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スーツの着こなし術

スーツの袖(デザイン)仕様とは?~本切羽・開き見せ・重ねボタンの違いを解説!

(最終更新日:2024.04.01)2019.12.13 # スーツの着こなし術

スーツの袖について

スーツ(ジャケット)の袖には、“本切羽” “開き見せ” “重ねボタン”と言われるデザインがあります。ですが、あまり知られていないスーツのディテールの1つ。また、袖に付いているボタンも「何故付いているのか?」と疑問に思う方も少なくないかもしれません。

そこで今回は、ちょっとした違いがセンスに繋がる『袖仕様(ボタン)の意味』『袖仕様の種類について』『オーダースーツならではの本切羽・重ねボタン』について見ていきながら、スーツの袖の見せ方と魅力をご紹介していきます。

 

< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-

1.  袖仕様の意味
2.  袖仕様の種類について~本切羽・開き見せ・重ねボタン~
3.  オーダースーツならではの本切羽
4.  オーダースーツならではの重ねボタン(キッスボタン)
5.  ボタンホールカラーでオシャレ度アップ!

 

袖仕様(ボタン)の意味

はじめに、ジャケットの袖仕様(ボタン)についてこだわりを持ったことはありますか?ほとんどの方は、まずスーツの色柄・サイズ(シルエット)などにこだわりを持つのではないでしょうか。特に既製スーツの場合は、「ボタンのデザインはどうしますか?」と問われる機会は少なく、「合わせるシャツやネクタイはどうしますか?」という流れが一般的です。現に、袖についているボタンの事を「飾りボタン」と言い、あまり注目されることがないようです。

では、最近増えてきているオーダースーツの場合はどうでしょうか。スーツの色柄やサイズ感はもちろん、細かなディテール(ボタン・裏地)を選べる専門店が多く存在します。そこではじめて、“開き見せ” “本切羽” “重ねボタン”の事を知り関心をもつキッカケになるかと思います。

 

袖仕様の種類について ~本切羽・開き見せ・重ねボタン~

袖仕様の中でも一番知られているのが“本切羽”。知っておきたいディテールの1つです。ここからは、その他“開き見せ”“重ねボタン”について簡単にご紹介していきます。

●本切羽とは・・・袖のボタンホールと対になったボタンが付いており、実際にボタンの開閉が自由にできる仕様のこと。以前は「オーダー=本切羽」の仕様でしたが、既製スーツにも増え続けています。スーツ全体のディテールの中では細かい部分ですが、こなれ感を演出したい方にオススメです。

●開き見せとは・・・本切羽と比較すると分かりやすく、袖のボタンホールが閉じられており、ボタンが3つ、4つ付いた仕様のこと。実際に開くことはできないので、フェイクデザインとして知られています。今ではほとんど見かけることが無いですが、ボタンホールもなく“飾りボタンだけ”が付いた仕様の袖もあり、そちらも開き見せにあたります。

●重ねボタンとは・・・その名の通り、袖に付いているボタンが重ねられてデザインされた仕様のこと。キッスボタン、重ね付けボタンと呼ばれることもあります。オーダースーツのディテールとして人気があり、ボタンの種類によってお洒落さが変わります。

 

オーダースーツならではの本切羽

ここからは、オーダースーツならではの袖仕様「本切羽」「重ねボタン」について、いくつかのコーディネート例と共に見ていきます。

▼本切羽のメリットとデメリット▼
本切羽の最大のメリットは、袖口でお洒落を演出できること。本切羽は、イタリアならではのディテールとして人気があり、イタリアの雰囲気をさりげなく出したい方にオススメです。オシャレ感度の高い人は、常に1つ開けていたり、左右で変えるなど個性的な着こなしを楽しむ方もいるようです。

本切羽のデメリットは、縫製などにコスト(費用)が掛かります。その為、有料オプションの1としてあることが多くスーツ全体に掛かる金額に応じて選ぶ方もいます。また、ボタンホールにしっかりと穴が空いているため、袖丈の調整が難しくなります。オーダーで仕立てるスーツの場合は、よく相談して決めると良いでしょう。


▼本切羽仕様のスーツコーディネート例▼

▲(写真右)あえて一つボタンを外すのもお洒落▲
 

オーダースーツならではの重ねボタン(キッスボタン)

※余談ですが、重ねボタンは手縫いで行われるという特徴があり、一説では、イタリアのスーツ職人が技術をアピールする為にはじめられたと言われています。

▼ボタンの数▼
・ボタン3個 ⇒礼服のスーツに多い
・ボタン4個 ⇒最もスタンダード、ビジネス用に多い
・ボタン5個 ⇒手元の印象を強くしたい時にオススメ

このように、オーダースーツの場合は選べる重ねボタンの種類にいくつかのパターンがあり印象に違いがでます。通常は重ねボタン無しの仕様となり、袖ボタンが2~3個の場合は距離が短くなるので、重ねボタン無しがオススメ。重ねボタン仕様にすると手元に立体感を持たせることができ、4個以上のボタンと相性がよくまとまります。


▼重ねボタン仕様のスーツイメージ▼

オーダースーツでは、「本切羽」と「重ねボタン」を組み合わせることも可能です。高級感のあるスーツに仕上げたい方にオススメです。

 

ボタンホールカラーでオシャレ度アップ!

スーツをオーダーして初めて知ることが多い袖仕様ですが、好きなカラーでカスタマイズできる“BUTTON HOLE COLOR-色穴かがり”について最後にご紹介。

主に、スーツの襟(ラペル)にあるフラワーホールと呼ばれる、ラペルピン・バッチ・花を挿すなどのアクセサリーをつけることができるデザインがあります。実はこの部分にスーツの色柄に合わせて「色糸」を追加することができます。「袖」「フロントボタンホール」部分にも入れることができ、オシャレのアクセントとして覚えておくと良いかもしれません。


***
いかがでしたでしょうか?

普段よくスーツを着る方は、アレンジの1つとして、また、スーツを初めて着る方は、さりげないアクセントとしてオシャレを楽しんでみては。選ぶボタンデザインによっても印象が大きく変わるので、是非、参考までにどうぞ。

 

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