ここ数年、環境への配慮や働き方の多様化によりクールビズが通年化され、セットアップやジャケパンスタイルが流行するなど、ビジネススタイルは変化が見受けられます。この変化の中で、最近ではお洒落な色柄を取り入れたビジネスシーンの着こなしを楽しむ方が増えてきました。

そこで今回は、『ビジカジ（ビジネスカジュアル）とは？』『ビジカジの最新動向』『おすすめのビジカジスタイル』『ビジカジのコーデで悩むポイント』『【年代別】メンズのビジカジ着こなしポイント』『ビジカジで日々のオフィスコーデを楽しもう』について見ていきながら、ビジカジの選ぶポイントとコーデを紹介します。

 

 

ビジカジの最新動向

ビジカジの最新動向を調査するために、オーダースーツ専門店「GINZAグローバルスタイル」公式インスタグラムのフォロワーを対象に、ビジカジに関する認知度や人気の着こなしについてアンケートを実施しました。

■調査概要
・調査日 ：2023年5月11日～2023年5月19日
・有効回答数（サンプル数）：858人
・調査方法（集計方法、算出方法）：オーダースーツ専門店「GINZAグローバルスタイル」のインスタグラム公式アカウントのストーリーズでアンケートを実施（ユーザーが回答）

1.「ビジカジ」を知っている人は半分以上

54％が「知っている」と回答。次いで、「聞いたことがある」が24％、「知らない」が22％という結果になりました。
５割以上の人がビジカジについて知っているという結果になりました。ビジネスシーンの服装がカジュアル化している影響から認知度が高まっているようです。

2.ビジネスシーンでの服装がカジュアル化している

「そう思う」57％、「ややそう思う」は27％、「思わない」16％とビジネスシーンの服装がカジュアル化してきていると思う人が多い結果になりました。
ビジカジを導入している企業が増えてきたと考えられます。

3.半分以上の企業がビジカジの取り組みを行っている

次に、職場に取り組みがあるかについてアンケートをしました。
結果、「ある」または「日によってある」が56%、「いいえ」が44%となりました。やはり、実際に企業としてビジカジの取り組みをしている企業も半数以上を占めているようです。

4.セットアップスタイルを着たい人が増えている

「セットアップ」が36％、「紺ブレ」が35％、「ベストスタイル」が17％、「チェックジャケット」が12％の回答となり、近年流行しているセットアップと、王道の紺ブレスタイルがほぼ同票で人気という結果に。
機能性が高くどのシーンにも使いやすいビジカジスタイルが流行していると考えられます。

 

おすすめのビジカジスタイル

代表的でおすすめのビジカジスタイルは3つあります。「セットアップ」「ジャケパン」「ノージャケット」の順番にスタイルを見ていきましょう。

セットアップ

セットアップスタイルは、スーツよりもカジュアルなデザインのスタイルを指します。上下が同じ素材や色で統一されているため、着こなしに悩むことが少なくなります。スーツほどかっちりとした印象はなく、程よいフォーマル感とカジュアルさのバランスを演出できます。ビジネスシーンだけでなく、プライベートでも着用できるため、幅広く活躍します。

▽セットアップスタイルに興味がある方はこちら。

■ 関連ページ：セットアップスタイル一覧

ジャケパン

ジャケパンスタイルは、上下で異なる色や素材のジャケットとパンツを組み合わせたスタイルを指します。上下のデザインが異なることでコーデの幅が広がり、おしゃれで個性的な雰囲気を演出することができます。上下のバランスの合わせ方にはコツがありますが自由度が高いため、セットアップとは違ったコーデの楽しみ方ができます。

▽ジャケパンスタイルに興味がある方はこちら。

■ 関連ページ：ジャケパンスタイル一覧

ノージャケット

ノージャケットスタイルは、ジャケットを羽織らないスタイルを指します。クールビズシーズンであればジャケット無しでもOKとする職場が多いですが、ジャケットを着用しない場合でも急な状況変化に対応できるように、念のためジャケットを持ち歩くことをおすすめします。また、ジャケットを着用することで印象が良くなるため、取引先との大事な商談や会議がある場合にはジャケットを着用しましょう。

 

ビジカジのコーデで悩むポイント

ビジカジのコーデを選ぶ際に、マナーを考えて何を合わせたらいいのか悩むことはあるかと思います。ここではよくある悩みに解説していきます。

1.ジャケット・パンツは何を選べばいい？

ジャケパンスタイルの際には、季節感のずれに注意しながらジャケット・パンツを選ぶことが重要です。例えば、春夏用のジャケットに秋冬用のスラックスを合わせると、不自然な見た目になってしまいます。選ぶ際には素材や生地を確認しましょう。ジャケットは、定番のネイビーやグレーを選ぶとパンツと合わせやすくなります。パンツはジャケットの色味に合わせたスラックスを選びましょう。ジャケットが暗めなら明るめのパンツ、ジャケットが明るめなら暗めのパンツを合わせるとコーデにメリハリがつき、ワンランク上のお洒落さを演出できます。

2.シャツの色・柄は？ポロシャツでもいい？

ビジカジで着用するシャツは、スーツの際に着用しているシャツでも問題ありません。色は、白や青系のシャツを選ぶとバランスがよく、爽やかな印象になります。ノーネクタイの場合には、ボタンダウンシャツがおすすめです。柄は、ストライプやギンガムチェックのシャツでまとめると、カジュアルさが増し、華やかさを演出できます。Tシャツスタイルの場合は、白無地が定番です。また、季節に合わせて、夏はポロシャツ、冬はニットやカーディガンを取り入れても良いでしょう。

3.靴は何を合わせればいい？スニーカーでもOK？

靴を選ぶ際には、シーンによって合わせる靴が異なります。フォーマルに見せたい場合は、プレーントゥやストレートチップの革靴がおすすめです。ドレッシーなコーデになります。全体をカジュアルに見せたい場合には、ローファーやスリッポン、レザースニーカーなどを合わせることでおしゃれを楽しむことができます。また、靴の色はブラックやブラウンなどのベーシックなものを選ぶと良いでしょう。

 

【年代別】メンズのビジカジ着こなしポイント

ビジカジコーデの際には何を合わせたらいいのかを踏まえて、年代別に着こなしのポイントを見ていきましょう。

～20代前半｜スーツから徐々にカジュアルダウン

入社間もない時期や研修期間中は、スーツを着用するのが一般的です。ビジカジに挑戦する際には、職場の雰囲気を見ながら、上司や先輩のビジカジコーデを参考にすると良いでしょう。職場の服装に関するルールを事前に確認しておき、徐々にカジュアル寄りの服装にすることがおすすめです。また、悪目立ちをしないためにも、最初は派手なカラーを避け、定番の落ち着いたカラーを選ぶようにしましょう。

20代後半～30代前半｜質の良いものをセレクト

20代後半～30代前半になると、20代前半の入社したての頃に比べて、社会人としてのマナーはもちろん、センスも問われるようになります。そのため、色を取り入れて質の良いものを選ぶことが重要です。デザインだけでなく素材や仕立てにもこだわることで、自然とセンスの良さをアピールすることできます。後輩のお手本になるようなコーデを意識していきましょう。

30代後半～40代｜シックな色味で大人感を演出

30代後半～40代は、会社での立ち位置も変わり管理職になる方も増えてきます。社外との交流も多くなるため、全体のバランスと色味に気を付けましょう。ビジカジコーデを選ぶ際には、シックな色味のものを選ぶとより落ち着いた大人感を演出できます。ニットアイテムを活用して、上品な装いいするのも良いでしょう。

▽カジュアルスーツの着こなし方を知りたい方はこちら。

■ 関連ページ：カジュアルスーツとは？おすすめコーデ30選！おしゃれな着こなし方・選び方も解説

 

ビジカジで日々のオフィスコーデを楽しもう

おしゃれな色柄を取り入れた着こなしができるビジネスカジュアル。シンプルに着こなしていたスーツスタイルをビジカジに変えることで、コーデを楽しむことができます。
オーダースーツ専門店「グローバルスタイル」では、かっちりとしたオーダースーツだけでなく、ビジネスカジュアルに関しても幅広くラインナップをご用意しています。こだわりのビジカジコーデを作ってみてはいかがでしょうか。

▽オーダースーツ専門店でこだわりのビジカジスーツを検討中の方はこちら。

■ 関連ページ：オーダースーツならGlobal Style（グローバルスタイル）｜1着2万円台～

 

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