シーン別スーツ(イベント・パーティー・タキシード)
お宮参りの服装はどうする?パパのスーツコーデ、赤ちゃんとママの服装も合わせて紹介
お宮参りは、赤ちゃんの健やかな成長を願う大切な行事です。家族で神社を訪れる際、服装は清潔感や華やかさを意識すると、家族全員の印象も美しくまとまります。
そこで今回は、『お宮参りとは?』『お宮参りの服装のポイント』『赤ちゃん・ママ・パパの服装』『お宮参りでスーツを着こなす5つのポイント』『【季節別】パパのスーツコーデ』『服装に関するよくある質問(Q&A)』『お宮参りではマナーを押さえた服装を意識しましょう』について見ていきながら、お宮参りの赤ちゃん・ママ・パパの服装のポイントやコーディネートを紹介します。
目次
お宮参りとは?
お宮参りとは、赤ちゃんの誕生を祝うとともに、健やかな成長や健康を神様に祈る日本の伝統行事です。赤ちゃんの生後30日前後に行うことが多いですが、地域や家庭の習慣によって時期が前後することもあります。お宮参りでは、神社でお祓いや祝詞を受け、家族で記念撮影をするのが一般的です。また祖父母や親戚も一緒に参列することもあり、家族で赤ちゃんの成長を見守る大切な機会となります。お宮参りは単なる儀式ではなく、家族の絆を感じることができる深い行事といえるでしょう。
お宮参りの服装のポイント
お宮参りの服装は、行事の意味や基本的なマナーを理解したうえで考えることが大切です。服装の基本を押さえておくことで、当日を落ち着いて迎えることができるでしょう。
赤ちゃんの服装を中心に考える
お宮参りは赤ちゃんが主役のため、まずは赤ちゃんの服装を中心に考えましょう。両親の服装は赤ちゃんの格に合わせるか、やや格下にするのが基本です。たとえば赤ちゃんがベビードレスなど洋装の場合、両親が和装だと赤ちゃんより格上になってしまうことがあるため注意が必要です。また両親以外に祖父母や親せきが参列する場合も、全員で服装の格を揃えると写真に残したときに自然にまとまります。赤ちゃんを中心に家族全員で服装の格を合わせることがポイントです。
TPOに適した服装にする
お宮参りは古くからの伝統行事であるため、服装にも守るべきマナーがあります。厄払いや七五三などと同様、神社やお寺で行われるため、過度な露出や派手な色柄の服装は避けましょう。父親と母親もTPOを意識し落ち着いた色味や上品な服装にすることで、神聖な場所にふさわしい印象を保つことができます。また服装は着用前に整え、清潔感のある状態にしておくことも大切です。参拝の際に周囲に安心感を与え、思い出をより美しく残すことができるでしょう。
季節に合わせて服装を選ぶ
赤ちゃんの生後30日前後に行われることが多いお宮参りでは、赤ちゃんと産後間もない母親への負担も大きいため、季節に合った快適な服装にすることが大切です。暑い季節は通気性の良い素材を、寒い季節は厚手で保温性のある服装を用意しましょう。また動きやすく負担の少ない服装だと、移動や赤ちゃんの抱っこもスムーズに行えます。季節に合った服装は快適であるだけでなく、写真に残したときにも自然で美しい印象になるでしょう。
赤ちゃんの服装
お宮参りにおける赤ちゃんの服装は、伝統的には白羽二重(しろはぶたえ)の上に祝着(のしめ)を羽織るのが正式とされています。白羽二重には赤ちゃんの清らかさを象徴する意味が込められており、その上に色鮮やかな祝着をかけることで、一層華やかな印象となります。ただし最近は、赤ちゃんの着心地や負担の少なさを重視し、ベビードレスやカバーオールなどの洋装を選ぶ家庭も増えています。お宮参りは生後1か月前後に行われることが多いため、赤ちゃんの体温調整や季節の気候への配慮が大切です。赤ちゃんが快適に過ごせることを第一に考えましょう。
ママの服装
お宮参りでの母親の服装は、赤ちゃんが主役であることを踏まえ、控えめで上品な印象にすることが大切です。和装では訪問着や色無地など落ち着いた着物が一般的で、格式を意識しつつ華美になりすぎないのがポイントとなります。洋装の場合はセレモニースーツやワンピースがよく選ばれており、淡い色や落ち着いた色味なら上品で柔らかな雰囲気を演出できます。また母親は出産後間もない時期で体調が安定していないことも多いため、体を締め付けないデザインや動きやすい素材を選ぶことも大切です。母親の服装は、格式に加え快適性も考慮できると良いでしょう。
パパの服装
お宮参りでの父親の服装は、赤ちゃんや母親とのバランスを考えることが基本です。主役である赤ちゃんよりも控えめで上品にまとめることで、家族全体に統一感が生まれます。
洋装フォーマルならブラックスーツ(礼服)
赤ちゃんと母親が正装を選ぶ場合、父親はブラックスーツ(礼服)を着用すると家族全体のバランスを取ることができます。ブラックスーツは慶弔どちらにも対応できるフォーマルな装いであり、格式を重んじたい家庭におすすめです。お宮参りには白やシルバーなど慶事用のネクタイを合わせるのが基本で、シャツも無地の白にすると清潔感と正統感が際立ちます。靴やベルトなどの小物も黒に統一することで、一層きちんとした印象になります。格式を意識しつつも、赤ちゃんが主役であることを忘れずに、シンプルで上品な着こなしを心がけましょう。
近年の主流はダークカラースーツ
お宮参りではブラックスーツ(礼服)や着物が主流ですが、最近ではネイビーやチャコールグレーなど、ダークカラーのスーツを選ぶ父親も増えています。落ち着いた色合いのスーツなら、格式を保ちつつも堅苦しさを感じさせないため、幅広いシーンで着用可能です。赤ちゃんがベビードレスに祝い着を羽織る場合などは、両親も少し柔らかいフォーマルさを意識すると、統一感が生まれます。ネクタイはグレーやブルーなど落ち着いたカラーで、無地やストライプ、小紋柄などを合わせると、写真に残す際にバランス良く見えるでしょう。ビジネスシーンやその後の七五三などのイベントでも活躍するので、多くの家庭に選ばれています。
▽七五三における父親の服装の選び方について気になる方はこちら。
■ 関連ページ:七五三 父親の服装選びの基本|おすすめの服装、スーツコーデも紹介!
和装で合わせるなら着物
赤ちゃんと母親が和装を選んだ場合は、父親も着物で合わせると家族全体の統一感が出ます。お宮参りでの主役は赤ちゃんなので、父親が着物を着用する場合は華美にならず落ち着いたデザインのものにしましょう。着物は、お召一つ紋付(おめしひとつもんつき)や色無地などが適しており、母親の着物と同格程度を意識すると安心です。羽織や袴を着用すればより格式高い印象になりますが、あくまでも赤ちゃんより目立たないことが前提です。和装は着慣れない父親にとって負担になることもあるため、動きやすさや快適さも意識すると良いでしょう。
お宮参りでスーツを着こなす5つのポイント
お宮参りで父親がスーツを着用する際は、清潔感と上品さを意識することが大切です。ここではスーツスタイルの基本的なポイントを5つ紹介します。基本を押さえ、安心して当日を迎えられるようにしましょう。
1.スーツ:ダークカラーでサイズ感を意識
スーツを着用する場合は、ネイビーやグレー、ブラウンなど落ち着きのあるダークカラーが基本です。厳かな雰囲気にふさわしい色合いで、上品かつ誠実な印象を与えます。ベスト付きのスリーピーススタイルなら、より特別感を演出できるでしょう。またスーツはサイズ感も大切です。肩幅や着丈、袖丈などが体に合っていないと不格好に見え、せっかくの装いが台無しになります。既製品で体に合うサイズが見つからない場合は、オーダースーツ専門店で仕立てるのもおすすめです。
2.シャツ:白無地が定番
シャツは定番の白無地が安心です。白いシャツはスーツやネクタイの色柄を邪魔せず、コーディネート全体を清潔に見せてくれる効果があります。お宮参りは神聖な場で行われる行事であるため、派手な柄や色の入ったシャツは控え、すっきりとした印象を心がけましょう。また襟元に汚れやシワがあると印象を損なうこともあるため、事前にアイロンをかけて整えておきましょう。白無地のシャツはフォーマルにもカジュアルにも使えるので、数着持っておくと安心です。
3.ネクタイ:落ち着いた色・柄がおすすめ
ネクタイは黒を避けるのがマナーです。黒は弔事用とされるため、お宮参りのようなお祝いの場ではふさわしくありません。代わりにグレーやシルバー、ブルーなど、落ち着いた色合いを選びましょう。柄物を合わせる場合も派手すぎるデザインは避け、控えめなストライプや小紋柄などにすると安心です。全体のコーディネートを意識し、スーツやシャツの雰囲気と調和させることで上品さが引き立ちます。ネクタイは清潔感を重視するのがポイントです。
4.ベルト・靴:革を選び色を統一
ベルトと靴は革素材を選び、色を揃えることが基本です。黒の靴を履くならベルトも黒にするなど、統一感を持たせることで全体がきちんとした印象になります。革靴はフォーマル度の高い、ストレートチップやプレーントゥだと安心です。派手な装飾のあるデザインやカジュアルすぎるスリッポンなどは避けましょう。また革靴は汚れや傷が目立ちやすいため、事前に磨いて清潔にしておくと好印象につながります。スーツを着用する際は、細部へのこだわりも大切です。
5.靴下:長めのダークカラー、穴あきに注意
靴下は黒や濃紺、ダークグレーなど落ち着きのあるダークカラーを選びましょう。さらに革靴の色と合わせるとフォーマルな印象が強調されます。短い靴下だと座ったときに素肌が見えてしまうため、足首が見えないような長めの靴下にしましょう。また靴下は穴が開いていたり、ヨレていたりすると印象を大きく損ないます。事前に新しいものを用意するか、きれいな状態の靴下を準備しておくと、特別な日にふさわしい上品なコーディネートに仕上がるでしょう。
【春夏のお宮参り】パパのスーツコーデ
春夏のお宮参りでは、軽やかさと清涼感を意識したスーツスタイルがおすすめです。季節に合ったカラーを取り入れ、爽やかで誠実な印象を演出しましょう。
ネイビーピンヘッドスーツ
深みのあるネイビーのスリーピーススーツは、お宮参りにふさわしい清潔感と誠実さを演出します。さりげない光沢感と深みのある色合いが上品で、フォーマルな場にぴったりです。ブルーのネクタイとチーフが爽やかなアクセントとなり、家族の記念日を華やかに彩ります。上品で落ち着いた雰囲気の中に、温かみを感じさせるスタイルです。
グレーバーズアイスーツ
落ち着きのあるグレースーツに、淡いラベンダーのネクタイとチーフを合わせた華やかなコーディネートです。シンプルながらも上品さのあるスーツに、ラベンダーカラーが柔らかい印象を添え、お宮参りという特別な一日を穏やかに演出しています。程よい軽やかさのある印象で、春夏シーズンの参拝にぴったりの着こなしです。
【秋冬のお宮参り】パパのスーツコーデ
秋冬のお宮参りには、落ち着いた色合いや厚みのある素材を選ぶと季節感が出ます。温かみを大切にしながら、厳かな場にふさわしい上品な着こなしを心がけましょう。
ブルーグレースーツ
上品な艶感が特徴のブルーグレーのスリーピーススーツスタイルです。襟付き仕様のベストが、秋冬のフォーマルシーンにぴったりの落ち着きと重厚感を強調しています。さらにシルバーグレーのネクタイがホワイトシャツのアクセントとなることで、お宮参りにふさわしい上品で華やかなコーディネートが完成します。
グレースーツ
シンプルで端正なグレー無地のダブルスーツは、秋冬のお宮参りにふさわしい正統派スタイルです。父親らしい落ち着きと信頼感を与えるグレースーツをダブルブレストで取り入れることで、よりフォーマルな印象に。さらに清潔感のあるホワイトシャツにネイビーのネクタイで全体を引き締めれば、上品さと親しみやすさを兼ね備えた着こなしに仕上がります。
お宮参りのパパの服装に関するよくある質問(Q&A)
Q. お宮参りでは父親はネクタイなしでも良いですか?
父親がお宮参りでスーツを着用する際、基本的にはノーネクタイでもマナー違反にはなりません。ただしお宮参りは赤ちゃんの健やかな成長を願う大切な行事です。記念写真を撮影することや神社・お寺の参拝といった場面を考えると、ネクタイを着用した方が良いでしょう。ネクタイをしない場合は、ジャケットを羽織り誠実さを演出すると良いでしょう。
Q. お宮参りのスーツの色や柄に決まりはありますか?
父親のスーツは、ブラックスーツもしくはダークカラーを選びましょう。ダークカラーの場合はネイビーやチャコールグレー、ダークブラウンなどがおすすめです。柄は無地や主張が控えめなものにすることで清潔感と誠実さを演出でき、母親や祖父母の服装とも自然に調和します。写真に残したときも上品で好印象です。
Q. お宮参りのシャツの色や柄は何がいいですか?
お宮参りでは白無地シャツが定番ですが、淡いブルーなど爽やかで清潔感のある色味も好印象です。派手なストライプや濃色シャツは、フォーマルな場面には不向きで、さらに写真映えを損なう恐れがあるため避けましょう。赤ちゃんや母親の装いを引き立てるためにも、あくまでシンプルで上品なシャツにすることが大切です。
Q. お宮参りの服装を事前に準備する際の注意点はありますか?
お宮参りは当日の準備で慌ただしくなりやすいため、事前に試着してサイズ感を確認しておくと良いでしょう。ジャケットやパンツのシワ、シャツやネクタイの汚れも事前にチェックし、必要であればクリーニングを済ませておくのがおすすめです。またお食い初めや七五三など他の行事でも使える、汎用性の高いスーツを用意しておくと安心です。
▽お食い初めにおける父親の服装の選び方について気になる方はこちら。
■ 関連ページ:【パパ向け】お食い初めの服装はどうする?会場別の選び方やよくある質問を紹介
お宮参りではマナーを押さえた服装を意識しましょう
お宮参りは赤ちゃんと産後間もない母親への負担が大きいため、快適さを重視して家族でスタイルを決めることがポイントです。父親の服装は、赤ちゃんや母親とのバランスに加え、清潔感と品の良さを意識して選びましょう。
オーダースーツ専門店グローバルスタイルでは、約5,000種類以上の豊富な生地を取り揃えており、お宮参りにふさわしい一着をお仕立てします。赤ちゃんの成長を祝う大切な行事だからこそ、マナーを押さえた着こなしで記念に残る一日を過ごしましょう。
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