スーツのビジネスマナー
スーツの上着のマナーを紹介!夏と冬に注意することは?【初心者向け】

そこで今回、『スーツの上着とジャケットの違いとは?』『スーツの上着の基本的なマナー』『スーツの上着を脱ぐときのマナーは?』『スーツの上着の夏用・冬用の違いと特徴』など初心者向けにスーツの上着のマナーや、夏と冬に注意すべき点について紹介します。
目次
スーツの上着とジャケットの違いとは?

スーツ上着とジャケットの違い ①生地・素材

一方、ジャケット(上着の単品で販売されているもの)の生地はカジュアル素材であることが多く、スーツよりも柔らかい生地が一般的です。これにはコットン、リネン、デニムなどの素材が使われ、通気性と着心地が良いです。
スーツ上着とジャケットの違い ②着丈

スーツ上着とジャケットの違い ④上下セット
パンツの違いについては、 “上下セット” なのかが重要です。通常、スーツは上着とパンツがセットで販売されることが一般的。対照的にジャケットは、上着のみでの販売しているお店がほとんどです。なお例外として、「セットアップ」があり、上下同じ生地を使っていても程よいカジュアルさとラフな雰囲気が演出できます。
スーツ上着とジャケットの違い ④ポケット

スーツ上着とジャケットの違い ⑤肩パット

スーツとジャケットの違い ⑥使用シーン
スーツとジャケットは、着用シーンにおいて大きな違いがあります。スーツは主にビジネスシーンや冠婚葬祭などのフォーマルなシーンでの着用に適しています。
ジャケットは基本的にプライベートシーンで着用されますが、最近ではビジネスカジュアルや、オフィスカジュアルでも着用されてきています。どちらを選ぶかは、その場の状況や要件に合わせて着こなしを変える必要があります。
スーツの上着の基本的なマナー

ジャケットをカジュアルシーンで着用する際は、基本的にマナーを気にする必要がありませんが、ビジネスシーンや冠婚葬祭で着用するスーツには様々なマナーがあります。
一番下のボタンを開けておく

『アンボタンマナー』といって、スーツの上着の一番下のボタンを留めるのは基本NGです。 現在では一番下のボタンは装飾品として作られているため、留めているとジャケットの形状が崩れ、シワができたり締め付け感が増すことから留めないというマナーになっています。また、着席する際は全てのボタンを外すというマナーも覚えておきましょう。
ボタンの総数とボタンを留める位置
ボタンを留める位置はスーツ(ジャケット)の種類やボタンの総数によって異なります。
<シングルスーツのボタン>
▲(左)1つボタン(真ん中)2つボタン(右)3つボタン▲
1つボタン |
1つボタンのシングルスーツは、フォーマル(礼服)スーツに多く、ボタンは留めておくのがマナーです。 |
2つボタン |
2つボタンのシングルスーツは、フォーマル(礼服)やビジネス、リクルートシーンなど一番幅広いシーンで活躍します。上にあるボタンを留め、下のボタンは外しましょう。 |
3つボタン |
3つボタンのシングルスーツは一番上と真ん中のボタンを留め、下のボタンは外しておく。一番上だけや全部を留めるのはNGです。また、段返り3つボタンスーツは真ん中だけ留めるのが正しいです。 |
<ダブルスーツのボタン>

4つボタン |
4つボタンのダブルスーツは、基本的に上は飾りボタンなので、下のボタンだけを留めましょう。 |
6つボタン |
中1つのボタンを留めるのが主流ですが、中下2つのボタンを留めても問題ありません。中下2つのボタンを留めるとクラシックな印象を与えます。 |
室内ではフラップをポケットの中に入れる

昔はフラップポケットは雨水やホコリなどを防ぐことが目的で作られていました。そのため、屋外にいるときはフラップは出し、屋内ではフラップを入れておくのが本来のマナーです。しかし、時代が流れによって装飾品の意味合いが強くなり、ビジネスシーンではフラップを出したままでも問題なくなりました。注意点として、冠婚葬祭でフラップがあるスーツの場合は、屋外であっても入れておく必要があります。
▽スーツのポケットの正しい使い方とマナーについて詳しく知りたい方はこちら。
■ 関連ページ:スーツのポケットの正しい使い方とマナー!フタは出す?出さない?
スーツの上着を脱ぐときのマナーは?
原則スーツの上着は脱がない

原則スーツの上着は脱ぐのはNGとされています。理由としては、ワイシャツは肌着であるため、カジュアルな服装に該当し、相手に失礼な印象を与えてしまう可能性があるからです。どうしてもスーツの上着を脱ぎたい場合は、取引先の方から「上着を脱いでも大丈夫」と言われるか、自分からひと言断ってから脱ぐようにしましょう。また、ドレスコードのあるセレモニーシーンや葬儀などのフォーマルシーンでは暑くてもジャケットを脱ぐことはできないので注意しましょう。
シワにならない畳み方のコツ

夏の外回りの営業職の方や、冠婚葬祭に出席する方に注意してもらいたいのが、訪問先や会場への移動でシワがついてしまうことです。商談や、冠婚葬祭では暑くてもスーツの上着はマナーとして必須。しかし、移動中は手に持って移動している人が多いと思います。間違ったスーツの畳み方・持ち方をしているとスーツにシワが付き、だらしない印象を与えてしまいます。シワになりにくいスーツの畳み方を覚えましょう。
【シワにならない畳み方】
①前ボタンを外した状態で、スーツの肩部分に手を入れます。
②スーツを縦半分に折り、左右の肩部分を合わせます。
③ 片方を裏返えすように、覆いかぶせます。
④ 横半分に折り曲げたら、片手に掛けて持ちます。これで完成です。
半袖ワイシャツを着用するのはNG

クールビズが浸透してきて、夏に半袖ワイシャツを着用するビジネスマンが多くなってきました。しかし、たとえ社内ルール的に問題がなくとも訪問先では適切でないことがあります。本来、スーツの上着の下には、長袖ワイシャツを着るのがマナーとされています。どうしても長袖シャツだと暑いという場合は、夏向けのシャツ生地にしましょう。
▽ビジネススーツの着用マナーについて詳しく知りたい方はこちら。
■ 関連ページ:新卒社員は要注意!押さえておきたいビジネススーツの着用マナー
スーツの上着の夏用・冬用の違いと特徴
スーツの上着の夏用・冬用の違いと特徴 ①素材・生地
夏用のスーツと冬用のスーツの違いは、素材と生地です。夏用スーツは、薄くて軽い生地が使われます。代表的な素材には、“リネン・コットン・ナイロン・ウール” などがあります。
一方、冬用の生地は、厚いくて重い生地が使われおり、代表的な素材には、“ウール・フランネル・ツイード”があります。
注意点として、夏用にも冬用にもウールを例に上げましたが、同じウールでも、生地の厚さや重さが異なります。オーダースーツなどで自分好みの素材・生地にこだわるのもおすすめです。
スーツの上着の夏用・冬用の違いと特徴 ②裏地

スーツの上着の夏用・冬用の違いでは裏地の量が大きく異なります。夏用のスーツの上着では“背抜き”が使われており、冬用の上着では“総裏”が基本で、通気性に違いがあります。背抜きは、裏地が少なく涼しくて羽織りやすいのが特徴。総裏は、裏地が全体に使われていて暖かく、耐久性があります。
スーツの上着の夏用・冬用の違いと特徴 ③色
夏用と冬用のスーツでは色にも違いがあります。基本的に夏用のスーツは明るく、爽やかな印象を与えるカラーが多く、冬用のスーツは暗めの暖かみを感じるカラーが多く使われています。

生地や裏地にこだわりたいのであれば、生地から細かいディテールまで決められるオーダースーツが最適です。夏用・冬用をしっかり差別化し、理想のスーツを仕立てることが出来ます。
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