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シーン別スーツ(結婚式・葬式・パーティー)

両家顔合わせにふさわしい服装とは? 男女別の定番やドレスコード別の装例をご紹介! 

(最終更新日:2024.12.02)2023.09.08 # シーン別スーツ(結婚式・葬式・パーティー)

ふたりの結婚に向けてお互いの親同士が会う大事な両家の顔合わせですが、初めてのことなので「どんな服装をしたらいいのだろう?」と悩んでしまいますよね。そこで今回は結婚するふたりだけではなく、両親、兄弟姉妹なども含めた顔合わせの場にふさわしい服装についてご紹介していきたいと思います。

両家で服装の「格」をあわせる理由

両家が初めて会うことになる顔合わせの場を和やかで楽しい雰囲気にするためにも、服装の「格を」揃えておくことはとても重要です。

例えば両家の親の片方がスーツなどフォーマルな服装なのに、もう一方がカジュアルな服装でお互いのバランスが取れていなかったりすると、それだけで初対面の印象も悪くなり場の雰囲気が壊れてしまったりするのです。

両家の服装のバランスを合わせることは、顔合わせを成功させるための大事なマナーであることを知っておいてください。

顔合わせする際の定番の服装は?

顔合わせという場で格式を重んじるなら、男性はスーツ、女性はワンピース(またはセットアップ)を選ぶ人が多いようです。

また顔合わせをする場所がどんなところかも大事になります。ホテルや高級レストランなどではスーツやワンピースなどの洋装がマッチして、高級料亭などでは着物などの和装も合います。しかし最近ではカジュアルレストランでの顔合わせやジャケパンスタイルなどの少しカジュアルな雰囲気な服装を好む場合も増えてきています。

いずれにしても場所の雰囲気に合った服装にすることをふたりで相談しながらお互いの家族にも伝えておくことをおすすめします。

男性におすすめの服装

男性の場合はブラック、ネイビーやグレーなどのベーシックカラーのスーツがおすすめです。結納なども兼ねた場ではブラックスーツが良いですが、通常の顔合わせではネイビーやグレーのダークスーツでも構いません。

素材の良いものを選べば格式のある場でも品のある印象を与えることが出来ます。シャツは白シャツが基本ですが薄いブルーなどでも良いでしょう。柄よりも無地を選ぶことをおすすめします。またネクタイは無地もしくはレジメンやドットなど、あまり派手すぎないベーシックな柄を選んで下さい。

またカジュアルな場合でも清潔感があってきちんとして見えるジャケパンスタイルなどがおすすめです。

男性におすすめのコーデ①

高級ホテルや高級レストランで結納を行う顔合わせでのセミフォーマルなスタイル      

結納も兼ねた正式な顔合わせの場ではブラックスーツが良いでしょう。セミフォーマルな場でのドレスコードであるブラックスーツであればどんなお相手に対しても失礼にあたることはありません。ブラックスーツには「礼服用」と「ビジネス用」があるのですが、「礼服用」を着用することをおすすめします。

ブラックスーツに白いシャツ、グレー無地のネクタイをシンプルに合わせることでお相手にも「厳粛」な印象を与えることが出来ます。

男性にオススメのコーデ②

高級ホテルや高級レストランで行う通常の顔合わせでのインフォーマルなスタイル

結納などは行わないが高級ホテルや高級レストランのフォーマルな場所での顔合わせではチャコールグレーのダークスーツが良いでしょう。「品格」や「冷静」な印象を与えるダークグレーのスーツに「知的な」印象を与える同系色のレジメンタイを合わせれば、お相手の御家族からも大人の男性としての好感度は抜群です。

男性におすすめのコーデ③

ホテルやレストランで行う通常の顔合わせでのスマートエレガンスなスタイル

ホテルやレストランでの少しだけくだけた顔合わせの場ではダークネイビのスーツが良いでしょう。

ダークネイビーのスーツは「堅実」や「真面目」な印象を与えてくれます。またインナーに薄いブルーのシャツやレジメンタイを合わせれば若々しく少しカジュアルな見え方になり、初対面のお相手からの好感度も高くなるのでおすすめです。

男性におすすめのコーデ④

ホテルやレストランで行うフランクな顔合わせでのスマートカジュアルなスタイル

ホテルやレストランでのフランクな顔合わせの場ではネイビーのジャケパンスタイルが良いでしょう。

最近では堅苦しくないカジュアルなスタイルでの顔合わせも増えていますが、ジャケットを羽織るだけでもカジュアルさの中にもきちんとした品の良さが出せます。ネイビーのジャケットにグレーのパンツ、インナーにはノーネクタイで薄いブルーのボタンダウンシャツを合わせれば、上品で誰からも好感度の高いスタイルになるのでおすすめです。

女性におすすめの服装

女性の場合は、ワンピースがおすすめです。シンプルなデザインで、丈はひざ丈やひざ下丈が良いでしょう。色も男性のダークスーツと対照的に場が華やかに彩られるので明るめを選ぶことをおすすめします。

女性におすすめのコーデ①

一番人気のワンピーススタイル。

女性の服装の定番はワンピースタイルです。ひざ丈やひざ下丈の長さで、胸元があまり空いていない露出が少ないタイプが品良く清楚に見え好感度が高いです。

また男性がダークな色味のスーツになるので場を華やかなものにするために、ピンクや白、ベージュ、レモンイエロー、ライトブルーなどの明るめで優しいパステルカラーもおすすめです。

女性におすすめのコーデ②

顔合わせの場では人気の和装スタイル。

顔合わせの場では振袖などの和装も人気があります。料亭や高級ホテルや高級レストランなどフォーマル度の高い会場であれば場の雰囲気にもマッチしますし、お相手の男性側がブラックスーツやダークスーツを着用する場合は服装の「格」も合うことになります。ただ、振袖などの和装を選ぶ場合は、事前に自分の希望を伝えて、相手側の御家族の了承を得ておくことをおすすめします。

両親、兄弟姉妹、親族の場合

あくまでも主役はこれから結婚しようとするふたりなので、ふたりよりも派手すぎない服装にすることが基本になりますが、それではどんな服装がよいのでしょうか?具体的にご紹介していきます。

父親

父親はブラックスーツかダークスーツが基本になります。ネクタイも派手すぎないベーシックな柄を選ぶことをおすすめします。基本的には結婚する男性に合わせた方が良いので、結婚する男性がスーツならスーツ、和装なら和装と服装を合わせることをおすすめします。

母親

母親も結婚する女性に合わせた服装が一般的です。結婚する女性がワンピースならワンピース、スーツならスーツを、また着物など和装の場合は和装を選ぶことをおすすめします。最近の傾向としてはセレモニースーツなどを選ばれるケースが多いようです。

兄弟、姉妹、親族

兄弟、姉妹、親族の場合も結婚する2人に合わせた服装を選ぶのが一般的です。両親と同じように結婚するふたりより目立たない服装が基本になります。また兄弟や姉妹が学生の場合は制服などを着用するのも問題ないと思います。

その他、服装を決める際に考慮すべきこと

両家の「格」を相談して揃える以外に他にはどんな事を考慮して服装を決めていけばよいのでしょうか?具体的には下記の2つの点になります。

会場の雰囲気

顔合わせの場は様々です。以前とは違ってホテルや高級レストランや料亭という場所だけでなく、最近ではカジュアルなレストランなど多様化しています。例え両家が合意していたとしても、ホテルや高級レストランでラフな服装で浮いてしまったり、またカジュアルな雰囲気のレストランなのにフォーマルすぎて場違いだったりしないように、顔合わせ場の雰囲気に合った服装を両家で相談しておくことが大切になります。

季節や気候

服装を考える上で季節や気候も大事になります。例えば男性の場合は夏の熱い時期では涼しい仕立てのスーツを選んで快適に過ごせるようにしたり、女性の場合は顔合わせの場の空調が効きすぎている場合もあるので、ワンピースの上から羽織れるようなカーディガンなどを事前に用意していたりするなどの準備が必要です。

また冬の場合はコートを着用する事などもあると思いますが、コートも派手な柄や色ではなく黒やグレーなどのベーシックでフォーマルな印象のカラーを選ぶことをおすすめします。

さらに詳しいマナー

顔合わせほか、結婚・婚活に関するマナー全般を確認しておくことでさらに安心できます。
婚活でお悩みの方は、結婚相談所などで一度相談すると良いでしょう。

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会場のドレスコード別の服装例

顔合わせの場となる高級ホテルや高級レストランではドレスコードと呼ばれる「服装規定」がある場合があります。例えば「ジーンズや短パンは禁止」などですが、自分達だけでなくその場の雰囲気に合った服装をすることがマナーになります。ドレスコード別服装について簡単にご紹介していきましょう!

セミフォーマルの場合

セミフォーマルとは「準礼装」と呼ばれフォーマルの次に格式の高い服装の事を指します。

セミフォーマルは昼と夜で服装が分かれていて、昼は「ブラックスーツ」「ディレクターズスーツ」で夜は「タキシード」が基本スタイルになります。例えば結納も兼ねた正式な顔合わせの場での服装としてはブラックスーツの着用をおすすめします。合わせるシャツも白が基本でネクタイも無地や小柄などのベーシックな柄が基本になります。

女性の場合はドレッシーなパーティードレスやセレモニースーツであれば問題ないでしょう。また、ジャケット、ボレロ、カーディガンなど上に羽織るものも忘れないようにしましょう。

インフォーマルの場合

インフォーマルは「略礼装」と呼ばれセミフォーマルよりはカジュアルなスタイルです。結婚式やパーティーなどに列席する招待状に「平服でお越しください」と指定があった場合このドレスコードは当てはまります。

具体的には、ブラックスーツだけでなくネイビーやチャコールグレーなどのダークスーツの着用が基本になります。合わせるシャツも白だけでなく薄いブルーなども大丈夫です

女性の場合はカジュアルなパーティードレス、ワンピース、ビジネス用ではないエレガントなスーツなどであれば問題ないでしょう。

スマートエレガンスの場合

スマートエレガンスはインフォーマルに比べドレッシーさの中にもカジュアルさを取り入れたスタイルです。

最近では高級レストランや高級レストランのドレスコードで用いられる場合が多く、これもダークスーツを選んでおけば間違いがありません。明確な定義はありませんのでセミフォーマルやインフォーマルに比べるとシャツやネクタイ、チーフなどで少しお洒落に遊んでもいいかもしれません。

女性の場合のスマートエレガンスはドレスやワンピースの他、スカートや華やかなスーツやパンツスタイルもOKなので、ドレッシーな雰囲気であれば問題ないでしょう。※ただし、足元はつま先が見えないパンプス(×サンダル)が望ましいです。

スマートカジュアルの場合

スマートカジュアルは綺麗に見えるカジュアルスタイルのことです。最近ではホテルのディナーやカジュアルなパーティーでのドレスコードとして「スマートカジュアル」指定が増えてきています。

「ジャケパンスタイルでノーネクタイでも可」なのですが、あくまで上品で綺麗に見えるカジュアルスタイルを基本にして下さい。ジャケットはネイビー、パンツはグレー、シャツは薄いブルーのボタンダウンなどを選ぶことをおすすめします。

女性の場合は普段着よりはきちんと感がありながらも堅苦しくはないスタイルです。上質なワンピースやスカート、パンツスタイルなどの上品で洗練された装いであれば問題ないでしょう。

まとめ

相手により良い印象を与えるためには、TPOに合った服装、そして自身のサイズに合ったスーツがおすすめです。

グローバルスタイルでは現在、期間限定のお得なオーダースーツフェアを全店で開催中。オーダースーツを1着2万円台から仕立てることができます。

スーツであれば、顔合わせ後もビジネスやセレモニーで着回しが効くため、この機会に新調を検討してみてください。

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