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シーン別スーツ(フォーマル・礼服)

【男性ゲスト】結婚式にふさわしい服装マナーとは?NG例な着こなしをわかりやすく解説

(最終更新日:2025.12.01)2023.10.13 # シーン別スーツ(フォーマル・礼服)

結婚式にはさまざまな服装マナーがあります。初めて招待された方や、上司も出席する式に呼ばれた方など、男性ゲストは「どんなスーツを着れば良いのか」と服装マナーについて悩むことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、男性ゲストのための『男性の礼服の種類をおさらい』『結婚式で男性が守るべき服装マナー』『タキシードを着用する場合のマナー』『結婚式でNGな男性ゲストの服装』『結婚式で差が付くおしゃれな男性ゲストの服装』について見ていきながら、服装のマナーや避けるべきNGなアイテムを紹介します。

 

男性の礼服の種類をおさらい

結婚式などのフォーマルな場で着る服装は、格式に応じて正礼装、準礼装、略礼装の3種類に分けられます。場の格式や立場に合わせて、適切な装いを選ぶことが大切です。
正礼装最も格式が高く、新郎や両家の両親、仲人など主役や関係者が着用(モーニングコート・タキシード
準礼装正礼装に次ぐ格式で、主賓クラスとして招かれた方が着用(ディレクターズスーツ・タキシード
略礼装礼服の中で最もカジュアルで、一般ゲストとして結婚式や披露宴、二次会に出席する際に着用(ブラックスーツ・ダークスーツ

 

結婚式で男性が守るべき服装マナー6選

結婚式に参列する男性は、招待状のドレスコードを確認し服装マナーを守ることが大切です。ここからは、結婚式の服装マナーについて紹介します。

マナー1|スーツの色・柄

結婚式でのスーツは、格式や立場に合わせて色・柄を選ぶことが大切です。一般的なマナーとしては、ブラックやダークネイビーなど落ち着いたダークカラースーツが基本で、無地や控えめなストライプ柄が好まれます。

一方、カジュアルな結婚式や二次会では、やや明るいネイビーやミディアムグレーのスーツを着用しても出席の問題はありません。清潔感と上品さを意識することがポイントです。スーツの色や柄に迷った場合は、お店のスタッフに相談するのがおすすめです。オーダースーツ専門店なら、マナー面も含めてアドバイスしてくれる場合もあるため、購入時に一緒に確認すると安心です。

マナー2|シャツの色・襟型

(左)一般的な結婚式(右)カジュアルな結婚式
シャツの色は白無地、もしくは白無地に織り柄が入ったものがおすすめです。ブラックやダークネイビーのスーツに合わせる場合は、シンプルな白無地が基本ですが、織り柄のシャツは光沢感や表面の凹凸によってドレッシーな印象になります。カジュアルな結婚式であれば、白無地のシャツ以外にも薄いブルーのシャツを選んでも良いでしょう。ネイビーやグレースーツに薄いブルーの無地や織り柄シャツを合わせることで、より華やかさを演出できます。

(左)レギュラー(中)ワイド(右)ボタンダウン
また、シャツの襟型はレギュラーカラーワイドカラーが適しています。フォーマルな場ではシャープでスッキリ見えるこれらの襟型がおすすめです。また、ボタンダウンは元々カジュアルシャツとして発祥した歴史があるため、結婚式のようなフォーマルな場では避けるのがマナーです。

マナー3|ベスト

(左)一般的な結婚式(右)カジュアルな結婚式
結婚式ではスリーピーススーツが格式高い装いとされ、ベストを着用することでよりフォーマルで洗練された印象になります。ベストの色はスーツと同系色を選ぶと統一感が出やすくなります。一方、カジュアルな結婚式であれば、スーツと同素材のスリーピースでまとめるのはもちろん、あえて異なる色のベスト(オッドベスト)を合わせて華やかさを演出するのもおすすめです。

マナー4|ネクタイ・ポケットチーフ

(左)一般的な結婚式(右)カジュアルな結婚式
結婚式のネクタイは無地やレジメンタルなどシンプルな柄で、色はシルバーグレーがおすすめです。かつては白無地が基本でしたが、最近ではシルバーグレーも結婚式に相応しい色として定番となっていますネクタイに合わせてポケットチーフを挿すと、メンズらしい華やかさが加わり一層ドレッシーな印象になります。一般的な結婚式では白やシルバーグレーのポケットチーフがおすすめですが、カジュアルな結婚式ではブルーやイエロー、グリーンなど淡い色のネクタイやチーフを合わせることで華やかな印象がよりアップします。

▽結婚式のネクタイの色や柄のマナーについて詳しく知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:結婚式ネクタイの選び方とは?色柄の基本的なマナーとカラー別おすすめコーデ10選を紹介

マナー5|シューズ・靴下

結婚式での靴は、紐で結ぶタイプの黒のストレートチッププレーントゥがおすすめです。最もフォーマルとされるストレートチップは格式ある場にふさわしく、プレーントゥもシンプルで上品な印象を与えます。革は光沢感のあるエナメルタイプを選ぶと、よりドレッシーで華やかな雰囲気になります。合わせる靴下はスーツやシューズに調和する薄手の黒無地ソックスを選びましょう。

マナー6|バッグ・持ち物

結婚式に参列する際のバッグは、コンパクトで上品に持てる黒のクラッチバッグがおすすめです。本来は手ぶらがマナーとされていますが、スーツのポケットに物を詰め込むとシルエットが崩れたりシワの原因になってしまいます。クラッチバッグであれば必要最低限の荷物を入れて席まで持ち運べます。スーツの色とも合わせやすいため、全体の印象をすっきりと整えてくれます。

 

タキシードを着用する場合のマナー5選

ブラックスーツやダークスーツではなく、よりフォーマルな装いのタキシードの着用マナーについてはどうでしょうか?詳しく紹介していきます。

マナー1|着用する時間帯

タキシードは正式なマナーとして、午後6時以降に着用するのが基本です。メンズ礼服の中では正礼装としても準礼装としても扱われますが、いずれの場合も「夜の礼服」とされているため、その点を押さえておくと安心です。

マナー2|ベストの着用

(左)タキシードベスト(右)カマーバンド
タキシードには、ベストの着用がおすすめです。色はタキシードジャケットに合わせた黒が基本で、デザインはシングル前でもダブル前でも問題ありません。ベストの代わりにカマーバンドを合わせることもできます。いずれもフォーマルな印象となり、より洗練された装いになります。

マナー3|パンツのデザイン

(左)側章パンツ(右)サスペンダー
ジャケットと同素材で、側章と呼ばれるシルク地テープが入ったパンツが基本になります。ベルトループを使用せずにサスペンダーを使って履くことが正式とされていますが、最近ではベルトをして履くことも多くなっています。

マナー3|シャツのデザイン

ドレスシャツは、白無地で胸にプリーツが入ったヒダ胸タイプが基本です。ほかにも胸部分を切り替えたイカ胸タイプや、フリルを施したデザインのドレスシャツもあります。襟型はウイングカラーでもレギュラーカラーでも問題なく選ぶことができます。

マナー4|ネクタイ・ポケットチーフ

ネクタイはシルク素材のブラック蝶ネクタイが正式です。黒は汚れが目立ちにくく、シルクはシワになりにくいため、ブラックタイが一般的に用いられます。ポケットチーフの基本色は白かシルバーグレーとなり、素材はシルクか麻が適しています。白のチーフであればリネン素材、シルバーグレーならシルク素材がおすすめです。

マナー5|シューズ・靴下

(引用:https://www.leon.jp/ https://wowma.jp/item/)
シューズは、黒のエナメルレザーのオペラパンプスが基本になります。同じ光沢感のあるエナメルレザーであれば、紐で結ぶタイプのプレーントゥストレートチップでも問題ありません。合わせるソックスは、薄手の黒無地が基本となります。

▽結婚式スーツの着こなしを年代別に知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:結婚式スーツの選び方とは?年代・立場別に着こなしポイントを解説!

 

結婚式でNGな男性ゲストの服装5選

結婚式での男性ゲストの服装マナーを紹介しましたが、それでは、晴れやかな場にふさわしくない服装とはどのようなものなのでしょうか。ここからは、具体的なNG例を見ていきましょう。

NG1|主役とかぶる白スーツ

主役の新郎のスーツとかぶってしまうような白スーツはNGです。結婚式の主役はあくまで新郎新婦です。新郎が白のタキシードを着用する可能性もあるため、列席者はブラックやダークネイビー、ダークグレーのスーツを選び、主役を引き立てることが大切です。

NG2|全身黒のコーディネート

ブラックスーツの着用は基本ですが、ネクタイまで黒にするのはNGです。黒のスーツに黒ネクタイを合わせると、お葬式のような暗い印象になってしまいます。結婚式は華やかな人生の門出の場ですので、暗いイメージの黒ネクタイは控え、落ち着いた明るめの色や柄を選ぶようにしましょう。

NG3|悪目立ち派手すぎスーツ

派手すぎる色や柄のスーツは結婚式にはNGです。原色のスーツやシャツ、目立つ柄物やプリント柄のシャツなど、ステージ衣装のような派手な装いは悪目立ちしてしまいます。列席者は落ち着いた色・柄を選び、主役を引き立てる装いを心がけましょう。

NG4|場違いな迷彩柄やアニマル柄

迷彩柄のスーツや、アニマル柄のネクタイ・小物で出席するのはNGです。一般的な結婚式では考えにくいですが、カジュアルな結婚式だからといって何を着用しても問題ないわけではありません。特に「殺生」を連想させるアニマル柄のネクタイやポケットチーフ、ソックスなどは控えるのが無難です。

NG5|カジュアルすぎコーデ

カジュアルすぎる服装で出席するのはNGです。結婚式ではフォーマルな装いで列席するのがマナーです。それはカジュアルウェディングの場合でも例外ではありません。例えばキャラクターもののネクタイポケットチーフ小物などは子供っぽいイメージで場にそぐわなくなってしまいます。また、持ち物が多くリュックやトートバッグになってしまう場合は、受付やクロークに預け、会場ではクラッチバッグを持つようにしましょう。

 

結婚式の男性ゲスト服装に関するよくある質問(Q&A)

Q.葬儀で着る服を結婚式で来ても良い?

A.葬儀で着用する服装は、結婚式には基本的に不向きです。葬儀で着用する黒のスーツ自体はフォーマルな装いですが、ネクタイや小物も含めて全身が喪服の印象になると、結婚式の場にはそぐいません。葬儀で着用する礼服の場合には、小物として明るめのネクタイやポケットチーフを合わせ、華やかさを演出することが大切です。服装全体で「お祝いの場にふさわしい」雰囲気を意識しましょう。

Q.普段使いのビジネススーツは着てもいい?

A.普段使いのスーツでの結婚式出席は、できるだけ避けたほうが良いでしょう。もし普段着用しているブラックやダークスーツを選ぶ場合は、ネクタイやポケットチーフなどで華やかさを加え、お祝いの雰囲気を演出することが大切です。

Q.寒い日はコートを着用しても大丈夫?

A.冬にフード付きのウールコートや、雨の日のカジュアルなレインコートの着用はNGです。一方で、ドレッシーなウールチェスターコートやステンカラーコート、トレンチコートは季節を問わずフォーマルに見えます。季節に合わせてコートを選びましょう。

Q.夏の結婚式で半袖シャツはOK?

A.結婚式はフォーマルな場ですので、夏の結婚式でも半袖シャツはNGです。涼しさや快適さを優先したくても、半袖ではカジュアルすぎて場にそぐわなくなってしまいます。暑い場合は、吸汗性や通気性に優れた長袖シャツを選ぶのがおすすめです。

 

結婚式で差が付くワンランク上の男性ゲストの服装

男性ゲストの服装マナーは、スーツから小物までさまざまです。マナーを押さえたおしゃれな男性ゲストの服装を紹介します。

ブラックタキシードスーツ

シンプルな黒の無地で、結婚式やパーティーなど特別な日をより華やかにするメンズタキシードスタイル。ポケットのフラップを外し、ステッチを入れないことで、フォーマルな仕様になります。全体を黒で統一したシックでまとまりのあるおしゃれなコーデです。

ダークネイビースーツ

ダークネイビーに、ピンヘッドに似た組織柄がさり気なく入ったメンズスタイル。裏地には上品なシルバーのダイヤ柄にすることで上品な印象となり、全体的に落ち着いたイメージに仕上がっています。ピンクの桜模様のネクタイをアクセントにした華やかさのあるおしゃれなコーデです。

ブラウンスーツ

品のある光沢感とやや赤みがかったブラウンのメンズスタイル。立体的な雰囲気の段返り3つボタンに、ベストはセットのスリーピースでフォーマル感や重厚感がプラスされます。花柄のネクタイ白シャツを組み合わせて、カジュアルなブライダルシーンにおすすめのおしゃれなコーデです。

▽結婚式でおしゃれなスーツの着こなしを知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:結婚式でスーツをおしゃれに着こなすためのポイント・コツを徹底解説!

 

マナーを守って結婚式に参列しよう

結婚式での服装は、経験や知識が無ければ誰でも不安になってしまうものです。ですが最低限のマナーやNG例を知っておけば、安心して出席することが出来ます。新郎新婦の晴れやかな場に花を添える列席者の一人としてあなたが自信をもって臨めることを願っています。

参考:男性編!お呼ばれ結婚式のために知っておきたい服装のマナー | HOW TO MARRY

 

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Supervisor - この記事の監修者

Global Styleクリエイティブ・ディレクター
江森義信

大学卒業後、アパレルメーカーにてミラノコレクションにも参加するイタリアブランドのデザイナーとして11年のキャリアを積む。チーフデザイナーを歴任後、フリーとなり、オリジナルブランドのセレクトショップや百貨店での展開。大手アパレルや小売店、商社など、様々なプロジェクトのデザインやディレクションを手掛ける。

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