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シーン別スーツ(フォーマル・礼服)

【男性】葬式・葬儀の服装マナー|喪服・ブラックスーツの種類と注意点、購入場所を紹介

(最終更新日:2025.12.01)2025.08.08 # シーン別スーツ(フォーマル・礼服)

訃報は突然訪れるものなので、急な葬式・葬儀でも適切な服装で参列できるように準備しておきたいです。喪服には選び方やマナーの観点から押さえるべきポイントがいくつもあります。いざという時に備えて、基本を押さえておくと良いでしょう。

そこで今回は、『喪服の種類』『葬式・葬儀は準喪服が基本』『葬式・葬儀の服装マナー』『葬式・葬儀の服装の注意点』『喪服を購入できる場所』『葬式・葬儀に必要なアイテム』『急な訃報でも慌てないよう、事前に喪服を用意しておきましょう』について見ていきながら、男性が知っておきたい葬式の服装マナーや準備のポイントを紹介します。

 

喪服の種類

喪服は、格式や着用シーンによって大きく3種類に分かれます。場面に合った喪服を選ぶことは、失礼のない弔問マナーの一つです。まずは喪服にどのような種類があるのかを知っておき、正しい判断ができるようにしておきましょう。

1.正喪服・モーニングコート

(引用:https://www.rental110.com/)
正喪服(せいもふく)は、最も格式の高い喪服とされ、一般的に喪主や近親者など、重要な立場の人が着用します。男性の正喪服には「モーニングコート」が用いられ、黒のジャケット・ベストに縞模様のスラックス、白シャツと黒無地のネクタイを合わせた装いが基本です。葬儀の形式や地域の風習によっても異なりますが、一般の参列者が着用することはほとんどありません。正喪服は礼儀を重んじた最上級の礼装であることを理解しておくと良いでしょう。

2.準喪服・ブラックスーツ

準喪服(じゅんもふく)は、喪服の中でも最も広く使用されているスタイルで、弔事において一般参列者が着用する基本の服装とされています。男性の場合は、無地のブラックスーツに白いワイシャツ、黒のネクタイ・黒靴・黒い靴下を合わせるのが一般的です。格式としては正喪服の次に位置づけられており、通夜・葬式・告別式など、幅広い場面に対応することができます。最近では喪主や親族を含め、多くの人がこの準喪服を着用しています。

3.略喪服・ダークスーツ

略喪服(りゃくもふく)は、準喪服よりも格式が控えめな服装で、平服(へいふく)指定の弔問や急な通夜などで着用されます。男性の場合、濃紺やチャコールグレーなどのダークスーツに白シャツ、黒または落ち着いたトーンのネクタイを合わせるのが一般的です。完全な喪服ではありませんが、TPOに応じて適切に着こなせば失礼にはあたりません。ただし正式な葬儀や告別式では準喪服以上が望ましいため、略喪服の使用は場面を見極めて着用しましょう。

▽喪服の礼服との違いについて気になる方はこちら。

■ 関連ページ:礼服と喪服の違い《男性編》スーツの着こなし方・マナーなどを徹底解説!

 

葬式・葬儀は準喪服が基本

葬式に参列する際の男性の服装は、準喪服であるブラックスーツが基本とされています。格式としては正喪服の次に位置づけられますが、現在では多くの弔事で広く着用されており、実質的に標準的な喪服として定着しています。ブラックスーツは、深みのある黒色で、光沢のないマットな素材が使われているのが特徴です。ビジネス用の黒スーツとは印象が異なるため、兼用は避けた方が良いでしょう。準喪服を正しく着用することで、故人や遺族への敬意を示すことにもつながります。

 

葬式・葬儀の服装マナー

葬式に参列する際は、スーツだけでなく、シャツやネクタイ、靴など身につける小物にも注意が必要です。服装の細部にも配慮することで、場にふさわしい慎ましさや礼儀正しい印象を与えることができます。

葬式では何色のシャツを着るべき?

葬式や葬儀で着用するワイシャツは、無地の白が基本です。控えめで清潔感のある印象を与えるため、柄物や光沢のある生地、カジュアルなデザインは避けましょう。ボタンダウンシャツやカラーシャツもカジュアルな印象があるため、レギュラーカラーやワイドカラーなどのシンプルなデザインが適しています。またしわや汚れのない、清潔なシャツを着用しましょう。スーツの中に着るワイシャツにも気を配ることが大切です。

葬式のネクタイは何色?

葬式の場では、派手な柄や装飾のあるネクタイは不適切とされており、黒無地で光沢のないものを着用しましょう。光沢が強い素材よりも、マットな質感のポリエステルなどが望ましいです。また細すぎるネクタイや、デザイン性の高いものは避け、落ち着いた印象のものを選びましょう。結び方にも注意し、ネクタイピンは原則として使用しないことをおすすめします。細部まで気を配った身だしなみが、故人やご遺族に対する礼儀につながります。

葬式ではどんなベルトがいい?

葬式には、装飾のない黒の革ベルトがふさわしいです。大きなバックルやブランドロゴ、金具の装飾が目立つものは避け、できるだけシンプルで控えめなデザインのものを選びましょう。スーツに合った、フォーマルな印象を保つことがポイントです。またベルトの幅も一般的なサイズに留め、過度に細い・太いものは避けましょう。目立たない部分ではありますが、葬儀の場では全体的に見て調和のとれた服装がマナーとして求められます。

葬式の靴下の色・長さは?

葬式に着用する靴下は、黒無地で長めのタイプのものを選びましょう。柄入りや白・グレーといった明るい色の靴下は、フォーマルな場には不向きとされます。また着席時に肌が見えてしまわないよう、ふくらはぎ丈以上の長さがあるものを選ぶと安心です。座った時にスーツの裾から肌がのぞくと、だらしない印象を与える恐れがあるため注意しましょう。ご遺族や参列者への配慮として、見えないところにも意識を向けることが大切です。

葬式でどんな靴を履くべき?

葬式に参列する際は、黒の革靴が基本です。中でも装飾のないプレーントゥタイプの革靴が最も適しており、金具付きのモンクストラップや、スエードなど、カジュアルな素材・デザインは避けましょう。ストレートチップも許容範囲ですが、可能な限りシンプルなデザインにするのがおすすめです。靴の素材やデザインが場の雰囲気に合わないと、全体の印象を損ねてしまいます。葬儀は格式を重んじる場なので、足元まで気を抜かず、礼儀正しい着こなしを心がけましょう。

 

葬式・葬儀の服装の注意点

葬式や葬儀の場では、TPOやマナーを守った着こなしが求められます。喪服の形式に沿っていても、細かい部分で不適切とされるアイテムやスタイルがあるため注意が必要です。場にふさわしい身だしなみを意識し、失礼のない服装で参列しましょう。

ビジネススーツやスリーピーススーツは着用しない

ビジネススーツやスリーピーススーツは、喪服とは異なるため葬式の場には適していません。ビジネス用のスーツは光沢のある素材が使用されていることが多く、深い黒でない場合もあるため、準喪服としてのブラックスーツとは区別されます。またスリーピーススーツのベストは、正装の印象を強めるため、弔事においては格式が高く、違和感を与える可能性も。葬式に参列する際は、落ち着いたブラックのツーピーススーツを着用し、場にふさわしい控えめな装いを心がけましょう。

殺生を連想させるアイテムは避ける

葬式では「殺生」を連想させるアイテムはタブーとされており、特に動物の毛皮を使った衣類や小物の使用は避けましょう。寒い冬の季節でも、毛皮のコートやファー付きの手袋などは、不快な印象を与えてしまうことがあります。またベルトや革靴は一般的に許容されていますが、アニマル柄や目立つデザインのものは避け、シンプルなものがおすすめです。服装は故人や遺族への敬意を示すものなので、弔事にふさわしい、落ち着いた素材を意識しましょう。

アクセサリーはつけない

葬式の場では、結婚指輪を除き、基本的にアクセサリー類はつけないのがマナーとされています。ピアス、ネックレス、ブレスレット、その他ファッション性の高い装飾品は避けるのが一般的です。腕時計をつける場合も、金属光沢が強いものや装飾性の高いデザインのものは避けましょう。また華やかさや個性を主張するようなアクセサリーは、葬儀の場には不適切です。控えめで慎ましい装いを心がけることが、故人や遺族への礼儀となります。

香水はつけない

葬式に参列する際、香水は付けないようにしましょう。強い香りは周囲に不快感を与える可能性があり、故人や遺族に対して無礼と受け取られることもあります。また香水だけでなく、柔軟剤やヘアスタイリング剤など、衣類や髪に残る香りにも注意が必要です。特に閉ざされた空間では香りが広がりやすく、本人が思っている以上に目立つことがあります。さらに自分では気づきにくい体臭やタバコの臭いなども配慮し、清潔感を意識した無臭に近い状態で参列するのが理想です。

 

喪服を購入できる場所

喪服は、紳士服専門店をはじめ、総合スーパーやファストファッション店、オーダースーツ専門店など、さまざまな店舗で購入することができます。急な訃報で喪服をすぐに用意しなければならない場合は、既製品を取り扱っている紳士服店や量販店、もしくはレンタルサービスの利用が便利です。店舗によっては裾上げなどの簡単な調整を即日対応してくれるところもあります。一方であらかじめ準備しておきたい場合や、より自分の体型に合った一着を求める場合は、オーダースーツ専門店での購入がおすすめです。体にフィットしたスーツは見た目にもきちんと感があり、既製品より長く使うことができます。目的や緊急性に応じて、自分に合った購入方法を選びましょう。

 

葬式・葬儀に必要なアイテム

葬式や葬儀に参列する際には、喪服の着用だけでなく、持ち物の準備も欠かせません。故人や遺族に対して敬意を表すためにも、適切なアイテムを揃えておくことが大切です。事前に用意し、当日に慌てないよう備えておきましょう。

香典(こうでん)・香典袋

香典(こうでん)は、故人への弔意と遺族へのお悔やみの気持ちを表すための金銭で、葬儀の際に持参するのが一般的です。金額は故人との関係性や地域の慣習によって異なりますが、3,000円~1万円程度が相場とされています。香典袋には「御霊前」や「御香典」など、宗教に合った表書きを選び、中袋には金額と自分の氏名・住所を記載します。また、香典袋はコンビニや文具店などでも購入できますが、デザインや水引の色に注意しましょう。

袱紗(ふくさ)

袱紗(ふくさ)は、香典袋を包んで持参するための布で、香典が汚れたり折れたりするのを防ぐ役割があります。香典を直接バッグに入れるのはマナー違反とされるため、必ず袱紗に包んでから持参するようにしましょう。色は落ち着いた寒色系で、特に紫色は慶弔両方で使えるため一枚持っておくと便利です。包み方にも作法があり、弔事では左開き(右から左に開く)にするのが正式です。葬儀に限らず、法事など他の弔事にも使用できるため、スーツといっしょに事前に用意しておくと良いでしょう。

▽法事に着るスーツについて気になる方はこちら。

■ 関連ページ:法事に着るスーツとは?~黒色・喪服・平服で見る服装の違い~

数珠(じゅず)

数珠(じゅず)は、仏教の葬儀や法要で用いられる礼拝具で、参列者として持参することが望ましいです。宗派ごとに細かい違いがあるものの、一般的には略式数珠を使えば問題ありません。略式数珠は宗派を問わず使えるため、ひとつ用意しておくと安心です。使用時には合掌の際に手にかけたり、礼拝の際に持ったりするなど、扱い方にも気をつけましょう。数珠を持たずに参列すると、マナーに欠ける印象を与えることもあるため注意が必要です。

ハンカチ

葬式の場では、涙をぬぐうだけでなく、身だしなみとしてもハンカチを携帯しておくことがマナーとされています。色は白または黒の無地を選び、派手な柄や刺繍のあるデザインは避けましょう。素材は綿や麻など、吸水性が良く落ち着いた印象のものがおすすめです。ハンカチは見落としがちなアイテムですが、遺族に挨拶をする際や式中の所作で自然と目に留まるため、清潔感のあるものを持参すると良いでしょう。

 

急な訃報でも慌てないよう、事前に喪服を用意しておきましょう

訃報は前触れもなく突然訪れます。いざという時に落ち着いて故人を偲ぶためにも、葬式用の服装やアイテムを事前に準備しておくことが大切です。準喪服としてのブラックスーツを一着用意することで、通夜や葬儀・告別式など幅広い場面に対応することができます。
オーダースーツ専門店グローバルスタイルでは、サイズ感抜群の準喪服をオーダーすることも可能です。シンプルで落ち着いたデザインの一着を用意しておくことで、急な場面でも自信を持って礼儀正しく参列できるでしょう。

 

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