番号や受取日などが記載された伝票を受け取ります。この伝票は、受け取りに必ず必要なので大事に保管しておきましょう。伝票を無くしてしまった場合は、氏名や電話番号などの情報から目的のスーツを探し出してくれます。ですが、見つけ出すのに調べるのに時間がかかり、待っている方に迷惑をかけてしまうことになりかねません。

 

スーツをクリーニングに出す際のポイントや注意点

スーツの上下をセットで出す

最近は、ジャケット・パンツをそれぞれ単体でも着回せるスーツも増え、ジャケットだけが汚れてしまい、上だけをクリーニングに出すという方も多いかも知れません。できれば上下セットでクリーニングに出すようにしましょう。その大きな理由は、風合いに多少の変化が起こる場合があるからです。スーツを上下で着た時に違和感を感じるようになってしまうのは避けたいですよね。

ポケットの中身をチェックすること

意外と多いのが、ポケットの中身がそのままの状態でクリーニングに出してしまう事。スーツへのダメージが大きいモノが入っていると逆に傷めてしまう可能性もあります。クリーニング店の方が洗濯前にチェックをしてくれますが、スーツのデザインによっては気づかない場合もあります。必ずチェックしておきましょう。

スーツをクリーニングに出さないとどうなる?

ヨーロッパではスーツは洗うものではないとされていますが、これはヨーロッパの気候や通勤の方法・持っているスーツの数が多いなど複数の条件からなるものです。高温多湿な日本では汗をかきますし、2~3着を着まわす事が多かったり、食事の際にハネて汚れてしまうことも多々あります。それらが原因で臭いや染み・虫食いなどが発生してしまう可能性が高まります。もちろん、不必要にクリーニングに出すことはおすすめしませんが、汗や汚れがついてしまった場合にはクリーニングに出すようにしましょう。

 

スーツのクリーニング代を節約できるお手入れ方法

毎日ブラッシングをする

スーツのケアには、毎日のブラッシングが必要です。なかなか忙しい時は難しいですが、日頃からホコリを除去しておくことでスーツがより長持ちします。ブラッシングの仕方によっては逆効果となるので、丁寧なブラッシングを心掛けましょう。

▼▼▼洋服ブラシの選び方や使い方が気になるかたはこちらもチェックしてみてください。

■ 関連ページ:
洋服ブラシの選び方から使い方、おすすめの種類やスーツのお手入れ(ブラッシング)を完全解説

複数枚揃えて休ませながら着まわす

スーツは複数枚揃え、同じスーツを毎日着用せず、1日着た後は2~3日休ませておくのが基本です。着用しない時間を作ることで生地の水分を放出し、シワや型崩れが発生した状態から元に戻りやすくなります。スーツの保管場所は、風通しの良い場所にし、生地が吸収した湿気を飛ばすようにしましょう。スーツの着数は、1~2着ではなく、シーズンごとに5着程度揃えておくと安心です。

ハンガーを使って正しく保管する

スーツだけの話ではありませんが、サイズが合っていないハンガーにかけると型崩れが起こり、着た時のシルエットが大きく変化してしまいます。スーツを保管するときのハンガーは、肩のラインに厚みのあるスーツ専用のハンガーを使用しましょう。また、クリーニングから受け取ったスーツに被せられているビニールはすぐに取り外しましょう。そのまま保管していると湿気がたまりやすく虫食いの原因になりかねません。

保管する環境を整える

スーツはカビや虫食いが起きやすい物です。湿気が多かったり、風通しの悪い環境で繁殖しやすいため、直射日光があたらない風通しの良い場所で保管しましょう。クローゼットに保管している場合は、定期的に開放するか乾燥剤・防湿材をクローゼットの中に設置する・スーツとスーツの間に数cm隙間を作ると良いでしょう。

 

▼▼▼毎日のお手入れ方法やよくある質問はこちらをチェック

■ 関連ページ:
スーツのお手入れ方法

 

***
いかがでしたでしょうか?


スーツのクリーニング代は、社会人になり年齢が上がるにつれて訪れる機会が多くなります。まずは、お近くにあるクリーニング店の様子や価格設定を確認し、自分のライフスタイルにあったクリーニング店を見つけてみては。

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