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スーツ生地・素材

スーツの生地を徹底解説|オーダースーツにおすすめの素材・産地・種類・選び方

(最終更新日:2026.02.02)2017.12.01 # スーツ生地・素材

スーツを仕立てる際、シルエットやデザインに注目しがちですが、実は「生地の選び方」もスーツの完成度を左右する重要な要素です。素材や織り方によって、見た目や着心地、季節感など仕上がりの印象が大きく変わります。

そこで今回は、『良いスーツ生地の見分け方・選び方』『スーツ生地素材「ウール」の特徴』『ウールの代表的な2つの織り方』『スーツ生地の種類と特徴』『スーツ生地の主な原産国』『おすすめの生地』『良い生地で納得の一着を手に入れよう』について見ていきながら、スーツ生地の特徴やおすすめの生地を紹介します。

 

良いスーツ生地の見分け方

生地選びのポイント 光沢良いスーツ生地を選ぶ際、いくつかの共通した判断基準があります。中でも重要なのが、「光沢」「柔らかさ」「シワの戻り」の3つのポイントです。

光沢・・・同系色のスーツを見比べた際に、自然で上品な艶が感じられる生地は、高品質である可能性が高いといえます。ウールにシルクなどを混紡した生地は、着用時に立体感と高級感を演出してくれます。
柔らかさ・・・袖口などを軽くつまんだ際に、しなやかでソフトな感触がある生地は、繊維が細く上質であることが多く、着心地の良さにもつながります。
シワの戻り・・・裾や生地の一部を軽く握り、手を離した際に素早く元の状態に戻る生地は、復元力に優れており、長時間の着用でもシルエットを保ちやすいのが特徴です。

スーツ生地の価格差は、こうした風合いの違いに加え、使用されている繊維の細さが大きく影響しています。繊維が細くなるほど肌触りや光沢は向上しますが、その分生産コストも高くなり、高級生地として扱われます。この繊維の細さは「SUPER表示」としてスーツ生地のタグに記載されており、数値が高いほど、より細い繊維を使用した上質な生地であることを示しています。

 

動画で分かるスーツ生地の選び方

 

スーツ生地素材「ウール」の特徴

スーツ生地の代表的な素材といえば、まず挙げられるのがウール(羊毛)です。ウール生地は、使用される羊毛の紡ぎ方によって性質が大きく変わり、主に「梳毛糸(そもうし)」と「紡毛糸(ぼうもうし)」の2種類に分けられます。

梳毛糸(そもうし)とは

梳毛糸とは
(引用:http://momopesche.blog.fc2.com/)
梳毛糸は、細くて長い羊毛をそろえ、紡績機で丁寧に紡いだ糸です。繊維の流れに沿って撚り(より)を加えることで、糸に自然な光沢が生まれ、表面は滑らかに仕上がります。「撚る(よる)」とは、複数の繊維をねじり合わせて一本の糸にすることです。撚りの回数や方向によって、糸の強度や光沢、摩擦の出方が変わり、最終的な生地の風合いや耐久性にも影響を与えます。スーツ生地において、撚りは見た目と機能性を左右する重要な要素です。梳毛糸は上品なツヤとシャープな表情が特徴で、多くのビジネススーツやフォーマルなスーツ生地に用いられています。

紡毛糸(ぼうもうし)とは

紡毛糸とは
(引用:http://momopesche.blog.fc2.com/)
紡毛糸は、太くて短い羊毛を使用し、繊維をランダムな方向に絡ませながら紡いだ糸です。糸の内部に多くの空気を含むため、光沢は控えめですが、ふっくらとした厚みと暖かさがあります。ツイード・フランネル・サキソニーなどに代表され、ジャケットやコートなど、温かみや柔らかな風合いを重視する生地に多く使われています。

▽ツイード生地の特徴について詳しく知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:ツイード生地とは?特徴や種類を解説!

 

ウールの代表的な2つの織り方

ウール生地の織り方の種類 平織と綾織
(引用:http://www.norikaiya.net/)
スーツに使用されるウール生地は、糸の性質だけでなく「織り方」によっても風合いや機能性が大きく変わります。代表的な織り組織として挙げられるのが、「平織」と「綾織」の2種類です。

1.平織(ひらおり)とは

生地の種類 平織のスーツ生地 トロピカル生地の種類 平織のスーツ生地 フレスコ平織は、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)が交互に浮き沈みを繰り返す、最も基本的な織り組織です。織り目の間に適度な隙間が生まれるため通気性に優れ、軽やかな着心地が特徴です。一方で、表面にツヤが出にくい傾向があるため、主に春夏向けのスーツ生地に多く用いられています。

<平織の代表的な生地>
トロピカル(画像上)・・・細番手の梳毛糸を使用し、薄く軽やかに織り上げた平織生地。
フレスコ(画像下)・・・長繊維でつくられたウーステッド(梳毛糸)を強く撚ることによって織られた毛織物。

2.綾織(あやおり)とは

生地の種類 綾織のスーツ生地 ギャバ サージ フラノ綾織は、経糸が緯糸の上を複数本まとめて浮き沈みすることで、表面に斜めの畝(うね)が現れる織り方です。織り密度が高く、生地に厚みとコシが出るため、耐久性や保温性に優れています。また、経糸が表面に多く出る構造上、自然な光沢が生まれやすく、秋冬用スーツに多く採用されています。

<綾織の代表的な生地>
ギャバ(画像左上)・・・非常に細かな綾目が特徴で、光沢としなやかさを併せ持つ生地。
サージ(画像右上)・・・生地の表面が滑らかで肌触りが良い。織りによる斜め模様が特徴。
フラノ(画像下)・・・フェルトのような柔らかい手触りが特徴。

 

平織の代表的な生地|フレスコ生地

春夏のスーツ素材と言えば、リネン・コットン・モヘアなどがありますが、カジュアル感が強くなり、ビジネスマンにとっては、なかなか難しく着用シーンが限られてしまいます。また、薄い生地は綺麗なラインを保ちにくく、特に日差しの厳しい夏になると湿気で生地がヨレてくる場合があります。

フレスコの生地は、独特な風合いがありながも、しっかりとしたハリコシがあります。さらに、通気性・耐久性に優れ、シワに強い特徴があります。春夏でもビシッとおっしゃれを楽しみたいビジネスマンの方におすすめです。無地で独特な風合いを楽しんだり、柄モノでクラシカルな雰囲気も人気があります。涼し気な印象になる、フレスコ素材のネクタイを組み合わせてアクセントして取り入れるのも良いでしょう。

 

【天然繊維】スーツ生地の種類と特徴

シルク(絹)

シルクは蚕の繭から採れる天然繊維で、強い光沢と非常に滑らかな肌触りを持つ高級素材です。静電気が起こりにくく、吸湿性・放湿性・保温性にも優れているため、人の肌との相性が良い点も特徴です。スーツ生地では、上質さや華やかさを加える目的でウールと混紡されている場合もあります。一方で、摩擦や熱に弱く縮みやすい性質があるため、デリケートな取り扱いと丁寧なお手入れが欠かせません。

▽「ウール」と「シルク」の特徴について詳しく知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:美しい艶が上品なスーツをつくる人気の素材「ウール&シルク」

カシミヤ

カシミヤは、山岳地帯に生息するカシミヤ山羊のうぶ毛から採取される希少性の高い天然素材です。セーター1枚を作るのに複数頭分の毛が必要とされるほど採取量が限られており、高価な素材として知られています。非常に繊維が細く、軽さとしっとりとした肌触り、美しい光沢を併せ持つのが特徴で、保温性にも優れています。

リネン・コットン

天然繊維には他にも、リネン(麻)やコットン(綿)などもありますが、一般的なビジネススーツの用途では使用頻度は高くありません。なお、コットン素材はイタリアのスーツ文化においては、非常に人気があり、お洒落にスーツを着こなしたい方におすすめです。

▽コットンスーツの特徴や着こなしについて気になる方はこちら。

■ 関連ページ:コットンスーツとは?お洒落な着こなしとお手入れ方法~映画のワンシーンのような初夏を~

 

【化学繊維】スーツ生地の種類と特徴

ポリエステル

ポリエステルは、化学繊維の中でも特に有名な素材です。弾力性と耐久性に優れ、シワになりにくく型崩れしにくい点が特徴です。天然素材に比べると上質感では劣るものの、安定した光沢感があり、実用性を重視したスーツや混紡素材として用いられることがあります。

ビスコース

ビスコースはレーヨン素材の一種で、天然由来の原料を化学的に加工して作られる再生繊維です。シルクのような光沢と滑らかな質感を持ち、主にレディースのワンピースやスーツの裏地として使用されています。また、ウールと混紡することで上品な光沢を加える目的で使われることもあります。

ポリウレタン・ナイロン・レーヨン

化学繊維の生地 スーツの裏地他の化学繊維としては、伸縮性に優れたポリウレタン、耐久性と防シワ性を兼ね備えたナイロン、肌触りと光沢感に特徴のあるレーヨンなどがあります。ウールとの混紡素材や、スーツの裏地として活用されています。

 

スーツ生地の主な原産国

イギリス(ハダースフィールド)

英国生地は「ハリ」や「コシ」のあるしっかりとした質感が特徴で、重厚感のある仕立て映えが魅力です。最近では、従来の堅牢さに加え、柔らかさや艶感を備えた生地も登場し、表現の幅が広がっています。

イタリア(ビエラ)

イタリア生地の特徴は、鮮やかな発色、美しい艶、そして手に吸いつくような「ぬめり感」にあります。見た目にも高級感が分かりやすく、エレガントで華やかなスーツスタイルを求める方に支持されています。

日本(尾州)

尾州の生地は、シワになりにくさや温度調整性、防臭性、伸縮性といった機能面に優れており、国内はもちろん、海外の高級ブランドからも高い評価を受けています。

 

オーダースーツにおすすめの生地【ストライプ柄】

チョークストライプ・・・チョークで描いたような、太めでややかすれた縞模様が特徴です。フラノなどの起毛感のある生地と相性が良く、一般的なビジネスストライプとは一線を画す、重厚感のある印象に仕上がります。
ペンシルストライプ・・・鉛筆で引いたような、細く繊細な縞模様が特徴のストライプ柄です。ビッチ(縞の間隔)をやや広めに設定することで、控えめながらも華やかさを演出できるため、パーティーシーンにもおすすめです。
オルタネートストライプ・・・2色または2種類の柄が交互に入っています。オーダースーツ専門店なら生地を豊富に扱っているため、既製スーツにはない配色が楽しめるでしょう。

シャドーストライプ・・・一見無地に見えながら、光の当たり方によって縞が浮かび上がる控えめなストライプ柄です。縦のラインを強調し、すっきりとした印象を与えてくれます。ビジネスシーンでも着用しやすい柄です。
ピンストライプ・・・ピンで打ったような、非常に細い点線状の縞模様が特徴です。ベースカラーと同系色のストライプを選べば、華美になりすぎず、ビジネスシーンでも使いやすい印象にまとまります。

 

オーダースーツにおすすめの生地【チェック柄】

グレンチェック(グレナカート・チェック)・・・複数の細かなチェックを組み合わせた、奥行きのある格子柄です。ミディアムグレーなど落ち着いた色味を選ぶことで、知的で洗練された印象に仕上がります。
ウィンドウペンチェック・・・縦横の線が交差して、大きな正方形や長方形を描くチェック柄です。柄がはっきりしているため、シンプルなシャツやネクタイとの相性が良く、コーディネートの主役になります。

シャドーチェック・・・光の角度によってチェック柄が浮かび上がる、控えめな織り柄です。無地に近い感覚で着用でき、艶のある生地と組み合わせることで、上品なスーツスタイルが完成します。
マイクロチェック・・・非常に細かい正方形の格子が特徴のチェック柄です。派手さを抑えつつも細やかさが際立ち、無地にはない表情を楽しめるため、個性をさりげなく演出したい方におすすめです。

 

オーダースーツにおすすめの生地【おしゃれな柄】

シャークスキン・・・白糸と色糸を交互に織り込んだ綾織生地で、サメ肌のような独特の表情が名前の由来です。トラッドな雰囲気を残しつつ、洗練された印象を演出することができます。
バーズアイ・・・鳥の目のような細かな点模様が特徴の織り柄です。遠目には無地に見え、近くで見ると表情が感じられるため、クラシックとモダンを両立したスタイルに仕上がります。
ハウンドトゥース(千鳥格子)・・・主に黒と白で構成される、犬の歯のような形が連なるチェック柄です。スリーピースのオーダースーツに仕立てることで、英国紳士のような雰囲気が楽しめます。ジャケット単品として活用できる点も魅力です。

 

オーダージャケットにおすすめの生地【チェック柄】

ガンクラブチェック・・・一色の格子の間に別色の格子を配した伝統的な柄で、英国の狩猟クラブに由来します。ジャケットとして仕立てれば、様々なスラックスと合わせやすく、オン・オフ問わず活躍します。
タータンチェック・・・縦横に等間隔で縞を配した、大柄で存在感のあるチェック柄です。柄にインパクトがある分、他のアイテムは無地でまとめると失敗が少なくなるでしょう。

 

良い生地で納得の一着を手に入れよう

スーツの印象や着心地は、生地の選び方によって大きく左右されます。光沢・柔らかさ・シワの戻りの3つのポイントを押さえることで、見た目の上質さだけでなく、長く快適に着用できる一着を選ぶことができるでしょう。
オーダースーツ専門店グローバルスタイルでは、約5,000種類以上の生地を取り揃えているため、好みに合った生地の提案が可能です。知識と選択肢を活かして、理想のスーツをオーダーしてみてはいかがでしょうか。

 

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