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お手入れ・豆知識

正しいスーツサイズの測り方~サイズ表・号数・体型から分かる選び方~

(最終更新日:2024.03.01)2019.08.23 # お手入れ・豆知識

スーツサイズの重要性!

スーツのサイズは、衣服の中でも特に重要です!スーツを着る機会には、ビジネス・冠婚葬祭・リクルートなど、相手に与える印象やある程度のマナーが必要な場面が多くあります。上質なスーツでも、サイズが合っていないと格好が悪く見えてしまいます。紳士服のお店では、店員の方がお客様のサイズに合ったものを進めてくれますが、通販(レンタル)サイトで購入を検討する方も少なくないでしょう。

そこで今回は、事前にスーツのサイズ(知識)・測り方を知っておこう!『スーツサイズ表の見方』『スーツのサイズを測る際の部位~3つの種類~』『スーツのサイズ~既製服のお店と専門店での違い~』について見ていきながら、スーツのサイズの測り方・選び方をご紹介していきます。

 

< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-

1.  スーツサイズ表の見方について
2.  スーツのサイズを測る3つのポイント
2-1.  【1】スーツの上衣(上半身)のサイズ
2-2.  【2】スーツのパンツ(下半身)のサイズ
2-3.  【3】スーツのベストのサイズ
3.  同じサイズでもシルエットや着用感が異なる
4.  スーツジャケットのシルエット
4-1.  スリムシルエット
4-2.  ベーシック・クラシックシルエット
5.  スーツパンツのシルエット~タック~
5-1.  ノータック~特徴とおすすめな方~
5-2.  ワンタック~特徴とおすすめな方~
5-3.  ツータック~特徴とおすすめな方~
6.  スーツのサイズ~既製服のお店と専門店での違い~
7.  -Global Style- オーダースーツのおすすめ

 

スーツサイズ表の見方について

まずはじめに “スーツのサイズ” を測るときは、身長・胴囲(ウエスト)・胸囲(バスト)を計測が必要になります。この数値は、基本となり JIS規格(※1)のサイズ表での目安となります。※数値は、企業によって異なる場合があります。身長と胴囲の2つをチェックし、数値が交わるところのサイズがスーツサイズとなります。体型には個人差があり、スーツの仕上がりサイズには ‘ゆとり’ があるので、どの程度もたせたいかを決めて選ぶようにしましょう。

▲スーツサイズは、号数を表す数字と体型を表すアルファベット(Y・A・B)が目安となります▲
(引用:http://www.fashionbiznavi.org/)

*****

知っておきたい用語
スーツを購入し、ジャケットのサイズタグなどに記載されている、号数や体型を表すアルファベット(Y・A・B)があります。

●号(数)・・・身長の高さによって分けられるサイズの目安
●体型(区分)・・・胴囲(ウエスト)・胸囲(バスト)の数値によって分けられるサイズの目安

(※1) JIS規格(サイズ)とは・・・JIS(日本工業規格)は、日本の国家規格。服のサイズについては成人男性用・女性用、少年・少女用など、用途に合わせた規定があります。製品の種類・寸法や品質・性能、安全性、それらを確認する試験方法や、要求される規格値などを定めており、生産者、使用者・消費者が安心して品質が良い製品を入手できるようにするために用いられています。⇒参照サイト:https://www.meti.go.jp/

 

スーツのサイズを測る3つのポイント

【1】スーツの上衣(上半身)のサイズ

着心地や体型とのバランスが重要な上半身。肩は、ジャケットの肩山と肩のトップがちょうど合っているか。胸回りは、前ボタンを留めた状態でも、シワが出ていないかがポイントです。正面からの印象を左右する“Vゾーン”にも影響してくる部分となります。

全体の印象を左右しかねない着丈は、ヒップがちょうど隠れる長さが基本的な長さになります。最近では、細身のスーツがトレンドの1つとしてあり、総丈の約半分からマイナス2㎝での長さも好印象となります。


▼より専門的な上衣サイズの測り方
(※参照) http://www.oritech.co.jp/

総丈・・・第七脊椎骨より背骨を通り、床上までを測る。
上衣丈・・・総丈の1/2が標準寸法。流行りや好みにより増減させる。
胸囲・・・脇下0の部位を水平にゆとりなく測る。
中胴・・・肘、またはヘソ上5㎝のところを測る。
中胴半寸上がり・・・中胴÷2+7.5を標準に、好みにより増減させる。
背肩幅・・・肩線の延長と上腕外側線の延長の交点を肩先とみなし、左肩先から右肩先までを測定
裄丈・・・第七脊椎から肩先中央を通り、手首のくるぶし1㎝下までの寸法を測る。
袖丈・・・裄丈+3㎝-1/2肩幅で求める。

 

【2】スーツのパンツ(下半身)のサイズ

腰の位置をしっかりと決めることが大切なウエスト。ウエストの目安となるのが、ベルト着用の上でウエスト位置を決め、パンツとの間に拳1つ程度のゆとりがあると良い。サイズが小さいとポケットが開いてしまったり、大きいとベルトを締めた時にシワが寄ってしまいます。

パンツのサイズは、立つ・座るなどのを左右するヒップもポイント。かがんだ際に太腿に適度なゆとりをつくると動きやすさが増します。パンツ丈は、裾のシルエットが低くなると、残念な見た目になってしまうので、理想はたるみの少ないシルエットが良いでしょう。


▼より専門的なパンツサイズの測り方

総丈・・・ベルトを自然に縮めた位置で、パンツの上端から脇線上をかかとまで測り、2㎝引く(標準)
尻囲・・・側面から見てヒップの一番大きい場所を自然に測る。
〆寸法・・・ベルトを締める位置を設定し測る。
股下・・・尻下のくぼみから床上までを測る。
股上・・・パンツ総丈-股下で求める。
膝巾・・・着用しているパンツの膝の位置を水平に測る。
裾口・・・着用しているパンツの裾口を測り、好みにより増減させる。

 

【3】スーツのベストのサイズ

スーツのデザインの1つ、スリーピースの場合はベストのサイズも測ります。体を立体的に見せることができ男性的なシルエットになります。フォーマルスーツには、欠かせないアイテムとしてあります。


▼より専門的なベストサイズの測り方
背丈・・・第七脊椎骨より背骨を通りパンツの上端までを測り、7㎝加える。
B半寸・・・胸囲÷2+3.5を標準に、好みにより増減させる。
W半寸・・・中胴÷2+4.5を標準に、好みにより増減させる。

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スーツサイズの測り方は、お店が取り扱うモデル・メーカーさんによって違うので、専門店の場合は、事前にホームページをチェックしたり、実際に訪れ店員さんに話を聞くようにしましょう。

同じサイズでもシルエットや着用感が異なる

プライベートシーンで着用しているシャツやパンツ等と同様に、スーツ(既製服)もお店やブランドによって同じサイズ表記だとしても、着用した際のシルエットや着心地が異なります。ご自身で計測し、数値に適したサイズを選んだとしても必ずしも身体にフィットした物を選べるとは限りません。初めて購入するお店やブランドであれば、実際に試着すると購入後の失敗も避けることができます。

 

スーツジャケットのシルエット

スーツのデザインには大きく分けると2種類あり、細身のスリムフィットや、程よいゆとりを持たせたベーシック・クラシックがあります。同じサイズ表記でも、それぞれシルエットによって着心地や見た目・印象が変わってくるため、ご自身の着用目的・好み・シーンに合わせて選択するようにしましょう。

♦スリムシルエット

お店やブランドにより定義が異なりますが、一般的には次のような特徴があります。【ジャケットの着丈は短め】【ウエストラインが絞られている】【裾に向かって細くなっていくテーパードシルエット】等、若々しく爽やかな印象を与えたい方におすすめ。スリムシルエットだからといって、サイズが小さい・細身の方向けというわけではありません。ただしスリムシルエットは身体にフィットするよう仕立てられているので、実際に着用してしゃがんだ際に無理がないか、腕はしっかり上がるかの確認を怠らないようにしましょう。

♦ベーシック・クラシックシルエット

スリムシルエットとは反対に、【着丈はヒップがギリギリ隠れる程度】【ウエストラインに程よいゆとり】【きつすぎないテーパードシルエット】という特徴が一般的です。サイズに関してはスリムシルエット同様、サイズが大きい・細身の方には向かない等ということではありません。ベーシックシルエットは全体が程よいゆとりがあるため、落ち着き、大人な印象を与えたい・クラシックなスタイルがお好みの方におすすめなシルエットです。

 

スーツパンツのシルエット~タック~

スーツパンツには“タック”と呼ばれる、ウエスト部分から下に向けてヒダが入っていることを指します。タックの有無、数によって履き心地やシルエットが変わります。それぞれ与えたい印象や履き心地から選択すると良いでしょう。

♦ノータック~特徴とおすすめな方~

ノータックはウエスト部分に“タックがない”デザインの事。パンツ(スラックス)のわたり幅(太ももの付け根や太い箇所)が細くなるため、モダンでスリムな印象になります。また他2つのデザインと比べ、全体的に細くスッキリとしたシルエットです。パンツ自体がシンプルな物なので、大柄のストライプやチェックなどを選んでもシャープなシルエットを保つことができます。

<ノータックがおすすめな人>
ノータックパンツはカジュアルな印象も与えるため、カジュアルなスタイルが好みの方や、細身~標準体型の方におすすめです。プライベートシーンで着用するパンツが細身のものが多く、ゆとりのあるパンツが苦手な方にも良いかもしれません。ビジネスシーンでは、オフィス内での業務がメインの方などスーツであまり動き回らない方におすすめ。

 ▲スタイリストスナップ▲

♦ワンタック~特徴とおすすめな方~

ワンタックはウエスト部分に“タックが左右一つずつ入った”デザインの事。パンツ(スラックス)のウエスト周り・ヒップや太ももにゆとりが生まれます。ノータックに比べ快適な着用感と動きやすさが特徴です。その為、機能性・デザイン性の両方を持ち合わせたパンツとして昨今人気があります。

<ワンタックがおすすめな人>
標準体型~標準体型かつヒップや太ももがやや発達している方、体型が変わりやすい方におすすめです。
クラシカルな仕様の為、着用シーンを選ばず上品な雰囲気を演出できます。またワンタックは仕事中に歩いたり、座ったり(しゃがむ)する日常的な動作が多い方にも向いています。

 ▲スタイリストスナップ▲

♦ツータック~特徴とおすすめな方~

ツータックはウエスト部分に“タックが左右2つずつ入った”デザインの事。ワンタックよりさらにパンツ(スラックス)のウエスト周り・ヒップや太ももにゆとりが生まれます。そのゆとりから肌に触れる面積が少なく、通気性に優れています。ただし昨今ではノータック・ワンタックが大半を占めているため、機能性とデザインを求める方はツータックではなく、ワンタックを選択する場合が多い傾向にあります。

<ツータックがおすすめな方>
スポーツ経験者でヒップや太もも発達している人におすすめです。足の動きに制限が少なく、ビジネス以外ではゴルフなど歩いたりしゃがんだりする機会が多いスポーツにもおすすめです。ただしゆとりが多くある分、野暮ったく見えやすいということがあります。ジャケットや合わせるアイテムに注意しましょう。

 ▲タックが内側か外側かでも印象が異なる▲

 

スーツのサイズ~既製服のお店と専門店での違い~

スーツのサイズは、一度把握することで2着目以降のサイズ選びがスムーズになります。既製服のお店では、一般的なJISサイズに合わせた身長、身長・胴囲(ウエスト)・胸囲(バスト)の計測を行いスーツを選んでいきます。裾上げの調整などを行ってくれる。直ぐにスーツが欲しい方や、着用期間が短い方に良いでしょう。

専門店(オーダースーツ)では、より自分の体型に合わせ細かなサイズを測り知ることが出来ます。また、体型の悩みやこだわりを形にできます。仕上がりのスーツが、お客様にとって理想のスーツとなっているかを考えながら行ってくれます。着用頻度の高いビジネスマンや、特別な1着(パーティー・イベント)時にオススメ。


▽▽▽正しいビジネススーツの選び方が気になる方はこちらもチェックしてみてください。

■ 関連ページ:
正しいビジネススーツの選び方│サイズ・色柄のポイント

 

-Global Style- オーダースーツのおすすめ

オーダースーツ専門店『グローバルスタイル』では、“パターンオーダー”を基本とした採寸を採用しています。店舗にご来店いただき採寸。お客様のサイズに合ったベースとなるゲージ(見本)スーツを着用し、さらに細かくサイズ調整を行います。

●パターンオーダーとは・・・お客様のサイズに合ったベースとなるゲージ(見本)スーツを着用し、さらに、着丈や身丈、パンツなど好みに合わせたサイズ調整していく方式のこと。


<グローバルスタイルでのオーダーの流れ>
1. カウンセリング ⇒ 2. 生地の選択 ⇒ 3. モデルの選択 ⇒ 4. 採寸 ⇒ 5. ボタン・裏地などのディテールの選択

▲ヒアリングシートを元にお客様のこだわりを▲

オーダースーツは、量販店の既製スーツだと体にサイズが合わない、自分好みのサイズに調整したい方や、ビジネスシーンに欠かせない“スーツ”が与える印象をオシャレに魅せたい方にぴったりです。是非、スーツをオーダーする時はトータルでの着こなしを意識していきましょう。


▽▽▽パターンオーダーのスーツが気になる方はこちらもチェックしてみてください。

■ 関連ページ:
パターンオーダーで仕立てるスーツとは?~イージーオーダー・フルオーダーとの違い解説~

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いかがでしたでしょうか?

スーツのサイズは、ビジネス・プライベートにおいて特別なスーツをつくる時に重要な目安となります。この機会に、自分の体のサイズを知って、理想のスタイルでお洒落なスーツを着てみませんか?

 

オーダースーツ専門店「Global Style (グローバルスタイル)」とは?

“オーダースーツを、ビジネスマンの皆様にもっと気軽に楽しんでほしい。オーダースーツの新しい在り方を提案していきたい。”

そんな想いから生まれた、オーダースーツ専門店のグローバルスタイル。


グローバルスタイルの6つの特徴
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【2】選べるスーツ生地が豊富!
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