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スーツの種類

裾上げの長さ目安や種類、方法は?適切な長さで足元からおしゃれに

(最終更新日:2025.03.06)2021.05.21 # スーツの種類

スーツ(スラックス)の裾の長さによって、全体の印象を左右します。裾が長すぎると野暮ったく見え、短すぎると不格好な印象を与えてしまいます。適切な長さに調整することで、全体のシルエットが引き締まり、洗練された印象を与えることができます。

そこで今回は、足元からオシャレに!『スーツの裾の長さの測り方と目安』『お洒落に見えるスーツ裾の長さの選び方』『スーツの裾上げの種類』スーツの裾上げをする方法』『足元をお洒落に見せる革靴の選び方』『足元をお洒落にしてスーツスタイルを決めよう』について見ていきながら、理想的な裾の長さの目安や裾上げ方法をご紹介します。

 

スーツの裾の長さの測り方と目安

スーツはビジネスシーンでのコミュニケーションツールとして自分を良く見せたり、相手に与える印象を良くするために重要です。まずはじめに、裾の長さの測り方と目安について見ていきます。

スーツの裾の長さの測り方

スラックスのフィッティングは、ウエストを腰骨の位置に合わせて測ります。この際、ベルトを締めておくことがポイントです。また、姿勢には個人差がありますが、フィッティングの時には背筋を伸ばした状態で、正面を見据えた状態を維持することが大切です。スーツに合わせたい靴がある場合は、その靴を履いていきましょう。もし靴がない場合には、フィッティング場所でサイズに合った靴を用意してもらうのも一つの方法です。靴を履いている状態と履いていない状態の両方を確認できるため、より理想的なスーツに仕上げることができます。

スーツの裾の長さの目安

スーツの裾の長さは履く靴によってイメージが変わりますが、それだけではありません。裾の長さによっても見た目のイメージが変わるため、なりたい印象に合わせて長さを選ぶことが重要です。

■足首が見える位 (短め)
すっきりとした見た目になり、足長効果も期待できます。あまり短すぎるとカジュアルになりすぎることがあるので、注意が必要です。

■くるぶしが隠れる位の場合 (やや短め)
足元がきれいに見えるため、細身のスーツに合います。スタイリッシュに見えますが、カジュアルな印象を与える場合もあります。

■指1本分浮かせた場合 (標準)
パンツの裾が靴に軽く触れる程度が基本的な長さ。このスタイルは、シーンを問わずどんな場面でも無難に着こなせます。

■かかとが隠れる位 (長め)
靴の甲にシワができるゆったりとしたフィット感が特徴。クラシックで重厚なスタイルのような雰囲気があり、少し古風な印象にもなります。

女性のパンツスーツの場合

女性(レディース)のパンツスーツの場合でも、基本的な裾の長さの測り方や目安は、男性(メンズ)のパンツスーツと大きく変わりません。ただし、ウエストは腰骨ではなく、へそあたりの位置で調整すると良いでしょう。男性同様、普段履く靴(パンプス)と合わせて長さを調整することで、理想的なシルエットに仕上げることができます。女性のパンツスーツの丈は男性よりも自由度が高く、自分のなりたいスタイルに合わせて選ぶことが可能です。

 

お洒落に見えるスーツ裾の長さの選び方

スーツ裾の長さで見た目の雰囲気に違いが出ます。長さを変えることで、スポーティーな印象からクラシックな印象まで変化することができます。ここからは、お洒落に見える長さの目安を解説します。

スラックス(パンツ)の太さで選ぶ

スーツの裾上げ時に一緒に考えておきたいのが、スラックスの太さ(裾幅)です。基本的に、裾幅が太いスラックスは、裾丈をやや長めに調整するとバランスが綺麗に見えます。裾が太くて短いと、スタイルが悪く見えたり、歩く姿も野暮ったい印象を与えてしまうことがあります。裾幅を決める際には、なりたいスタイルとバランスを見て決めましょう。

▲短すぎず長すぎずのバランスが良い▲

最近の傾向として、細めのスラックスであるテーパードタイプの場合は丈を「少し短め」にすることをおすすめします。裾が靴甲に触れない程度にし、足元をすっきりと見せるのが良いでしょう。さらに、ビジネスでも取り入れられている「ノークッション」は、裾が靴の甲にギリギリかからない長さで、少しカジュアルな印象を与えます。抜け感があり、お洒落に見せたいときに活躍します。「ワンクッション」は、裾が靴の甲に乗って一度シワができる長さがあり、クラシックで正統派な印象を与えます。どのような場面で着用するか、またどのような雰囲気になりたいかに合わせて選ぶと良いでしょう。

▼(左から)少し短め ⇒ ノークッション ⇒ ワンクッション▼

スーツの着用シーンで選ぶ

スーツを着用するシーンにはいくつかの場面がありますが、特に多いのがビジネスシーンとなります。ビジネスの場では相手に与える印象がとても重要になります。スラックスの裾は靴甲に触れる程度に調整し、誠実で清潔感のある印象を与えるように心掛けましょう。冠婚葬祭時などフォーマルな装いが求められる場では、スーツの裾は長めにするのがマナーとなります。かかとが隠れるくらいの長さを意識しましょう。短いとカジュアルなイメージが強くなり、フォーマルな場面にふさわしい装いでは無くなります。

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ひと昔前は太めのスラックスを穿いている方が多く見られましたが、最近では若い世代を中心に、テーパードのスラックスや細身のスタイルが主流になってきています。スーツの裾上げの長さも年代問わず、着用シーンや好みに合わせて選ぶ方が増えています。

▽パンツの種類や選び方のポイントを詳しく知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:メンズスーツはパンツで印象が決まる!知っておきたい5つのポイントを徹底解説

 

スーツの裾上げの種類

スーツのスラックスの袖口には、主にシングルとダブルの2つがあります。2つの違いを見て、どの場面で着用するか、どのようなスタイルになりたいのかで裾上げの種類を選びましょう。

シングルとダブル

シングルは、ビジネスシーンフォーマルシーンなど、さまざまな場面で合わせられる仕様となっています。上品で洗練された印象を演出しやすいのも特徴です。スタイリッシュなシルエットを保つため、裾丈はノークッション(ノーブレイク)がおすすめです。

ダブルは、カジュアルな印象になるのが特徴で、ビジネスシーンにも対応できる仕様となっています。一般的な裾丈とされるワンクッション(ワンブレイク)は、少したるみのある長さがあり、ノークッションと比べるとエレガントな印象になります。ダブル仕様は柄物のスラックスなどと組み合わせることで、よりこだわりを感じさせるスタイルを演出できます。

その他の種類

その他にも、スラックスの袖口にはいくつか種類があります。以下の仕様は、主にオーダースーツ専門店などで選べることが多いので、事前に調べておくとスマートです。

■モーニングカット・・・甲から踵(かかと)にかけて斜め下にカットした仕様。略礼服の裾にも多いです。
■ダブル(スナップボタン)・・・ダブルの留めをスナップで留めます。中にたまる汚れやほこりなどが取りやすく、現在では主流の仕様の1つ。
■ダブル(糸留め)・・・ダブルの留めを糸で留めます。スナップ留めと比べフラットですっきりに見える仕様。

▲こちらは、オーダースーツ専門店『Global Style』の仕様例です▲
このように、オーダーの場合は自由自在に選べることが多いです。また、自分の体型に合わせたサイズ感、着用シーンに合わせた装いの提案を行ってくれるので、スーツやスラックスにこだわりたい方は、是非一度体験してみてください。※グローバルスタイルでは、仕上がり後3か月以内であればお直し無料となります。

▽オーダースーツ専門店でこだわりのスラックスが欲しい方はこちら。

■ 関連ページ:オーダースーツならGlobal Style(グローバルスタイル)|1着2万円台~

ビジネススーツの裾上げはシングルとダブルのどちらが良い?

基本的に、シングルでもダブルでも、どちらを選んでも問題ありません。日本ではシングルが主流ですが、欧米ではダブルが主流となっています。しかし、日本でダブルを選んだからといって、ビジネスマナー的にNGということはありません。特に、流行りの細身スタイルのスーツはダブルと相性がいいと言われています。ダブルには独自の魅力もあるため、裾上げは自分のなりたいスタイル好みに合わせて選ぶと良いでしょう。

▽スラックスのおすすめコーデについて詳しく知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:スラックスとは?チノパンとの違いやスラックスの選び方を紹介!

 

スーツの裾上げをする方法

スーツの裾上げをする方法は、自分で裾上げをしたり、お店に頼んだりなどさまざまです。それぞれの特徴を見て、自分に合った裾上げ方法を行いましょう。

自分で裾上げする

裾上げの際にかかる金額を最小限に抑えたい方は、自分で裾上げをする方法がおすすめです。主にミシン縫い、手縫い、裾上げテープを使用する3つ方法があります。それぞれのメリットを紹介します。

■ミシン縫い
ミシン縫いは、手早く仕上げられ、丈夫で耐久性が高いというメリットがあります。ミシンを使った裾上げの種類には、「たたき縫い」「まつり縫い」があります。「たたき縫い」は耐久性に優れている反面、縫い目が目立ちやすくなります。縫い目を目立たせたくない場合は、「まつり縫い」がおすすめです。まつり縫いは表に糸が見えにくいため、上品な仕上がりになります。

■手縫い
手縫いは、縫い目が目立ちにくく、仕上がりが上品になるというメリットがあります。しかし、手縫いに慣れていないと縫い目が均等にならなかったり、まっすぐ縫えないことがあるため、注意が必要です。特に、細かい部分や角を縫う際にはコツが求められるため、丁寧に作業を進めることが重要です。

■裾上げテープ
最も手軽に自分で裾上げをする方法は、裾上げテープを使用することです。アイロンで接着できるタイプが一般的で、裁縫に自信がない方や、針や糸を使わずに裾上げをしたい方におすすめです。裾上げテープを使えば、裁縫セットを持っていない方でも簡単に裾上げすることができ、手間をかけずに仕上げることができます。

(参考:https://www.amazon.co.jp/)

購入したお店に依頼する

スーツを購入したお店で、アフターサービスとしてお直しを依頼できる場合があります。購入したお店であれば、購入後すぐに裾上げなどの簡単なお直しを依頼できることが多く、その場でサイズ調整を行ってくれることがあります。場合によっては、当日中に完成させることができます。急ぎで裾上げをしたい際には、購入したお店に依頼をしてみると良いでしょう。また、購入したスーツの仕様に合わせた最適な仕上がりを提供してくれるため、品質にこだわっている方にも安心です。

お直しの専門店に依頼する

洋服のお直し専門店では、裾上げほつれ直しサイズ直しなどを依頼することができます。専門店は技術力が高く細かな調整にも対応しているため、信頼性が高いのが特徴です。また、比較的リーズナブルな価格で行ってもらえるところも多いため、コスパ重視の方にもおすすめです。専門店では、スーツやジャケットなど、デリケートな素材やデザインにも対応していることが多いため、安心して依頼することができます。

クリーニング店に依頼する

クリーニング店で、裾上げサービスを提供している場合もあります。スーツのクリーニングを依頼するついでに裾上げをお願いできるため、近々クリーニングに行こうと考えている方や、忙しくてなかなか時間が取れない方にとって便利なサービスです。しかし、専門店に比べて仕上がりに時間がかかり、料金が割高になる可能性もあるため、事前に日数や金額感を確認しておくと良いでしょう。また、クリーニング店によっては裾上げに対応できない場合もあるため、注意が必要です。

 

足元をお洒落に見せる革靴の選び方

足元をお洒落に見せるには革靴も重要となります。ここからは、よりお洒落に見せる革靴の選び方を紹介します。

革靴のデザインの種類を知る

革靴のデザインは主に5種類あります。まず、つま先に一文字の縫い目がある「ストレートチップ」は、ビジネスシーンや冠婚葬祭のどちらでも着用できます。つま先に飾りのない「プレーントゥ」は、細かなデザインの違いによって着用できるシーンが変わります。「ブローグ」は、靴の縫い目に小さな穴があいていて、華やかな印象を与えます。甲の箇所にU字型の切り替えが入った「Uチップ」は、オン・オフ問わず活躍できるデザインです。また、バックルで甲をホールドする「モンクストラップ」は、ドレッシーな印象を持っています。それぞれの特徴を理解し、足元をお洒落に見せましょう。

▲(左上から)ストレートチップ⇒プレーントゥ▲
▲(左下から)ブローグ⇒Uチップ⇒モンクストラップ▲

シーンごとに適切な革靴を選ぶ

ビジネスシーンでは、シンプルながらお洒落感のあるデザインを選びましょう。スタンダードなプレーントゥは、ドレス過ぎずカジュアル過ぎない印象になるため、ビジネスシーンに適しています。

フォーマルシーンでは、甲の部分と一体化した内羽根式のストレートチップがおすすめです。ビジネスや冠婚葬祭など、幅広い場面に対応できるため、1足持っていると非常に便利です。シーンごとに適切な革靴を選ぶことで、周りからの評価も高まります。

スーツに合わせて選ぶ

靴を購入する際は、合わせるスーツに合った靴のデザインを選びましょう。濃紺のスーツには、シンプルなブラックのストレートチップがよく合います。シンプルながらも、濃紺スーツとの相性が抜群です。やや明るめなネイビースーツには、ブラウン系の革靴がおすすめです。迷った場合は、お店のスタッフと相談しながら決めると良いでしょう。

 

足元をお洒落にしてスーツスタイルを決めよう

足元をお洒落にすることで、全体のスーツスタイルが一段と引き立ちます。シンプルなデザインでも、適切なカラーや質感を選ぶことで、ビジネスシーンからフォーマルな場面まで幅広く対応できます。
オーダースーツ専門店グローバルスタイルでは、足元までお洒落に見せるオーダースーツを多数ご用意しています。オーダースーツを着て、スタイリッシュなスーツスタイルを完成させましょう。

 

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