シーン別スーツ(フォーマル・礼服)
結婚式スーツにベストはいらない?最適なベストの選び方と着こなし
結婚式に着るスーツに “ベスト” の着用はありなのか?結論、ベストは積極的に取り入れていきたい!特別なシーン「格好が良いスーツで参列したい」と考えている方におすすめのアイテムです。
そこで今回は、結婚式にベストを着用したくなる!『結婚式でベストを着用するメリット』『結婚式に最適なベストの選び方』について見ていきながら、おすすめの着こなし方をご紹介していきます。
目次
そもそもベストってどんな服?
ベストの歴史や由来とは
スーツに合わせる “ベスト” は本来、シャツなどのインナーウェアとジャケットなどのアウターウェアの間に着る “中着” という意味から生まれたアイテムです。19世紀以前の男性にとってベストは大事な “中着” であり、必要不可欠とされていました。ヨーロッパでは古くからシャツは下着であると言う考え方があり、スーツの上着を脱いで下着であるシャツがむき出しならようにするためにベストが存在する理由があったという事です。
ベストは国によって名前が違う
“ベスト” の呼び方も国によって色々違っていてフランスではジレ、イギリスではウエストコート、アメリカではベスト、イタリアではパンチオットといったように使い分けられています。つまり、日本ではジレとベストは同義語という事になります。
結婚式でベストを着用するメリットとは?
① フォーマル感や、華やかさが増す

② スタイルが良く見える
ベストを着用する事で、シルエットにも大きな影響を与えます。Vゾーンが強調され視線が上がる事で脚長効果があります。また、ウエスト部分が絞られスリムに見えスタイリッシュな装いになります。
結婚式に最適なベストの選び方
ベストの種類
「シングルベスト(襟なし・襟あり)」
襟なしのシングルベストは、最もオーソドックスなデザインで癖のないモダンなイメージを与えることができます。着こなしに自信がない人でも挑戦しやすいです。20代の若い世代の方も合わせやすく、結婚式のスーツスタイルにも最適です。
襟付きのシングルベストは、襟なしよりもカッチリとクラシックなイメージを与えることができます。ファッション性が高く、上級者向けのデザインです。
結婚式の二次会など、ジャケットを脱ぐ機会がある場合、襟が付いている事でベスト一枚でも様になります。
「ダブルベスト(襟なし・襟あり)」
襟なしのダブルベストは、小粋さがありエレガントなイメージを与えることができます。スーツの着こなしに新鮮さと個性を求めている方におすすめのデザインです。ダブルベストをチョイスするだけで人との違いやスリーピースの着こなし上級者感を人に与えることが出来ます。
襟付きのダブルベストは、これまで紹介したベストの中で最も重厚感のあるイメージになります。
スリーピースをある程度着こなして経験を積んだ上で、大人の男を演出したい人や、ダンディなイメージを表現したい人にオススメです。
「オッドベスト」
ベストの種類には “オッドベスト” と呼ばれるスタイルもあります。必ずしもジャケット・パンツと同じ柄・生地で揃えてなくてはならないということはありません。スーツ上下に、ベストだけ単品で全く違う色があえて挟む着こなしも増えています。着こなし方によっては目立つスタイルなので、結婚式などフォーマルさが求められるシーンでは注意が必要です。色はビビットカラーなどの明るい色は避け、落ち着いた色合いがオススメ。柄は、シンプルな無地が無難です。
●オッドベストとは・・・上着とセットになっていない単独のベストのことを指します。
ベストの色
ベストの色は、華やかな印象になる “グレーのベスト” がおすすめ。どんなスーツにも相性が良く合わせやすいです。グレースーツに同色系のグレーベストもオシャレにまとまります。華やかさ・お祝い感のでるシルバーベストもオススメです。黒のベストは喪服のイメージになりやすいので避けましょう。柄は、無地や千鳥格子などシンプルなモノを選ぶようにしましょう。結婚式シーンはもちろん、ビジネス・カジュアルにも合わせられます。
ベストの素材

ベストのサイズ感
▲(左)正しいサイズ感(右)ベストのサイズ感が合っていない▲
結婚式に相応しいベストの着こなし方
ベストの一番下のボタンは外す
着こなし方でまずはじめに覚えて置きたいのが、ボタンの留め方です。ベストは、ボタンの数や型に限らず “一番下のボタンを外す” が正しいマナーとなります。これは、ジャケットやベスト等のドレスアイテムにある「アンボタンマナー」というルールからきています。
●アンボタンマナーとは・・・ジャケットやベストについているボタンは、“一番下のボタンを外す(unbutton)”ことが基本とされています。
中性のヨーロッパでは、ボタンは装飾品としての役割を持ち、ジャケットを留めるものではなくデザイン重視とされていたことの名残。
シャツの襟先はベストの下に入れる
意外と見落としがちなのが、シャツの襟先がベストの上にきてしまっている事。フォーマルな “ウィングカラー” や “イタリアンカラー” など、襟型に特徴のあるシャツを除き、シャツの襟先はベストの下に入れスタイリッシュに見せるようにしましょう。
結婚式にベストのみで行くのはNG
夏の結婚式でつい考えがちなのが「ジャケットなしでベストで良いのか」という疑問です。結論、結婚式などフォーマルなシーンでは、ドレスコードとしてジャケットは必ず着用していきましょう。基本はスーツです。暑さが気になる方は、ジャケットや中に着るインナーを夏向けのアイテムで工夫するようにしましょう。
スラックスの股上はある程度深めにする
スーツのパンツの股上はある程度浅くても良いが、スリーピースのパンツの股上は深い方が良い。その理由はパンツのウエスト部分とベストの裾の重なりが多い方が一体化しているように綺麗に見えるからです。ベストとパンツの間からシャツが見えてしまうのは一番みっともない見え方になります。
▽結婚式にふさわしい服装マナーが気になる方はこちらもチェック。
■関連ページ:【男性ゲスト必見】結婚式にふさわしい服装マナーとNG例を徹底解説!
【ブラックスーツ】ベストを使った結婚式コーデ
ブラックスーツ×襟付きシングルベスト
深みと艶感のあるブラックカラーのシンプルな無地スタイル。ベスト付のスリーピースでフォーマル感・エレガントさをプラス。結婚式におすすめのホワイトカラーのネクタイでどうぞ。
ブラックスーツ×襟無しシングルベスト
こちらも艶感の綺麗なブラックカラーのシンプルな無地スタイル。白シャツに光沢感のあるストライプ柄のネクタイをアクセントに。チーフは、華やかさにやわらかい雰囲気をプラスしたパフ(Puff)折りでまとめています。
ブラックスーツ×オッドベスト&ダブルベスト
(引用:https://viossi.com/products/)
【ネイビースーツ】ベストを使った結婚式コーデ
ネイビースーツ×襟付きシングルベスト
シンプルなネイビーカラーの無地スタイル。ジャケットは、チェンジポケット仕様でクラシカルに。控えめなペイズリー柄のネクタイが爽やかさを演出してくれます。
ネイビースーツ×襟無しダブルベスト
艶感の綺麗なネイビーカラーにシンプルな無地を合わせたスタイル。色数を少なくネクタイやチーフを赤で揃えスーツの存在感を際立たせています。ジャケットの襟はピークドラペル、ベストはダブル仕様とこだわっています。結婚式の二次会などにおすすめのスタイルです。
ネイビースーツ×襟無しシングルベスト

▽ネイビースーツの着こなしが気になる方はこちらもチェック。
関連ページ:結婚式(参列)でネイビースーツをお洒落に着こなすポイントとコーデ
【グレースーツ】ベストを使った結婚式コーデ
グレースーツ×シングルベスト
ライトグレーにさり気ないグレンチェック柄を組み合わせたスタイル。ベスト単体でも格好が良い雰囲気を演出できます。グレンチェック柄は、英国紳士な装いをしたい方におすすめ。カジュアルウェディングや二次会などにおすすめです。
グレースーツ×襟無しシングルベスト

グレースーツ×襟なしシングルベスト

▽グレースーツの着こなしが気になる方はこちらもチェック。
関連ページ:結婚式の男性ゲストにふさわしいグレースーツの選び方は?お洒落な着こなし方を動画付きで紹介
まとめ
結婚式にベスト付のスーツを着用するとよりフォーマルな印象になるためオススメです。ベストの種類は様々、結婚式会場に合わせ最適な着こなし方でドレスアップしてみては。
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