結婚式(参列・ブライダル)
タキシードとは?結婚式の新郎にもゲストにもおすすめの着こなし方とコーデをご紹介!



目次
タキシードとは

まずはじめに、“タキシード”と言えば、結婚式のイメージが強いのではないでしょうか。
●タキシードとは・・・夜の準礼装とされていますが、近年は正礼装もタキシードが一般的になってきている。タキシードのことを「ブラックタイ」と言い、アメリカではタキシード、イギリスではディナージャケットとも呼ばれています。

先程、夜の準礼装とありましたが、タキシードは礼服の1つ。礼服には、“正礼装・準礼装・略礼装”の3つの種類に分かれており、それぞれ時間・装いにも違いがあります。
◇正礼装◇ ⇒DAY:モーニングコート EVENING:タキシードor燕尾服
◇準礼装◇ ⇒DAY:ディレクターズ EVENING:タキシード(ファンシーも可)
◇略礼装◇ ⇒DAY&EVENING:ダークスーツ(タキシードも可)
基本的に、夕方以降の華やかなパーティーに着用できるスタイルとなります。
▽礼服の着こなし、マナーを知りたい方はこちらをチェック。
■ 関連ページ:礼服と喪服の違い《男性編》スーツの着こなし方・マナーなどを徹底解説!
ビジネスでのスーツとの違い

タキシードは男性のフォーマルウェアの1つ。同じフォーマルには、正礼装と呼ばれる “モーニング” や “燕尾服” があり、タキシードはその次に格式が高いとされている装いです。スーツと同等のモノと考える方も多いようですが、スーツは略礼服(ダークスーツ)となり、最も簡潔なスタイルです。写真のように、見た目の違いからも明確で、タキシードとビジネスでのスーツは分けて考えたい。
タキシードの着用シーン

タキシードの一般的な着用シーンには “結婚式” や “パーティー”、結婚式披露宴に主賓として出席するとき、友人代表でスピーチを行う時などがあります。また、ドレスコードに「ブラックタイ」と指定があるときに着用されます。このように、タキシードの着用シーンは限定的ですが、マナーをしっかりと守っていれば一般のゲストが着てもOKとなります。正式には夜の準礼装と午後6時以降に着るものとされていますが、会場によっては、正礼装・準礼装を兼ねることも多くなり、普段とは違う装いを演出したい方に選ばれることも。タキシードは、基本は白と黒でまとめるスタイル。アイテムでは“蝶ネクタイ”や“カマ―バンド”が特徴的です。
タキシードにも種類がある?
タキシードの種類には2つあり、タキシードの襟部分のデザインが違います。見た目の印象が大きく変わるので、着る時の参考にどうぞ。
ショールカラー

ショールカラーとは、緩やかな曲線型の襟のこと。タキシードやスモーキングジャケットでは定番のデザインとなります。別名、へちま襟とも呼ばれる。この特徴的な形は、本体部屋着として開発され、ガウンの襟のように肩掛けを羽織ったようなデザインから来ています。襟が曲線型なので、Vゾーンが自然と深めとなり優しい印象に仕上がります。タキシードで少し着崩したい方にオススメ。
ピークドラペル

ピークドラペルは、下襟部分が尖った形の襟のこと。“ピークド”は尖ったという意味。“ラペル”は、ジャケットの下襟、襟の折り返しを指している。襟の鋭さが印象的で、華やかなイメージが強くなります。その他、よく見かけるデザインにはダブルのスーツ。基本スタイルとなり、重厚感・ドレッシーな雰囲気を演出。カッチリしたタキシードが欲しい方はこちら。
▽タキシードの種類をより詳細に知りたい方はこちらもチェック。
■ 関連ページ:タキシードはもう怖くない~簡単に分かる着こなしのルールと押さえるべきポイントは~
タキシードのディテール・着こなし方
礼装の中でも “タキシード” は、特徴的な仕様(ディテール)があります。ここでは、基本のディテール・アイテム別でみる着こなし方を見ていきます。
タキシードのジャケット

タキシードのジャケットは、先程も触れたようにシングルの “ショールカラー” または “ピークドラペル” と、襟元のデザインが特徴的です。また、ボタンはワンボタンで、ジャケットと同じ生地仕様のくるみボタンとなります。フォーマルシーンでのマナーにおいて、お尻部分は隠れるくらいの着丈が正しい着こなしになります。

ジャケットのデザイン、ショールカラーの場合には、襟全体を光沢のある素材にしていることが一般的です。また、ピークドラペルの場合は、下襟を光沢のある生地で切り替えられています。ショールよりスタイリッシュなイメージとなります。ダブルブレストのタキシードは、クラシカルな印象が強くなります。
タキシードのシャツ

シャツは、白のブロード生地が定番。襟の形は、主にウィングカラーと呼ばれる先端が少し折れた立ち襟のデザインが、最もフォーマルで正装に相応しいとされています。イカ胸、プリーツ、ヒダ入りなど様々な名称で呼ばれるタキシードのシャツですが、実際に見える部分は胸元周りだけ。そこに、プリーツを入れることでドレッシーな雰囲気が出せます。

袖は、ダブルカフスが基本となるため、カフスボタン(カフスリンクス)を付けます。ドレスコードに「ブラックタイ」と指定がある場合は、黒の蝶ネクタイ・カマーバンドで合わせます。カマーバンドは、ベストの代用品として使用されるアイテムで、光沢のある生地、ヒダが特徴。
タキシードのパンツ


小物にもこだわろう
タキシードのネクタイ・チーフ

シルクサテン素材を使用した黒の蝶ネクタイ。白のチーフを胸ポケットに挿すのが基本。かっちりとした印象には、スリーピークスやTVホールド。エレガントに見せたい場合には、パフでお洒落に見せるのも良いでしょう。
タキシードの靴

タキシードのお洒落コーディネート

ここまでは、マナーに注目した基本的なタキシードの着こなし方をご紹介してきましたが、結婚式やパーティーもカジュアルな雰囲気で行う方も増え、タキシードのバリエーションも豊富です。スーツの定番ネイビーでは、ブラックとのコントラストが綺麗に浮かび上がり、胸元の印象がお洒落に見えます。正式なシーンでは難しいが、結婚式の2次会などで着る事は良いでしょう。

結婚式で着用する場合は、ブラック・ネイビー・グレーがオススメですが、色によってはカジュアルな印象になるので、シーンに合わせて選ぶと選びましょう。

スーツと同様に、タキシードにはダブルブレストのデザインもあります。シングルよりもカッチリとした印象になり、装いに違いが生まれます。ボタンの色などは襟や蝶ネクタイと合わせると統一感が出ます。



タキシードの失敗を防ぐ選び方
ここまでタキシードについてや、タキシードのディテールについて見てきました。では、実際にどのようなモノを選べば良いのか、一般的なタキシードの必須アイテム別にご紹介。
タキシードのジャケット

ジャケットの襟は“ショールカラー”が基本、襟先が尖ったピークドラペルでも良い。色はブラック。背中のベントはノーベントが一般的。
タキシードのパンツ

パンツは、両サイドにそれぞれ一本ずつサテン風のライン(側章)がデザインされているモノ。裾は、折り返しのないシングルが基本。ブラックでは無いですが、色のあるモノで装飾すると分かりやすいです。
蝶ネクタイ

ネクタイは、結婚式・パーティーのようなフォーマルな場、特別な日につける蝶ネクタイ。最近では、カジュアルファッションに合わせる方も増えていますが、一番イメージしやすいのがタキシードではないでしょうか。実は、蝶ネクタイにも、バタフライ、セミバタフライ、ストレートエンド、ポインテッドと種類があります。
サスペンダー・カマーバンド

ベストの代わりに合わせるカマ―バンドは、これまで国際的に着用が義務付けられてきましたが、現在では必ずしも合わせるといった決まりは無くなり、着用自由なアイテムとなっています。もし選ぶ際は、ヒダは上向き、格式を求める場に相応しいブラックが良いでしょう。
ポケットチーフ・カフス

胸元を彩るチーフは、タキシードを着る場合、あると無いとでは印象が大きく変わり何か物足りなさを感じてしまいます。白のチーフを入れて印象を整えるようにしましょう。手元のカフスは、黒蝶貝でフォーマル度を高めていきましょう。
【新郎向け】タキシードを選ぶ際のポイント
タキシードをはじめて着る場面に多いのが結婚式での新郎として。ウェディングプランナーがしっかりと案内してくれることもありますが、タキシードを選ぶ際のポイントをおさえておくことで、特別なシーンをより華やかに彩ってくれます。新郎のタキシードのバリエーションは非常に幅広いことがわかりました。それでは具体的にどのようにセレクトすれば良いのか、新郎のタキシード選びのポイントを解説します。
結婚式のテーマを意識
結婚式においてテーマ決めは大切です。タキシード選びもテーマを意識して選びたい。カジュアルな雰囲気の会場には、アースカラーなどナチュラル感のあるもの。また、季節をイメージした結婚式の場合は、冬は白やシルバーなど雪や氷を思わせるカラー。春は、明るめのトーン、白やベージュなどを選ぶのも良いでしょう。当日の高砂(メイン席)のデザインに合わせると、写真映えも狙えます。
新婦のウェディングドレスとのバランス

結婚式の主役は “新婦” と考える男性も多いのでは、結婚式では、基本的に新郎は新婦と一緒に行動します。ウェディングドレスとのバランスを考えて選ぶのも重要です。王道デザインには、シンプルなタキシード。ボリューミーでゴージャス感のあるデザインには、光沢のあるタキシードでエレガントに。体型に合わせたドレスには、新郎のタキシードもスタイリッシュなモノを選ぶなど。是非、新婦のドレスとのバランスを見てみましょう。
結婚式の時間
タキシードは、時間帯によって着用マナーが存在します。しっかりとマナーを活かし、結婚式を行う時間帯でタキシードを選ぶのも良いでしょう。フォーマルなシーンにおいてマナーは大切、ゲストからの印象もイメージしながら選びましょう。
体型にマッチするモノ
どんなスーツにも共通する部分ですが、体型に合ったモノを選び格好良く。結婚式は、たくさんの思い出と共に写真や動画に残る特別なシーン。サイズ選びに妥協することなく、バランスの良いタキシードで臨みたい。既製品が体型に合わない方はオーダースーツを検討するのも良いでしょう。
こだわりのタキシードを選ぶならオーダーがおすすめ

ビジネススーツ・カジュアルスーツに比べると、タキシードを着る機会は限られますが、結婚式などハレの日に相応しいタキシードを選びたい。タキシードは、ブラックのイメージもありますが、テーマに合わせて柔軟な選び方をする方が増えています。

サイズ感にこだわりたい、合わせるアイテムも一緒に選びたい方は、オーダーでの仕立ても選択肢の1つとしてオススメです。
タキシードは基本マナーや着こなし方を知ることが大切

特別な日に格好良くご着用いただけるあなただけの1着を
▶お好きなデザインを、レンタルと変わらない値段で

オーダースーツ専門店「Global Style (グローバルスタイル)」とは?


グローバルスタイルの6つの特徴
【1】上質なスーツをリーズナブルな価格で!
【2】選べるスーツ生地が豊富!
【3】選べるスーツモデルが豊富!
【4】スタイリストによるカウンセリング
【5】ご家族や友人と一緒に“ENJOY ORDER!”
【6】充実の安心保証!

⇒ ⇒ 店舗一覧
(札幌・仙台・東京・横浜・埼玉・千葉・静岡・名古屋・大阪・奈良・京都・神戸・広島・福岡・熊本)
⇒ ⇒ 「ご来店予約」はこちら
⇒ ⇒ 毎月変わる!最新のフェア情報へ
⇒ ⇒ Global Style 公式サイト







