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スーツの着こなし術

スマートカジュアルの着こなし方とマナーを徹底解説

(最終更新日:2024.04.01)2021.01.21 # スーツの着こなし術

スマートカジュアルとは

「スマートカジュアル」という言葉を知っていますか?主に、フォーマルな場面に使用されますが「どのような装いが求められているのか」分からないと不安ですよね。そこで今回は、カジュアルなスタイルに迷っている方も必見!『4つのフォーマルシーン~ドレスコードの違い~』『スマートカジュアルが似合うシーンは』『スマートカジュアルがNGなシーンは』について見てきながら、スマートカジュアルでお洒落な着こなし方とコーディネート例をご紹介していきます。

 

< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-

1.  4つのフォーマルシーン~ドレスコードの違いとは~
1-1.  【1】スマートカジュアル
1-2.  【2】インフォーマル
1-3.  【3】セミフォーマル
1-4.  【4】フォーマル
2.  スマートカジュアルが最適なシーンは?
3.  スマートカジュアルで抑えておきたいマナー
4.  スマートカジュアルの際に持っておきたいアイテムと着こなし方
5.  スマートカジュアル~お洒落なコーディネート~
6.  スマートカジュアルにまつわる疑問を解消!

 

4つのフォーマルシーン~ドレスコードの違いとは~

まずはじめに “スマートカジュアル” もその中の1つ「ドレスコード」について見ていきながら、4つのフォーマルスタイルの位置づけを見ていきます。今回は、本題となる “スマートカジュアル” から順番に紹介。

●ドレスコードとは・・・冠婚葬祭やパーティーの招待状に書いてある“服装の格式”。その場にふさわしい服装の基準・マナーのことを言います。時間帯によっても違いがあります。

【1】スマートカジュアル(男性)

スマートカジュアルは、基本的に服装の定義が少ないスタイルとなります。フォーマルとカジュアルの中間となり、ジャケット(ブレザー)を着用していれば問題は無いでしょう。

ビジネスアイテムをドレスダウン、カジュアルアイテムを上品に着るイメージとなります。ジャケット+パンツを同一ではないジャケットとセットアップではないパンツを組み合わせるジャケパンスタイルもスマートカジュアルの装いの1つになります。

 

【2】インフォーマル(男性)

略礼装(インフォーマル)は、ダーク系スーツ・ブラックスーツスタイルとなります。日頃よりも少し華やかな服装をイメージすると分かりやすいです。“インフォーマル”は正式ではない・略式という意味があり、気軽に参加できるパーティーなどで着るスーツになります。スーツスタイルの1つ“スリーピース”(ジャケットの中にベストを着用したスタイル)もこの略礼装に含まれます。

日本では、ブラックスーツに白・シルバーのネクタイのスタイルが略礼装として一般的です。※ただし、海外で出席する場合は「喪服」のイメージを与えてしまうので避けるようにしましょう。

 

【3】セミフォーマル(男性)

準礼装(セミフォーマル)は、正装の次に格式の高いスタイルとなります。結婚式や披露宴に招待(ゲスト)された場合の服装として一般的です。招待状に “平服” という指定が無い場合はセミフォーマルで良いでしょう。

昼はディレクターターズスーツ、夜はタキシードとし結婚式の主賓やスピーチを担当する方が着用することが多いです。最近の準礼装は、正礼装・準礼装を兼ねタキシードやブラックスーツを着用することもあります。

(引用:http://www.tuxedostation.jp/)
 

【4】フォーマル(男性)

正装・正礼装(フォーマル)は、慶事、弔事ともに最も格式の高い正礼服となります。主に婚礼の新郎や、公的行事や記念式典での主催者、葬儀の喪主が着用します。男性の場合は、昼はモーニングコート、夜はタキシード(燕尾服)と決まっている。

▲(左から)モーニングコート⇒タキシード▲

結婚式などのフォーマルなパーティー、ホテルのレストランでの食事、豪華客船やクルーズ旅行で使われることもが多いです。

 

スマートカジュアルが最適なシーンは?

上記の最初で触れたように “スマートカジュアル” は、フォーマルな装いの中で一番カジュアルな服装になり着る機会が多くなります。招待状の内容などに「平服」と指定されている場合の服装として覚えておくと良いでしょう。

主な場面には、高級ホテルや高級レストランのディナー。そのシーンに合ったコーディネートを心掛けたい。また、最近ではカジュアルな結婚式も増え、スマートカジュアルを指定されることもあります。

 

スマートカジュアルで抑えておきたいマナー

次にスマートカジュアルで抑えておきたいマナーについても解説していきたいと思います。比較的アイテム選びの幅が広い “スマートカジュアル” NGとなるアイテムや着こなしも覚えておきたい。具体的には、“Tシャツ”“ショートパンツ”“汚れたスニーカー”など、デニムを穿く場合は、ダメージ加工の入っていないシンプルなモノが好ましい。ジャージー・スウェットといった部屋着を連想させるアイテムも、もちろんNGとなります。

男性・女性に共通するのが、露出度やサイズ感など全体の印象に関わる服装は、清潔感に欠けるためNGとなります。服装のサイズは、体のラインが目立ちすぎない、程良いジャストフィットのアイテムも選ぶのがポイントです。

 

*****
夏のスマートカジュアル
服装がラフになりがちな夏。“スマートカジュアルではどのようなスタイル” が良いのか気になる方も多いようです。ジャケットは極力羽織るのが好ましいが、長袖シャツ(襟付き)をパンツの裾に入れたタックインスタイルであればスマートな着こなしになります。また、Tシャツの上にジャケットを羽織っていれば良いとされる場合もあります。ホテルやレストランによっては、お問い合わせ(Q&A)に回答が載っている場合があるので事前に確認しておくのも良いかもしれません。

 

スマートカジュアルの際に持っておきたいアイテムと着こなし方

ここまで、スマートカジュアルの意味や着こなし方(NGスタイル)を見てきましたが、“実際にどのようなアイテムを持っておくのが良いのか” アウター・トップス・パンツのオススメを紹介。


<アウター> ダークカラーのテーラードジャケット

基本的にダーク系(ネイビー・ブラック・グレー)で揃えると、他のアイテムともバランスが取りやすくなります。ジャケットは第一印象に繋がりやすいので、サイズはジャストフィットなモノを選びたい。


<トップス> 色味の薄いワイシャツ

選ぶ色柄によって印象が大きく変わるワイシャツは、キッチリとしたビジネスシャツとまではいかないが、襟付きのモノを選びたい。オシャレなドレスシャツでスマートに着飾るのも良いでしょう。色は、ビビットカラーのような主張が強いモノは避け薄い色。柄は、幅の狭いストライプや細かなチェックのシャツがオススメ。


<パンツ> スラックス&チノパンツ
スマートカジュアルの場合は、ジャケパンスタイルも選択肢の1つとなります。ドレスライクなスラックス、カジュアルライクなチノパンツなどが良いでしょう。組み合わせは、ジャケットとの色を考えてグレー・ブラック・ネイビー・べージュなどを持っておくと着回しに便利です。

 

スマートカジュアル~お洒落なコーディネート~

<ネイビースタイル①>
ネイビージャケットに、グレーのパンツを合わせたシンプルスタイル。シーンを選ばずに着用出来る定番スタイルです。インナーには薄いブルーの“ボタンダウンシャツ”をコーディネートすれば、ビジネス・カジュアル両方で楽しめます。

<ネイビースタイル②>
トラッドの王道スタイル、メタルボタンの紺ブレダブルジャケットにグレーパンツを合わせたスタイル。インナーに“ロンドンストライプのシャツ”をコーディネートして爽やかにスッキリとまとめています。誰が着ても様になる定番の着こなしです。

<ネイビースタイル③>
ネイビージャケットにカーキパンツを合わせたスタイル。ネイビーとカーキの組み合わせは難しく感じますが、とても相性の良い色の組み合わせです。インナーにはシンプルに白シャツをコーディネートすれば上級者向けスマートカジュアルスタイルが完成です。

<グレースタイル①>
ライトグレージャケットにブラウンパンツを合わせたスタイル。清潔感を感じる明るいグレーのジャケットに落ち着いた色合いのブラウンパンツを合わせることで、大人っぽいイメージに仕上がっています。インナーにはシンプルに白シャツを合わせてスッキリとまとめています。

<グレースタイル②>
ライトグレーのダブルジャケットにボトムとインナーをブラックにしたモノトーンスタイル。全体をモノトーンでまとめることによりシックでクールなイメージを醸し出しています。

<グレースタイル③>
明るいグレーのグレンチェックのジャケットに同素材のベストと2ピースで、ボトムにブラックパンツを合わせたスタイル。シンプルになりがちなコーディネートの中にベストを取り入れることで良いアクセントになっています。ワンランク上のスマートカジュアルの着こなしをしたい人におすすめしたいテクニックです。

<秋冬スタイル①>
英国伝統柄のチェックジャケットにベージュのパンツを合わせたスタイル。インナーにもブラウンシャツをコーディネートして全身を同色系グラデーションでまとめています。暖色系のブラウンは、秋冬らしさを表現出来るおすすめの色です。

<秋冬スタイル②>
トラディショナルなグレンチェック柄のジャケットにデニムパンツを合わせたスタイル。インナーには表情感のあるコーデュロイシャツをコーディネートして秋冬らしさを表現しています。デニム素材でもスラックスのデザインに落とし込んでいるのがポイントです。

<春夏スタイル①>
一枚で着ても様になるギンガムチェックのボタンダウンシャツにベージュのパンツを合わせたスタイル。春夏らしい爽やかな色の組み合わせが、清涼感と上品さを醸し出しています。

<春夏スタイル②>
サックスブルーのシャツとネイビーのパンツを合わせた同系色グラデーションスタイル。シャツはストレッチ性があって動きやすく快適なジャージー素材がおすすめです。ブルー系のまとめた配色が、清涼感を醸し出しています。

<タイドアップスタイル①>
ツイードジャケットにコーデュロイベストを組み合わせてウールタイを締めています。スマートカジュアルスタイルでネクタイをする場合におすすめしたいのが、ベストとの組み合わせ。カジュアルジャケットでも綺麗にまとまります。ワイシャツをシンプルで上品なものにすれば、高級感のあるホテルやレストランのディナーでも通用する装いになります。

<タイドアップスタイル②>
ブラウンジャケットにカーキパンツのアースカラースタイルにネイビーのベストをあわせてシックにまとめています。色数の多いコーディネートですが、ネクタイをジャケットと同系色にすることで全体に違和感のない協調性が表現されています。

 

スマートカジュアルにまつわる疑問を解消!

ここからは、スマートカジュアルについての疑問にQ&Aで回答していきたいと思います。

 

Q1:スマートカジュアルではネクタイはしなくていい?

A:ネクタイをする必要はありません。

スマートカジュアルでは基本的にネクタイをする必要はありません。あくまできちんとしたカジュアルスタイルなので、ネクタイをしなくてもジャケットを着ているだけで十分にきちんとして見えます。インナーにシャツを着こなす場合はノーネクタイで大丈夫ですが、あえて人との違いを出すうえでネクタイをしてみるのもいいと思います。その場合は普段仕事でするような光沢のあるシルクのネクタイではなく、“ニットタイ”や“リネン素材のチェックタイ”などがいいでしょう。カジュアルなイメージになるのでおすすめです。

Q2:スマートカジュアルに適した靴は?

A:ソールがゴムやラバーの革靴やスエードタイプを選んで下さい。

スマートカジュアルの着こなしの足元ではスポーツ系のスニーカーよりも革靴タイプをおすすめします。とは言えあくまでもカジュアルスタイルなので、デザインはドレッシーでもソールは“ゴム”や“ラバー”の少しカジュアル感のあるタイプ”を選んで下さい。また普段の仕事用ではヒモ靴がメインになると思いますが、“ローファー”や“スリッポンタイプ”もカジュアル感があっていいと思います。また、仕事用では艶のある表革が多いと思いますが、表面が起毛してあるスエードタイプも少しカジュアルな見え方になります。どうしてもスニーカーを履きたい場合はレザースニーカータイプを選んで下さい。普通のスニーカーよりはドレッシーな雰囲気になるので、きちんとしたジャケパンスタイルにもマッチするのでおすすめです。

Q3:スマートカジュアルではジーンズはOK?

A:綺麗な見え方のジーンズであればOKです。

スマートカジュアルの着こなしではジーンズは大丈夫ですが、ダメージデニムや色落ちなど加工の激しいタイプはカジュアルすぎるのでNGになります。ジーンズでも加工感のないタイプがきちんとしたジャケットスタイルには相性が良いです。またデザインもカジュアルな5ポケットタイプではなく、スラックスタイプを選ぶことをおすすめします。

Q4:スマートカジュアルとオフィスカジュアルとの違いは何ですか?

A:オフィスカジュアルは職場での動きやすさ、スマートカジュアルはきちんとした見え方の違いがあります。

オフィスカジュアルは、暑い夏場などでのオフィスで着ることを前提にした仕事をしやすい服装のカジュアルスタイルです。動きやすさも重要なので、職種によってはポロシャツやスニーカーなどもOKという場合もあります。それに対してスマートカジュアルは、あくまでドレスコードの一つしてパーティーや二次会などへ出席することが出来るジャケパンなどのきちんと見えることを前提としたカジュアルスタイルという違いがあります。

Q5:スマートカジュアルではジャケットのインナーにTシャツを着るのは大丈夫?

A:シンプルな無地のTシャツやカットソーであればOKです。

スマートカジュアルの着こなしではインナーにTシャツやカットソーを合わせても大丈夫です。ジャケットにコーディネートするのが基本なので、シンプルな無地のクルーネックTシャツやVネックのカットソーをコーディネートして下さい。Tシャツが大丈夫だからといって“派手なプリントやロゴ入り”、“原色のTシャツ”などを合わせるのはNGなので注意して下さい。

***
いかがでしたでしょうか?

スマートカジュアル(カジュアルフォーマル)の装いは、他のフォーマルスタイルと比べると選べるアイテムは多くなります。事前に着用シーンに合っているか、一度着て確認してみると良いかも知れません。

▽▽▽スマートカジュアルな着こなしがよりカッコ良く、サイズ感・好みにこだわれます。

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