葬式・通夜・喪服
NEW喪服に合わせる靴選びの基本|男女別に見る正しいマナーと注意点
葬儀やお通夜に参列する際、「喪服に合わせる靴は何が正解なのか」と迷う方は少なくありません。喪服の靴選びを誤ると、フォーマルな場にふさわしくない印象になってしまうこともあります。突然の訃報に慌てないためにも、喪服の靴のマナーを知っておくのは重要です。
そこで今回は、『【男女別】喪服の種類』『喪服に合わせる靴選びの基本4選』『【男性向け・女性向け】喪服に合わせる靴の選び方』『喪服の靴に関するよくある質問(Q&A)』『場に適した靴を選ぼう』について見ていきながら、男女別にが知っておきたい喪服の靴マナーや選び方を紹介します。
目次
【男女別】喪服の種類
男性|喪服の種類
男性の喪服には、「正喪服」「準喪服」「略喪服」の3種類があります。最も格式が高い正喪服は黒のモーニングコートで、主に葬儀で喪主・親族が着用します。一般参列者が最も多く着用するのは準喪服で、無地のブラックスーツとなります。
また、略喪服としてダークスーツがあり、平服指定の弔問や急な通夜などで着用されます。正式な葬儀では準喪服以上が望ましいため、TPOに応じて着用しましょう。
女性|喪服の種類
女性の喪服は、男性と同じく「正喪服」「準喪服」「略喪服」の3種類に分かれます。正喪服は、和装(五つ紋の黒い着物)と洋装(ブラックフォーマル)となり、喪主や親族が着用するとされています。一般参列者が最も多く着用するのは準喪服で、黒ワンピースやアンサンブルとなります。
また、急な弔問や通夜、三回忌以降の法要は略喪服での参列となり、ダークスーツや黒ワンピースを着用します。女性も男性と同じく、場に合った服装を意識しましょう。
喪服に合わせる靴選びの基本4選
1.色は黒を選ぶ
喪服に合わせる靴は、基本的に黒が正式とされています。黒以外の茶・グレー・ネイビーなどの靴は弔事には不向きで、マナー上も避けるのが無難です。また、同じ黒でも強い光沢がある靴は華美な印象となり、フォーマルな場ではふさわしくありません。喪服には落ち着いた質感の黒の靴を選ぶことで、足元から品格のある装いを整えられます。
2.シンプルなデザインにする
喪服に合わせる靴は、できるだけ装飾がないシンプルなデザインを選びましょう。リボンや金具、派手なステッチ、ブランドロゴが目立つものはカジュアルな印象になりかねません。装飾のない靴を選ぶことで、足元に落ち着いたフォーマル感を演出できます。靴を選ぶ際には、スーツや喪服全体との調和を意識すると良いでしょう。
3.素材は光沢感のないものを選ぶ
靴の素材は、本革・合成皮革・布などツヤのない落ち着いた質感のものを選ぶのが基本です。強い光沢のあるエナメル素材は華美に見えるため避けましょう。また、本革であっても 動物柄など殺生を連想させるデザインや、カジュアル感の強いスエード素材は喪服に不向きです。控えめで上品な素材を選ぶようにしましょう。
4.礼服に合わせる靴との違い
礼服とは、冠婚葬祭すべての場で着用されるフォーマルウェアの総称であり、その中でも喪服は「弔事専用」の服装を指します。結婚式などの慶事では、光沢感のある靴でもマナー違反ではありません。同じ礼服でもマナーの違いを理解することで、場に相応しいフォーマルスタイルになります。
▽喪服の礼服との違いについて気になる方はこちら。
■ 関連ページ:礼服と喪服の違い《男性編》スーツの着こなし方・マナーなどを徹底解説!
【男性向け】喪服に合わせる靴の選び方
1.靴のデザイン
男性の喪服に合わせる靴は、「ストレートチップ」や「プレーントゥ」が基本です。特にストレートチップはフォーマル度が高く、葬儀・お通夜では無難で失礼のない選択として推奨されています。反対に、デザイン性の高いウィングチップやローファー、スリッポンなど紐のない靴はカジュアル要素が強く喪服には不向きです。弔事では、落ち着いた王道デザインを選ぶことが重要です。
2.靴の羽根
男性の喪服に合わせる靴は、紐を通す羽根が内側に縫い付けられた「内羽根式のストレートチップ」を選ぶのがおすすめです。最もフォーマルなデザインとされ、喪服に合わせる靴として最適です。また、内羽根式のストレートチップは冠婚葬祭すべての場面で着用できます。礼服用しても活用しやすいため一足持っておくと良いでしょう。
3.靴下の合わせ方
男性の喪服に合わせる靴下は、黒無地を選ぶのが基本マナーです。グレーや白ソックスなどの色味、ストライプやチェック柄といった柄物は、喪服としてマナー違反になるため避けましょう。また、素肌が見えるのは失礼にあたるため、ふくらはぎまで覆える長さの靴下を選ぶことが大切です。シンプルな黒無地のロング丈を着用するのが良いでしょう。
▽男性版|葬式・葬儀の服装マナーについて知りたい方はこちら。
■ 関連ページ:【男性】葬式・葬儀の服装マナー|喪服・ブラックスーツの種類と注意点、購入場所を紹介
【女性向け】喪服に合わせる靴の選び方
1.つま先のデザイン
(参考:https://www.rakuten.co.jp/)2.ヒールの高さ
女性が喪服に合わせる靴の高さは、3〜5センチ程度の太めヒールを選びましょう。3~5センチであれば歩きやすく安定感があり、フォーマルな場にふさわしい上品さも保てます。反対に、ヒールがまったくないフラットシューズはカジュアルに見えやすく、喪服には不向きです。適度な高さと太さのあるヒールを選ぶことが重要です。
3.ストッキングの合わせ方
女性が喪服に合わせるストッキングは、黒の無地で、薄すぎず厚すぎないデニールを選ぶのがおすすめです。自然な透け感のある黒なら、上品で落ち着いた印象になります。反対に、柄入りストッキングや分厚めのタイツはカジュアルな印象が強く、喪服とのバランスも取りにくいため避けるのが無難です。基本的なマナーはありますが、寒い季節などは周囲と相談しながら決めると良いでしょう。
▽女性版|葬式・お通夜の服装マナーについて知りたい方はこちら。
■ 関連ページ:女性のフォーマル(礼服・喪服)のマナーを紹介 ~お葬式・お通夜で着るスーツ
喪服の靴に関するよくある質問(Q&A)
Q.喪服の子どもの靴はどうする?
A.学生が葬式に参列する場合、学校指定の靴があればそのまま着用して問題ありません。制服がない場合は、派手な色・ロゴのデザインは避け、黒に近い落ち着いた色味のローファーやシンプルなスニーカーを選びましょう。靴下も靴と同様、学校指定のであれば黒でなくても問題ありません。ただし、くるぶしソックスやルーズソックスなどカジュアルに見えるタイプはNGのため避けると良いでしょう。
Q.高齢者や妊婦はどんな靴を履けばいい?
A.高齢者や妊婦の方、足の不自由な方が喪服に合わせる靴は、まず歩きやすさを最優先に選びましょう。黒でシンプルなデザインを基本としつつ、足あたりの柔らかい素材やクッション性のある中敷き、滑りにくいソールなど、安全に歩ける機能性を重視するのがおすすめです。
Q.礼服用の黒い靴はそのまま喪服にも使える?
A.結婚式などの慶事で使用した礼服用の黒い靴は、基本的にそのまま喪服にも使用できます。礼服に合わせる靴は弔事でも兼用できますが、光沢が強いエナメル素材や、ローファーなどのカジュアル要素があるデザインは喪服には不向きです。冠婚葬祭すべてで使える靴を選びたい場合は、黒の内羽根式ストレートチップを1足持っておくと安心です。
場に適した靴を選ぼう
喪服に合わせる靴は、故人や遺族への敬意を示すため、できるだけ落ち着いたデザインと素材を選ぶことが大切です。年代や状況に応じて歩きやすさを優先しても問題はありませんが、黒でシンプルなデザインを守ることがマナーです。
オーダースーツ専門店グローバルスタイルでは、喪服に合わせる靴をオーダーすることも可能です。急な場面でも対応できるように、冠婚葬祭に合う靴を事前に用意しておきましょう。
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