結婚式(参列・ブライダル)
【結婚式】親族の服装選びマナーとは?立場別&年代別にポイントを紹介
結婚式に参列する際の服装は立場や年代によって変化します。親族として参列する際には他のゲストとは異なり、よりフォーマルで上品な装いが求められます。親族の服装は、新郎新婦や家族の印象にも関わるため、マナーを押さえたうえで品よくまとめることが大切です。
そこで今回は、『結婚式における親族の基本的な服装マナー』『【立場別】両親(父親・母親)・兄弟姉妹・祖父母・叔父叔母・いとこの服装選びのポイント』『【年代別】男性/女性20代・30代・40代・50代・60代服装選びのポイント』『結婚式でNGな服装例』について見ていきながら、結婚式の親族の服装選びのポイントを紹介します。
目次
結婚式における親族の基本的な服装マナー
礼装の格式による違い
結婚式の服装には「正礼装」「準礼装」「略礼装」の3つの格式があり、親族としての立場や年代によってふさわしい礼装の格が異なるため注意が必要です。たとえば両親(父親・母親)は正礼装、兄弟姉妹や親戚は準礼装・略礼装が一般的です。結婚式の格式や会場の雰囲気に合わせて、上品で統一感のある服装を選びましょう。
・正礼装:モーニングコート・タキシード
・準礼装:ディレクターズスーツ・タキシード
・略礼装:ブラックスーツ・ダークスーツ
両家の格を揃える
新郎新婦両家の親族がバランスよく見えることが大切です。どちらか一方が格を上げすぎたり下げすぎたりすると、結婚式全体の印象にちぐはぐさが出てしまいます。父親・母親や親族同士で事前に服装の方向性や礼装の格(正礼装・準礼装など)を確認し、統一感のある装いを心がけましょう。
親族は「招待客」以上の立場
招待客以上に新郎新婦を支える立場であり、ゲストを迎える側としての振る舞いが求められます。服装は清潔感があり、フォーマルかつ上品にまとめることが基本です。派手すぎる装いは避け、主役を引き立てることで、親族(父親・母親)としてふさわしい印象を与えることができます。
▽結婚式で男性ゲストが着用する服装マナーについて知りたい方はこちら。
■ 関連ページ:【男性ゲスト】結婚式にふさわしい服装マナーとは?NG例な着こなしをわかりやすく解説
【立場別】両親の服装選びのポイント
父親の服装|正礼装
父親の和装の場合は、黒の五つ紋付き羽織袴が基本です。父親の洋装の場合は、昼の結婚式ではモーニングコート、夜の結婚式では燕尾服やタキシードを着用します。式によってはディレクターズスーツも可能です。シャツは白無地のウイングカラーシャツを選び、ネクタイはシルバーや白黒を合わせます。靴は黒のストレートチップが基本です。
父親の服装に迷った場合は、お店のスタッフに相談するのも良いでしょう。オーダースーツ専門店なら、マナー面も含めてアドバイスしてくれる場合もあります。父親の服装を一緒に確認すると安心です。
母親の服装|正礼装

【立場別】兄弟姉妹の服装選びのポイント
兄弟の服装|準礼装・略礼装
兄弟では、ブラックスーツやダークカラースーツが一般的です。白シャツを合わせ、ネクタイはシルバーやグレー、靴は黒の革靴を選ぶとフォーマルな印象に仕上がります。
ベストを合わせたスリーピーススタイルにすると、格式を保ちながらも全体的に洗練された雰囲気を演出できます。
姉妹の服装|準礼装・略礼装

【立場別】祖父母の服装選びのポイント
祖父の服装|正礼装・準礼装
祖父はブラックスーツが一般的ですが、ディレクターズスーツやタキシードでも問題ありません。ネクタイは白やシルバー、タキシードなら黒など落ち着いたカラーに黒の革靴を合わせ、父親よりも格を上げない控えめなデザインを選ぶことが大切です。
おしゃれな雰囲気を楽しめる蝶ネクタイは、結婚式のような特別な日におすすめです。祖父として清潔感を意識した服装を選びましょう。
祖母の服装|正礼装・準礼装
祖母の洋装ではフォーマルドレスやフォーマルスーツが基本です。黒やダークカラーなどの落ち着いた色味のスーツに黒のパンプス、アクセントにコサージュや小物を合わせると、祖母として上品で華やかな印象に仕上がります。和装で黒留袖を選ぶ場合は、母親より格が上がらないよう配慮し、動きやすく疲れにくい服装を選ぶことが重要です。
【立場別】叔父叔母・いとこの服装選びのポイント
叔父・男性いとこ|準礼装・略礼装
叔父・男性いとこは基本的にブラックスーツが一般的ですが、ダークカラースーツでも問題ありません。ダークカラーを選ぶ場合は、スリーピーススーツにしたり、ポケットチーフなどの小物で華やかさを加えましょう。
ネクタイには清潔感のある青、靴は黒の革靴を選ぶことで、コーデに統一感が生まれます。
叔母・女性いとこ|準礼装・略礼装
叔母・女性いとこの洋装ではフォーマルドレスやワンピース、セットアップが基本です。和装を選ぶ場合は、黒留袖、振袖(未婚の場合)、色留袖が一般的です。最近ではスーツの方も多く、年齢や立場に応じて選ぶと良いでしょう。ブラウンなどの落ち着いた色味や華やかなパステルカラーは、叔母・いとことして上品で華やかな印象に仕上がります。
▽結婚式スーツの選び方を知りたい方はこちら。
■ 関連ページ:結婚式スーツの選び方とは?年代・立場別に着こなしポイントを解説!
【年代別】男性20代・30代・40代・50代・60代服装選びのポイント
20代男性の服装
20代男性は、爽やかで清潔感のあるスーツスタイルが親族として好ましいため、略礼服のブラックスーツやダークカラースーツを選びましょう。シャツは白、ネクタイは控えめな光沢感のあるネクタイや小紋柄がおすすめです。
靴とベルトを黒で揃えることで20代ならではの若々しさの中にきちんと感が生まれます。
30代男性の服装
30代男性は、20代と同じく略礼服のブラックスーツやダークカラースーツを選びましょう。シャツは白が基本で、ネクタイは控えめな柄やボルドーなどの深みのある色味がおすすめです。
革靴やベルトは上質な黒で揃え、30代としてシンプルながらも大人らしいきちんと感を演出しましょう。
40代男性の服装
40代男性は、略礼装だけでなく、より重厚感と上質さを意識した準礼装を選ぶ方法もあります。準礼装の場合、昼はディレクターズスーツ・夜はタキシードを選びましょう。シャツは白、ネクタイはアクセントになるような柄がおすすめです。
靴やベルトは黒の革製で揃えると、40代として全体が引き締まります。
50代・60代男性の服装
50代・60代男性は、40代と同じく略礼装と準礼装から選びましょう。スーツはブラックやダークネイビー、チャコールグレーなど深みのある色を選ぶと格式高く仕上がります。シャツは白、ネクタイはシルバーや白がおすすめです。
革靴やベルトは黒で揃え、全体的に上質感を意識すると50代・60代に合った品格が際立ちます。
【年代別】女性20代・30代・40代・50代・60代服装選びのポイント
20代・30代女性の服装
(引用:https://www.cariru.jp/ https://haregi-rental.com/tomesode/)40代・50代・60代女性の服装
40代・50代・60代女性は、品格と落ち着きを兼ね備えた装いが親族として好印象です。ドレスは落ち着いた色味、和装では黒留袖が一般的です。さらに40代・50代・60代はグレーやダークカラーのスーツスタイルもおすすめです。高級感のあるツイード素材や艶感のあるものを選ぶと格式の高い雰囲気に仕上がります。
親族の結婚式でNGな服装例4選
1.華美すぎる服装
男性の華やかさも大切ですが、親族として正しいフォーマルな装いを意識することがポイントです。派手すぎる服装や露出の多いデザインは避け、落ち着いた色味や上品なデザインを選びましょう。そうすることで、親族としての品格を保ちつつ、新郎新婦への配慮ができます。また、服装の格式や色合いは他の親族とのバランスも考え、全体の統一感を意識しましょう。
2.白や白に近い色の服装
白は結婚式の主役である新郎新婦の色とされているため、服装に白や白に近い色を取り入れるのは避けましょう。ただし、男性のシャツなど正礼装の一部として着用する場合は問題ありません。また、淡いベージュやオフホワイトなども白と間違われやすいため、親族としては控えめにすると安心です。
3.全身黒の服装
結婚式では弔事の喪服を連想させるため避けましょう。男性がブラックスーツを着用する場合は、ネクタイやポケットチーフの色で華やかさを演出することがポイントです。親族として上品でフォーマルな印象を保つことができます。新郎新婦を引き立てることを意識し、全体のバランスを整えましょう。
▽結婚式のネクタイの選び方について詳しく知りたい方はこちら。
■ 関連ページ:結婚式ネクタイの選び方とは?色柄の基本的なマナーとカラー別おすすめコーデ10選を紹介
4.カジュアルすぎる服装
その場に相応しくないカジュアルな服装や、フォーマルであっても清潔感が欠ける服装はNGです。着用前には汚れやシワを必ず確認し、必要に応じてアイロンやクリーニングで整えておきましょう。親族として新郎新婦や他の参列者に失礼のない、男性の整った印象を意識することが重要です。
親族・立場・年代に沿った装いで新郎新婦を引き立てよう
結婚式に参列する親族は、華やかさだけでなく、上品さや品格を意識した装いが求められます。親族としての立場や年代を踏まえ、主役である新郎新婦を引き立てることが大切です。
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