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革靴・靴下・リュック・かばん・時計

革靴の手入れは毎日行おう!帰宅後の簡単ステップと月1回の定期的なケア方法

(最終更新日:2025.12.01)2016.04.12 # 革靴・靴下・リュック・かばん・時計

良い革靴でも日々のお手入れを怠ると、コーディネートが台無しになってしまいます。「手入れの行き届いたシューズこそ、ビジネスマンのファッションを決める」といっても過言ではありません。

そこで今回は、『毎日帰宅後に行う!革靴の簡単お手入れ方法』『月1回!革靴の定期的なお手入れ方法』『見落としがちな革靴のお手入れ場所』『革靴のお手入れに必要なアイテムの選び方』『さらに、そのひと手間でこんなに違う!革靴で気をつけたいポイント』『日頃のお手入れを欠かさず革靴を長持ちさせよう』について見ていきながら、帰宅後の革靴のお手入れ方法について、ご紹介します。

 

毎日帰宅後に行う!革靴の簡単お手入れ方法

革靴は履きっぱなしにしておくと湿気や汚れが溜まり、寿命を縮める原因となります。しかし毎日帰宅後に行うちょっとしたお手入れが、型崩れや臭いの防止につながり、さらに履き心地も格段に良くなります。

1.シューキーパー(シューツリー)に入れる

帰宅後にまず行いたいのが、革靴にシューキーパー(シューツリー)を入れることです。シューキーパーは、履きジワを伸ばして型が崩れるのを防ぎ、同時に靴の中の湿気を吸収してくれます。特に木製のものは吸湿性に優れているため、翌日にはさらっと快適な状態で履くことができます。お気に入りの革靴を長持ちさせたいなら、日々欠かさず取り入れたい習慣です。

2.全体を優しくブラッシングする

次に、革靴用ブラシを使用してブラッシングを行います。革靴用のブラシには、主に馬毛と豚毛がありますが、オーソドックスなのは馬毛ブラシです。馬毛の革靴用ブラシは、毛が柔らかいため、革を傷めにくい特徴があります。細かいホコリを落とすように、軽く優しくブラッシングします。摩擦で傷になる可能性があるので、強くこすらないように注意しましょう。

3.気になる部分は柔らかい布で拭く

汚れが気になる部分があるときは、柔らかい布で優しく拭き取りましょう。ブラッシングと同様、力を入れすぎると革を傷める原因になるため、丁寧に扱うのがポイントです。使用する布は、コットン100%の柔らかいものがおすすめです。「これだけで大丈夫?」と思うかもしれませんが、履いた日の基本的なお手入れはこれだけで十分です。むしろ毎日クリームを塗ると、油分が過剰になり、革を劣化させる可能性もあります。毎日の軽いブラッシングと布での拭き取り、そして月1回の定期的なお手入れを組み合わせるのが理想です。きれいな革靴とスーツを合わせることで、清潔感を与えます。

 

月1回!革靴の定期的なお手入れ方法

日々の簡単なお手入れに加えて、月に1度はしっかりとしたケアを行いましょう。革靴の美しさと耐久性がさらに高まります。

(事前準備)用意するお手入れ用品

毎日のお手入れでも使用する「革靴用の馬毛ブラシ(もしくは豚毛ブラシ)」「柔らかい布」に加えて、下記を用意しましょう。

革靴用クリーナー・・・革靴の汚れを落とす。チューブ式のものが多い。
革靴用クリーム・・・革に潤いと栄養を与えツヤを出す。革の色に合ったものを選ぶ。
コバブラシ(竹ようじ)・・・靴底の縫い合わせ部分などのホコリや土を落とす。
ムートンクロス・・・革靴のツヤ出しに使用する。柔らかい布でも代用可能。

1.靴全体のブラッシング+柔らかい布で拭く

細かいホコリを落とすように、馬毛ブラシで優しくブラッシングし、細かい部分はコバブラシ(竹ようじ)、汚れの気になる部分は柔らかい布を使って落とします。ここまでの工程は、『毎日帰宅後に行う!革靴の簡単お手入れ方法』と同じです。

2.布にクリーナーをつけて汚れを拭き取る

布に適量のクリーナーをつけて、革靴全体に薄く塗っていきます。クリーナーは、普段のブラッシングでは落ちにくい皮脂汚れや古いクリームを除去する役割があります。クリーナーを直接革靴に塗ったり、同じ個所に大量に塗ったりすると、シミになってしまうため注意しましょう。革靴についた汚れを拭き取るようなイメージで、軽く布を当てるのがコツです。

3.クリームを塗って革を保湿する

クリーナーで表面を整えた後は、クリームを使って革に潤いと栄養を与えます。布や指先を使って薄く均一に塗り広げるのがコツです。力を込めず円を描くように馴染ませると、革全体にしっかりと浸透します。クリームによる保湿は、ひび割れや乾燥を防ぐだけでなく、自然なツヤ感を生み出してくれます。

▽革靴用クリームを使ったお手入れ方法について詳しく知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:革靴用のクリームで綺麗に仕上げる!~選び方と簡単にできるお手入れ方法~

4.布で乾拭き(からぶき)・ブラッシングする

過剰なクリームの保湿は、革に負担をかけてしまいます。クリームを塗り2~3分待った後、仕上げに乾拭き(からぶき)、もしくはブラッシングすることで、余分なクリームが取り除かれ、革がよりツヤツヤになります。このときムートンクロスを使用すると、より簡単にツヤを出すことができます。クリームによって一時的にツヤを出すのではなく、一連のお手入れによって本来のツヤを引き出すことが大切です。ツヤのある革靴は、スーツやオーダースーツと合わせた際に足元から上品な印象を与えることができます。

▽簡単にできる革靴の磨き方について詳しく知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:【動画あり】簡単にできる革靴の磨き方!スーツの着こなしは足元から

 

見落としがちな革靴のお手入れ場所

革靴のお手入れというと、どうしても表面やつま先にばかり意識が集中してしまいます。しかし実際に革靴を長持ちさせるためには、普段あまり気にかけない部分にも目を配ることが大切です。

革底(レザーソール)のお手入れ方法

革底(レザーソール)は水を吸収しやすく、そのまま放置すると硬化やひび割れを起こし、摩耗が早くなる原因となります。革靴を長持ちさせるためには、革底の定期的なお手入れも欠かせません。特に雨の日に履いた後などは早めのケアを心掛けましょう。

<手順>
・靴底の汚れや砂をブラシで軽く落とす。
・レザーソール専用のオイルまたはクリームを布で均一に塗布する。
・風通しの良い場所でしっかりと乾かす。

革靴の内側のお手入れ方法

革靴の内側は汚れや汗が溜まりやすく、そのままにするとカビや臭いの原因になります。快適に履き続けるためには、外側だけでなく内側のお手入れも欠かさないことが大切です。内側のケアを習慣づけることで、革靴の寿命を延ばし、清潔で快適な履き心地を保つことができます。

<手順>
・中敷きを外し、軽く乾かす(外せない場合は省略可)。
・柔らかい布にアルコールを含ませ、内側全体を優しく拭き取る。
・乾いた布で水分をしっかり拭き取り、自然乾燥させる。
・仕上げに消臭スプレーや専用ケア用品を使うとより効果的。

 

革靴のお手入れに必要なアイテムの選び方

革靴を長持ちさせ、美しい状態を維持するためには、ケアアイテムを適切に選ぶことも大切です。各アイテムにはさまざまな種類があり、選び方ひとつで仕上がりや靴の寿命に大きな違いが出ます。

シューキーパー(シューツリー)の選び方

シューキーパー(シューツリー)は革靴の型崩れを防ぎ履いた後の湿気を吸収する役割があります。シューキーパーのおすすめは吸湿性に優れた木製タイプです。中でもシダーという木材を使用しているものには、抗菌・防臭効果があります。金属やプラスチック製のものは吸湿性はありませんが、非常に軽量のため持ち運びに最適です。またサイズが合っていないと靴を傷めてしまうこともあるので、自分の靴にぴったり合うものを選びましょう。

ブラシの選び方

ブラシは用途によって複数種類を使い分けるのが基本です。馬毛ブラシは毛足が柔らかく広がりやすいため、普段のホコリ落としに使用します。適度な硬さが特徴の豚毛ブラシは、クリームを塗った後に革に馴染ませる際に使用します。鏡面磨きの仕上げにはきめ細かな山羊毛ブラシが最適です。ブラシを一本で済ませようとすると十分な効果が得られないため、用途別に揃えておくと良いでしょう。

布の選び方

革靴のお手入れに欠かせない布は、用途に合わせて選ぶことが大切です。布は汚れ落としやクリーム塗布、乾拭きなど多くの場面で活躍します。靴磨き専用の布を用意するのが理想ですが、普段のお手入れでは使い古したコットン100%のTシャツを切って代用してもかまいません。特に柔らかい素材は、革を傷つけにくく、初心者にも扱いやすいのでおすすめです。鏡面磨きをする場合は、光沢を引き出すコットンフランネル素材を使うと仕上がりが一段と美しくなります。

クリーナーの選び方

革靴用クリーナーは革靴に付着した汚れや古いクリームを落とす際に使用します。水性タイプと油性タイプがあり、日常的に使うなら、革に優しく初心者でも扱いやすい水性タイプがおすすめです。一方、油性タイプは、頑固な汚れや厚く残ったワックスを落としたい場合に使用しましょう。ただし油性タイプは強力な分、頻繁に使うと革を傷める可能性があるため注意して使用しましょう。用途や頻度に応じて使い分けることがポイントです。

クリームの選び方

(左:乳化性クリーム、右:油性クリーム)
革靴用クリームは、革靴の美しさと柔らかさを保つために欠かせないアイテムです。まず基本となるのは乳化性クリームで、革に潤いを与えながら自然な艶を出してくれます。さらに強い光沢を求める場合は、乳化性クリームと合わせて油性クリームを使用しましょう。ただし油性クリームは頻度が多いと革が硬化することもあるため注意が必要です。また色付きタイプには補色効果もあるので、靴の色に合わせて選ぶと見た目が引き締まります。

迷ったら「お手入れセット」を選ぶのもおすすめ

どのアイテムを選べばよいか迷う場合は、必要なものが一式揃った「お手入れセット」を選ぶと安心です。シューキーパーやブラシ、クリーナーやクリーム、布などが揃っているため、すぐに革靴のお手入れを始めることができます。セットの内容はメーカーや商品によって異なるので、欲しいアイテムが含まれているかどうか確認してから購入しましょう。お手入れセットは、アイテムの選び方に悩む方や、お得に揃えたい方におすすめです。

 

さらに、そのひと手間でこんなに違う!革靴で気をつけたいポイント

革靴は基本的なお手入れを続けるだけでも、長く履き続けることができますが、さらにポイントを押さえることでより長く履き続けることができるでしょう。

同じ革靴を毎日履かないこと。

靴が吸った足の汗が消えるには2~3日程かかるため、毎日履き続けると汗や汚れが蓄積してしまい、ケアだけでは戻すことのできないようなダメージを与えてしまいます。そのため、同じ革靴の出番が週2~3回以下になるよう、3足以上の革靴を用意し、ローテーションして履くのがおすすめです。

革靴を適当に保管しないこと。

湿気の多い場所での保管や、ヨレた状態での保存は、型崩れの原因になります。シューズキーパー(シューツリー)を使用し、通気性の良い場所に保管しましょう。

 

日頃のお手入れを欠かさず革靴を長持ちさせよう

革靴お手入れの積み重ねによって大きく寿命が変わります。見落としがちな部分も定期的にケアすることで、美しい状態を長く維持でき、清潔感や上品な印象を保てます。革靴は日々のお手入れを欠かさず続けることが大切です。
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