オーダースーツ全般
スーツのステッチとは?役割や効果を紹介!ディテールを意識したオーダースーツのデザイン方法
スーツはディテールで決まる!
突然ですが、毎日の服装に欠かせないスーツの細かなディテールを気にしたことがありますか?スーツを選ぶとき、自分に合ったサイズ・お気に入りの色柄を意識しておくと形になります。では、色柄以外でスーツのバリエーションを広げたいときに、覚えておくと良い部分とは?
< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-
1. 細かい所こそこだわりたい!4つのスーツデザイン
1-1. 【1-1】<襟(ラペル)の印象を左右する!>『ステッチ』
1-2. 【1-2】シーン別に変えたいステッチ有り・無し
2. 【2】<オーダースーツに欠かせない!>『本切羽』
3. 【3】<知るとよりオシャレの幅が広がる!>『ポケット』
4. 【4】<数と位置で印象が変わる!>『ボタン』
5. Vゾーンの印象が変わる襟元のデザイン
細かい所こそこだわりたい!4つのスーツデザイン
【1-1】<襟(ラペル)の印象を左右する!>『ステッチ』
スーツのステッチは、スーツの顔ともいえる“襟(ラペル)”部分の印象を左右する大切なデザイン。普段あまり注目されることがなく、しつけ糸と間違えられることも…実は、襟の端を落ち着かせるために押さえ、型崩れを防ぎ、襟の形を綺麗に保つ効果がります。
ステッチには、手縫いで入れたような“AMFステッチ(ピックステッチ)”と、ミシンで入れる“ミシンステッチ”の2つがあります。
ミシンを使用し、目の細かさを調整しやすい、②『ミシンステッチ』。ミリ単位でステッチの幅を変えられ、襟のコバ(端)に入れると上品に、内側に入れるほどカジュアルさが出ます。フランネルなど、素材に特徴のある生地には、ミシンステッチだとスッキリした雰囲気になります。
その他のステッチ
ステッチは、1本線がほとんどですが、2本線で入れる“ダブルステッチ”があります。主に、素材に特徴のあるデニム生地やワークウェア(ジャケパン)スタイルに用いられることが多いデザインです。ステッチ風のストライプで、遊び心のあるステッチも。
【1-2】シーン別に変えたいステッチ有り・無し
このように、ステッチにフォーカスして改めて見てみると、デザインの種類も様々あり、ステッチ有り、無しでは、スーツ全体の印象も変わってきます。基本的には、ビジネススーツには、ステッチを入れ“襟(ラペル)”の形を綺麗に見せると、上品で清潔感のある雰囲気になります。ステッチ無しの場合は、全体的にやんわりと落ち着いた表情になるため、フォーマルスーツに使用されることが多いです。
—スーツ&ジャケットスタイル—
ドレスライクなイメージを崩さないようなステッチの入れ方や、カジュアルなジャケパンスタイルの柄モノジャケットにステッチを入れた時の見え方では違いがあります。合わせるアイテムとのバランスで、ステッチの有無を決めて着こなすと良いでしょう。
【2】<オーダースーツに欠かせない!>『本切羽』
●本切羽とは・・・スーツの袖が、ボタンによって開閉できる仕様のこと。
ステッチと一緒で、ほとんどのスーツには袖にボタンが付いています。しかし、特に既製服に多いのですが、ボタンは飾りとして縫われているだけで、開閉ができない仕様となっています。後から袖丈のサイズ調整ができなくなってしまう、生地に穴(ボタンホール)を開ける作業工程が増えるなどの理由があります。
<なぜ本切羽があるのか?>
ビジネススーツ着用時、暑さが厳しくなると、ジャケットを脱ぎシャツ1枚になる機会が増えます。その時、シャツはボタンの開閉が可能な為、袖をまくることができます。今では“クールビズ”が定着していますが、シャツ1枚はビジネスマンの正装としてあまり良い印象ではない傾向にありました。
▽オーダースーツで人気の本切羽について詳しく知りたい方はこちら。
■ 関連ページ:本切羽とは?オーダースーツに必要?メリット・デメリットを解説
【3】<知るとよりオシャレの幅が広がる!>『ポケット』
ポケットは、スーツのステッチと同様に、あまり注目されない部分の一つですが、英国調であったり、イタリアの伊達男のようであったりと、スーツを選ぶときに少なからずイメージしている方も多いのではないでしょうか?
スーツには、人気のカラーはもちろん、流行りがあります。理想のスーツに繋げるためのワンポイントとして、知っておくと良いでしょう。
【1】最も基本的なデザイン「フラップポケット」
雨やホコリが入るのを防ぐことを目的として付けられている“フラットポケット”。本来のマナーとしては、外に出しておくのが良いでしょう。ビジネス仕様のスーツに、最も多く使われているポケットです。
【2】視覚的な効果がある「スラントポケット」
スラント=斜めと言う意味の通り、中心から外側にむけて斜めになったポケットに、フラップがデザインされたタイプになります。斜めにすることで、腰回りをスッキリと角度をつけることで、視覚的にシャープな体型にみせることができます。
【3】ブリティッシュスタイルに最適『チェンジポケット』
脇ポケットの上に、もう一つポケットが配された小さなポケットが特徴。「チェンジ」は小銭という意味があり、もともとは小銭などを入れるために付けられたものなのですが、現在の装飾的な意味が強くなっています。
【4】<数と位置で印象が変わる!>『ボタン』
スーツのフロントボタンには、“2つボタン”“3つボタン”があります。カジュアルファッションのシャツとは違いボタンの数が少ないスーツのジャケットは、ボタンを留める位置には、基本的なマナーがあります。2つボタンは「Vゾーン」が深くシャープな印象になり、「3つボタン」はクラシカルな印象になります。
~ボタンの位置によっても、見た目の印象が変わる~
ボタン位置が低い・・・深めのVゾーンを強調しエレガントな印象に。
ボタン位置が高い・・・クラシカルな印象で、紳士的なイメージに。
■ 関連ページ:オーダースーツならGlobal Style(グローバルスタイル)|1着2万円台~
Vゾーンの印象が変わる襟元のデザイン
ここまで、スーツのデザインの中でも比較的、細かな部分に注目してきました。そこで最後に、スーツの印象を良く見せるための、ジャケット×シャツ×ネクタイから成る「Vゾーン」について“襟(ラペル)”のいくつかの種類と共に紹介します。
まずビジネススーツで着る襟の形、シングルスーツの定番仕様「①ノッチドラペル」。次に下襟が尖ったデザイン仕様の「②ピークドラペル」は、ダブルスーツに多くカジュアルでドレッシーな印象になります。主に、結婚式やパーティーなど華やかなシーンにオススメ。3つ目が「③ショールカラー」上襟と下襟が分かれていないのが特徴、タキシード向けの襟。カジュアルなファッションに多く、ニット素材でも使われるデザイン。
いかがでしたでしょうか?
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