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お手入れ・豆知識

オーダースーツの採寸方法は?注文する際のポイントや注意点を解説

(最終更新日:2024.04.17)2024.04.17 # お手入れ・豆知識

スーツと言えば、オーダーメイド。オーダーメイドといえば体にピッタリと合ったスーツ。

ビジネスマンなら1着は作ってみたいオーダースーツ。今回は、オーダーメイドで作るスーツのサイズはどのように計測しどのように設定しているのかを見ていきます。ぜひ最後までご覧ください。

< 目次 >-クリックすると各内容へ飛びます-

1.  オーダースーツの採寸方法
2.  ヌード寸法とは?
3.  仕上がり寸法と最適なサイズの目安
4.  【オーダー方式別】オーダースーツのサイズ調整方法
4-1.  フルオーダー
4-2.  パターンオーダーやイージーオーダー
5.  オーダースーツを作る際の注意点

 

オーダースーツの採寸方法

まず既製服はJIS規格」と呼ばれる、身長と胸囲と胴囲の差寸によってサイズが決められています。そのため、身長に対して腕が長いというお悩みや、肩幅は広いがウエストは細いなどのお悩みを抱えている方にとっては、既製服でサイズをピッタリ合わせることはなかなか難しいと言えます。

オーダー方法別に表現すると、“フルオーダー”“イージーオーダー”“パターンオーダー”というものがあります。

 

■採寸の流れ(パターンオーダーの場合)
ヒアリング→ヌード寸の計測→スーツモデルの選定→ゲージ服(サイズ見本服)の試着→体型に合わせて調整

 

ヌード寸法

それでは、ヌード寸は実際どういった箇所をどのように計測しているのでしょうか。一般的なパターンオーダーを例に見ていきましょう。総丈、胸囲、胴囲、腰囲、尻囲、肩幅、裄丈などの箇所順に計測していきます。

総丈

O点(第七頸椎骨)から、かかとまでを直線に測ります。男性の場合は身長-25㎝程度と言われています。

肩幅

肩先→O点(第七頸椎骨)→肩先までを弧を描くように計測します。

 

裄丈

O点(第七頸椎骨)→肩先→袖までを計測します。

 

 

胸囲

ちょうど脇下を一周計測しています。胸囲と肩幅のヌード寸をもとにジャケットのゲージ服をします。

 

OB(オーバーバスト)

腕周りを含んだ全周を計測します。

 

胴囲

ウエストのくびれ位置を計測します。この数値からジャケット中胴半寸のおおよその目安を決めます。

 

腰囲

パンツの穿き位置でのウエストを計測します。文字通りパンツの〆寸法の目安を決めます。

 

尻囲

ヒップトップ(一番出ている箇所)を計測します。この数値をもとにパンツのゲージ服を着用します。

 

首回り

喉仏の真下の位置を計測します。

 

仕上がり寸法と最適なサイズの目安

上記で計測した数値をもとに仕上がり寸の目安を定め、ゲージ服を着用します。※縫製する工場や扱うパターンなどによって目安値は異なりますが以下をおおよその目安値としています。

 

着丈

一般的に下尻がちょうど隠れる長さ、または少し覗く程度と言われています。パンツのシルエットの細さと、丈感からジャケットの着丈もやや短くなりつつあります。短すぎるのも良くありませんので、前後両方からシルエットを確認します。

 

肩巾

肩先から二の腕にかけて撫でるように触れ、二の腕が肩幅に納まっているかを確認します。二の腕の膨らみが見られた場合ややタイトです。逆に肩先にあまりが見られた場合は少し大きいです。

上:小さく余裕がない 下:大きすぎて型が落ちている

胸囲

通称JKBと言われる箇所です。ほとんどの場合は、この数値をもとにジャケット(上着)のベースサイズが決められます。胸元の浮きがないか、脇が余り過ぎていないかを確認します。

中胴

掌が余裕をもって入る程度が一般的です。数年前はこぶし一つ分と言われていました。

 

袖丈

シャツの袖がジャケットの袖先から1㎝前後覗く長さが標準と言われています。

 

アームホール、袖筒、袖口巾

こちらはジャケットのゲージサイズ(いわゆるバストサイズ)に準じます。しかし、当然胸に比べて腕が太いもしくは細い場合は、体型補正を加えることによってやや解消へ導きます。解消が期待出来ない場合は別モデル(型紙)を再度検討します。

▲左:アームホールが広い 右:アームホールが狭い▲)

 

ヒップ

横ジワがないか、食い込みがないか、逆に余りがないかを確認します。このとき、実際に椅子に座ったりしゃがんだりして普段の動きをしてゆとりに問題がないかを確認します。

 

〆寸法

左右腰骨の位置で、指1本ずつ適度に圧がありつつスッと入る程度を目安にします。食後や今後の体型変化、着席時間の長さなどをご相談しながら調整します。

 

股下

おすすめな長さ
ストレートシルエット 1クッションからハーフクッション※短すぎると収まりが良くありません。
テーパードシルエット ハーフクッションからノークッションがおすすめです。

またテーパードシルエットで長すぎると裾に溜まりすぎるため、シルエットがきれいになりません。

(引用:http://seniorlife50.com/)

▲太いパンツは長めの裾丈、細いパンツは短めの袖丈と覚えておく▲

 

裾巾

股下の長さとリンクしています。

おすすめな調整
1クッション ストレート気味で大きく調整は不要
ハーフクッション 裾口にかけてやや絞る。若干のテーパードがおすすめ。
ノークッション 比較的強めに裾口を絞ります。綺麗に見えるバランスを超えて絞り過ぎると逆効果で短く見えてしまいます。

 

太もも

脚の付け根に一つまみのゆとり(関節一つ分以上)が必要です。これがなければ、座った際、身動きをとった際に動きづらく、最悪破れに繋がる可能性があります。

 

ベスト身巾

脇は余り過ぎると不格好のため、ジャストサイズがお勧めです。胴回りは座った際に窮屈に感じられやすいため、細すぎないゆとりを確保しましょう。

 

ベスト丈

一般的にベルトループが隠れる長さと言われております。また、ベルトのバックルが見え過ぎていてもよくありません。少なくとも4分の3は隠れる長さは必要です。反り腰の方や大柄な体型の方は、前から見える丈感を優先して設定します。

 

オーダー方法別サイズ調整方法

フルオーダー

職人(テーラー)が身体の細部まで計測しお客様一人一人に型紙を作ります。サイズ見本服はないが、仕上がり前に“仮縫い”という工程があります。仮仕上がりのスーツを着用し寸法や体の癖による皴がないかの確認を行います。その後最終調整を行った後に納品されます。

 

パターンオーダー、イージーオーダー

ある程度の体の箇所を計測し、体型に合った見本服を着用します。その見本服のサイズからお客様の好みや体型に合わせて補正をかけるのがパターンオーダーになります。パターンオーダーとイージーオーダーの一般的な違いは、パターンオーダーでは体型補正が少なく、調整できる箇所がイージーオーダーに比べるとやや少ない点です。また、特別なデザインにも比較的対応がしやすいのがイージーオーダーになります。ただし、最近ではパターンオーダーでも体型補正できるブランドが増えており、両者の差は少なくなってきているとも言えます。

 

オーダーをする際の注意点

■服装について
お店によっては採寸時にシャツの貸し出しや、革靴の貸し出しは行っています。ただしサンダルにスウェットというようなラフすぎる格好は避け、普段着用しているシャツやスーツなどがあれば着用していくか、持参すると良いでしょう。

 

■初めてのオーダーならパターンオーダーがお勧め

フルオーダーとイージーオーダーは、より細かいところまで計測し、より時間をかけてお仕立てを行います。そのため、比較的高価になります。一方パターンオーダーはお仕立てまでに約4週間程度で、価格も比較的安価です。また特別大きな体型の癖や、強いこだわりがなければある程度のご要望はパターンオーダーで解決できます。

 

■ゲージ服(サイズ見本スーツ)を試着させてもらう

パターンオーダーとはいえ、店舗によって型紙が異なるため体型との相性もあります。注文前にお店でゲージ服を着させてもらい、着心地やデザイン等をあらかじめ確認しておくことも重要です。自身がオーダーしたい内容(オプション等)がそのお店でできるかのどうかの確認もしておくと良いでしょう。

 

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