シーン別スーツ着こなし
夏のメンズスーツ(サマースーツ)の選び方|快適に着る時期・色柄・コーディネート例を紹介
夏のビジネスシーンでは、ワイシャツ×ノーネクタイといった軽装が一般的です。しかし、業種やシーンによってはスーツの着用が求められる場面も少なくありません。
そこで今回は、『夏のスーツ(サマースーツ)を着る時期・タイミングはいつ?』『夏用スーツ(サマースーツ)の選び方』『【色別】夏スーツコーデ8選』『夏用スーツで暑い季節も快適に』について見ていきながら、夏用スーツ(サマースーツ)の選び方や夏におすすめのコーディネート例を紹介します。
目次
夏のスーツ(サマースーツ)を着る時期・タイミングはいつ?
夏用スーツを着る時期に明確な決まりはありませんが、一般的には5月~9月頃、あるいはクールビズ期間に合わせて着用されることが多いです。気温や体感に応じて切り替えるのが基本で、暑さを感じる時期であれば夏用スーツを着用して問題ありません。ただし、職場によっては服装規定が設けられている場合もあるため、社内ルールに従うことが前提となります。また、気温を目安にスーツを切り替えるのもおすすめです。
<気温別スーツの着用例>
・25℃以上・・・通気性の高い夏用スーツ
・20~25℃程度・・・オールシーズン用スーツ
・20℃未満・・・保温性のある秋冬用スーツ
▽クールビズについて詳しく知りたい方はこちら。
■ 関連ページ:【2026年】クールビズとは?メンズの服装マナーやおすすめビジネスコーデ8選を紹介
夏用スーツ(サマースーツ)の選び方|着心地編
1.涼しいスーツ生地・素材を選ぶ
夏用スーツ(サマースーツ)には、通気性や軽さに優れた素材・生地が多く用いられています。一般的にスーツは春夏用と秋冬用に分かれており、生地の厚みや重さが異なります。代表的な素材として、リネン・コットン・ウールなどがあり、特にリネンやコットンは吸湿性に優れ、蒸れにくく快適に着用できるのが特徴です。ウールも夏用では薄手の生地が主流で、通気性と吸放湿性を兼ね備えています。
(左:トロピカル|中央:モヘア混|右:シアサッカー)・トロピカル・・・平織りで通気性が高く、軽やかな着心地
・モヘア混・・・ハリと光沢があり、清涼感のある仕上がり
・シアサッカー・・・凹凸により肌離れがよく、涼しく着用できる
2.風通しの良い裏地を選ぶ
(上:背抜き仕様|左下:総裏仕様|右下:半裏仕様)
また、裏地は通気性や肌触りに配慮された素材がおすすめです。中でも吸湿性・放湿性に優れたキュプラは、蒸れやべたつきを抑える効果があります。滑りが良く袖通しがしやすいだけでなく、やさしい肌触りも特徴です。様々な裏地を取り揃えているため好みの着心地・デザインの裏地が見つかるでしょう。
3.夏用仕立てのスーツを選ぶ
夏用スーツを快適に着るためには、「夏用仕立て」にするのがおすすめです。通常のスーツと比べて芯地や肩まわりの構造を見直すことで、軽さと通気性を高めることができます。特にジャケットは芯地の分量を抑えたり、肩パッドや裄綿を軽量化することで、見た目のきちんと感を保ちながらも軽やかな着心地を実現できます。
(※画像はオーダースーツ専門店グローバルスタイルの例です)
(左:通常のジャケットの芯地|右:夏用仕立ての芯地)4.機能性に優れた素材を選ぶ
夏用スーツには、夏を快適に過ごせる機能が揃っています。中でもスーツのカジュアル化に合わせて増えているのが、ウォッシャブル機能です。自宅で洗濯できるため、汗をかきやすい方におすすめです。また、暑さが厳しくなるとスーツが汗で湿ったままになりやすく雑菌が繁殖しやすく臭いの元になります。抗菌・消臭機能のある生地であれば、雑菌の繁殖を軽減し、臭いの原因を防ぐことができます。
ウールなどの天然素材は、吸湿性・放湿性や消臭性に優れており機能面でも優れています。また、スーツの生地は薄いほど通気性が高くなることも覚えておくと良いでしょう。用途やシーンに応じて適した機能のスーツを着用することがポイントです。
5.特殊加工されたスーツ生地を選ぶ
夏に着用するスーツに快適さを求める方には、特殊加工を施した生地がおすすめです。イタリアの生地ブランド『レダ』は、夏向けの生地を多数展開しています。人気の「ATTO-アット」は、軽量性や撥水性、通気性、ストレッチ性などを兼ね備えています。「ICESENSE-アイスセンス」は清涼感と通気性に優れ、軽やかな着心地が魅力です。「FLEXO-フレクソ」はシルキーな艶と高い伸縮性で、快適さを高めてくれます。
夏用スーツ(サマースーツ)の選び方|見た目編
1.涼しく見える色・柄を選ぶ
夏用のスーツに、ブラックやダークグレーなど暗い色を中心に選ぶと、暑苦しさを感じさせることがあります。ネイビーやライトグレーなど明るめの色で、涼し気で爽やかな印象を与えることを意識すると良いでしょう。ただし、明るすぎる色はややカジュアルに見えやすくなるため、ワイシャツやネクタイにきれいめなアイテムを取り入れてフォーマル度を上げるなどトータルバランスを整えることがポイントです。
また、夏用スーツは、シンプルな無地も良いですが、柄を取り入れてスタイリッシュに見せるのも良いでしょう。夏用スーツの柄は、千鳥格子やグレンチェックなど、英国由来のクラシックなものがおすすめです。ライトグレーのスーツは、モノトーンで大人の落ち着いた雰囲気になりやすいため、多くのビジネスマンに選ばれています。オフィスカジュアルやビジネスカジュアルなどで着用するのも良いでしょう。
2.夏に適したジャケットデザインを選ぶ
(左:アンコンジャケット|右:一般的なジャケット)3.ダブルスーツスタイルに挑戦する
春夏用の薄い生地なら、英国紳士を象徴するダブルスーツスタイルも良いでしょう。色は落ち着きのあるネイビーやグレーなど青系のシャツと合わせ首元の印象を涼し気に見せることができます。イギリスブランドの生地で英国紳士のようなファッションを楽しみたい方におすすめです。
夏用スーツ(サマースーツ)はジャケットを着なくてもいい?
Q.夏用スーツ(サマースーツ)はジャケットなしでも良い?
A.ジャケットを着用する・しないはTPOを基準に判断しましょう。最近はクールビズの浸透により、夏にジャケットを着用しないスタイルが一般的になっているため、多くの企業でワイシャツやベストを中心とした軽装でも問題ないとされています。ただし、商談や会議、来客対応などの場面では、きちんとした印象を与えるために、ジャケットを着用することをおすすめします。
【色別】おすすめの夏スーツ(サマースーツ)コーデ8選
1.ネイビースーツ
夏用スーツの定番カラーといえるネイビー。白シャツを合わせることで、清潔感のある爽やかな印象に仕上がります。ネクタイを着用する場合は、ブルー系の色やストライプ柄を選ぶと軽やかな雰囲気を演出できます。様々なビジネスシーンで使いやすく、新社会人も取り入れやすいコーディネートです。
2.グレースーツ
落ち着いた印象を与えるグレースーツは、オフィスカジュアルやビジネスカジュアルなど幅広いビジネスシーンでも活躍します。ストライプシャツを合わせると清涼感のある着こなしが完成します。足元はダークブラウンの革靴を合わせ、柔らかく上品な雰囲気を演出するのもおすすめです。
3.ブルースーツ
爽やかな印象を与える、明るいトーンのブルースーツです。白シャツやブルー系シャツを合わせると統一感のあるコーディネートが完成します。スーツの色が明るいため、靴はブラックやダークブラウンで印象を引き締めるのがおすすめです。
4.ベージュスーツ
ナチュラルで軽やかな印象のベージュは、夏らしい雰囲気を演出できるカラーです。サックスブルーのシャツを合わせることで、清潔感がプラスされます。また、ポケットチーフを合わせて上品にまとめるのもおすすめです。
5.グリーンスーツ
最近注目されているグリーンスーツです。落ち着いたトーンのグリーンなら、ビジネスシーンでも着用しやすいでしょう。グリーンスーツは柄を取り入れたり、シャツやネクタイに色味を取り入れることで、より上品なコーディネートにまとまります。
6.ライトグレースーツ
ライトグレーは、夏らしい明るく軽やかな印象を与えるスーツカラーです。イエローシャツを合わせてお洒落にまとめるのも良いでしょう。チェック柄のスーツは、明るい色を取り入れるとポジティブな印象が強調されます。夏でもお洒落にスーツを着こなしたい方におすすめです。
7.ブルージャケット×ネイビーパンツ
ブルーストライプのシアサッカー生地のジャケットは爽やかな印象を演出します。さらに、ネイビーカラーのパンツを合わせることで涼し気なコーディネートが完成します。ブルーとネイビーの組み合わせは夏にふさわしい清潔感があるため、オフィスカジュアルなどで着用するのもおすすめです。
8.グリーンジャケット×ベージュパンツ
グリーンジャケットにベージュパンツを合わせ、爽やかさと落ち着きを兼ね備えたコーディネートです。グリーンのやや深みのある色合いが上品さを演出しつつ、ベージュパンツが軽やかさをプラスしてくれます。柔らかなトーンでまとめることで、夏らしい清涼感とリラックス感のあるスタイルに仕上がります。
夏用スーツで暑い季節も快適に
夏のビジネスシーンでは、ワイシャツ中心の軽装が一般的ですが、シーンによってはスーツの着用が求められることもあります。そんなときは、夏用仕立てや半裏仕様、アンコンジャケットなど、暑い季節に配慮した夏用スーツを着用すると良いでしょう。
オーダースーツ専門店グローバルスタイルでは、暑い夏でも快適に着用できる夏用スーツのお仕立てについてもご相談いただけます。オーダーメイドの夏用スーツで、暑い夏でもきちんと感を与えつつ快適に過ごしてみてはいかがでしょうか。
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