紺ブレスタイル!~歴史から分かるオシャレな着こなし方~

紺ブレ(紺ブレザー)とは
ジャケットの着こなしの1つに“ブレザージャケット”があります。その中でも有名なのが「紺ブレ」。起源はスーツと同じく英国。最近では“アイビー”“アメトラ(アメリカントラディショナル)”などの言葉がトレンドキーワードとしてあり注目度が上がっています。フォーマルな装いから、スポーティーな装いまでオシャレの印象を変えることができるアイテムです。


< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-
1. ブレザーの歴史~紺ブレの時代背景とトレンド~
2. ブレザーはダブルとシングルの2つ
3. 紺ブレの王道の着こなし方
4. 紺ブレの最新トレンド【2020年春夏】
5. グローバルスタイルの紺ブレスタイル
ブレザーの歴史~紺ブレの時代背景とトレンド~
<紺ブレの起源>
ブレザーが米国に伝わったのは20世紀初頭から1920年代初め。カジュアルな街着として着用され始める。イギリスからアメリカに伝わったブレザーが、その後60~70年代にアメリカで「ファンシーブレザー」という名前でファッションアイテムとして注目を集めた。これが今の「紺ブレ」の地位を確立したことになっている。

<なぜ今紺ブレなのか?>
2年前ぐらいからドレスウェアの世界では“アメトラ”や“プレッピー”の流れで「紺ブレ」が多く提案され始めていた。あくまでドレスウェアでのトレンドであったものが、20SSのコレクショントレンドのテーマ「フレンチシック」によって、1970年代のパリの上流階級のようにドレスアップするやり方が注目を集めた。

ここ数年、コレクションで続いたストリートの流れの反動で、エレガントな大人の装いが再び蘇ってきた。ドレスの世界とコレクションなど、モードシーンのトレンドがピッタリ合ったことが要因と考えられる。

ブレザーはダブルとシングルの2つ
ブレザーの起源は“ダブルブレザー”と“シングルブレザー”で、それぞれに違いがあります。
<ダブルブレザーの起源>
1837年に英国海軍の軍艦ブレザー号を、若き日のヴィクトリア女王が訪問した。その時に部下の見栄えを良くしようとした館長が、急場しのぎに英国海軍の真鍮(しんちゅう)メタルボタンを軍服に付け着用させたところ、女王が非常に喜んだとされている。それ以後、他の軍隊でもユニフォームとして採用されることになったのががダブルブレザーの起源とされています。

<シングルブレザーの起源>
1877年頃、英国のケンブリッジ大学とオックスフォード大学の間で定期対抗ボートレースが行われました。その際にケンブリッジ大学の選手が真紅のジャケットを羽織って現れたことがシングルブレザーの起源とされています。

紺ブレの王道の着こなし方
◇紺ブレ×アメトラスタイル◇
紺ブレ×オックスフォード生地のボタンダウンシャツ×レジメンタルタイが基本の合わせ方。オフィシャルはグレーパンツ、ちょっとカジュアルはチノパンツと、シーンによってパンツを使い分けるのも良いでしょう。

カジュアルに寄せたい時は、シャツはシンプルな無地、ネクタイを柄モノで合わせると雰囲気を変えることができます。

◇紺ブレ×イタリアスタイル◇
アメトラ(アメリカントラディショナル)の紺ブレスタイルを、イタリア人的な着こなしに落とし込むと、ダブルの紺ブレをカーキや白パンと合わせて柔らかく着こなしている。

白パンスタイルは、シングルの紺ブレでも柔らかい印象になります。青系のシャツで涼し気に魅せるとオシャレです。

紺ブレの最新トレンド【2020年春夏】
▼フレンチトラッド×紺ブレトレンドスタイリング▼
コレクションのテーマでフレンチトラッドな着こなしは、ネクタイではなく“オープンカラーシャツ”や“スカーフ”を巻いてちょっと気障に演出する。


▼紺ブレ×モードスタイリング▼
コレクションでも紺ブレを使いトラッドと違うスタイリング表現するモードブランドが多い。

グローバルスタイルの紺ブレスタイル
オーダースーツ専門店『Global Style』がオススメする “紺ブレスタイル” の提案、サイズ感が大切なジャケットスタイル。身体に合わせたシルエットでオシャレに。“金ボタン(メタル)”のデザインで差を付けることも可能です。
メタル釦にレジメンタイの王道紺ブレスタイルでも良し、カッタウェイのクレリックでノータイで上品にエレガントさを残して着るのも良し。

テーマ:ビジネス▼
「アメトラの雰囲気でトラディショナルにスタイリング」
着こなしのポイントは、レジメンタイにオックスのボタンダウンシャツを合わせてトラディショナルに。ゴールドのメタルボタンをチョイス。パンツは、グレースラックスもしくはチノパンでどうぞ。

テーマ:ドレスカジュアル▼
「ノータイでスカーフを巻いてフレンチトラッド風に上品にスタイリング」
着こなしのポイントは、上品さを意識。合わせるアイテムは、スカーフ、白のチーフでマリン風に。パンツは、デニムやカーゴパンツでどうぞ。

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テーマを決めず、お好きな色柄のアイテムでバランスよくまとめ、こだわりの「紺ブレ」スタイルを楽しんでみて下さい。ボタンに特徴があるので柄モノの数はおさえめにすると良いでしょう。
「紺ブレ×スタイリストスナップ」
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▲英国生地で仕立てたジャケパンスタイル。ダブルのネイビージャケットに金ボタンの組み合わせは定番です。
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▲派手めなロンドンストライプ×ブレザーでインパクト抜群。カジュアルなシーンで活躍します。
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▲紺ブレ×白パンで爽やかなカジュアルジャケパンスタイル。
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いかがでしたでしょうか?

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Supervisor - この記事の監修者
大学卒業後、アパレルメーカーにてミラノコレクションにも参加するイタリアブランドのデザイナーとして11年のキャリアを積む。チーフデザイナーを歴任後、フリーとなり、オリジナルブランドのセレクトショップや百貨店での展開。大手アパレルや小売店、商社など、様々なプロジェクトのデザインやディレクションを手掛ける。