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スーツの着こなし術

スーツに合うメンズコートを種類別で紹介!お洒落で大人な着こなしコーデ20選

(最終更新日:2024.03.01)2021.11.06 # スーツの着こなし術

スーツに合わせるメンズコート!種類別で見る大人の着こなしコーデ

ビジネススーツに合わせたい上着といえばコート

ビジネススーツに合わせたい上着といえば『コート』。“コート”といっても、普段の私服にも合わせられる、モッズ・ダッフル・ダウンコートなどは、少しカジュアルになりすぎる場合があります。肌寒い秋冬になると毎日着るコート、着るからにはスーツに合った“大人の着こなし”“オシャレなスタイル”を楽しみたいですよね?

そこで今回は、種類別で分かる大人スタイル!『3つのコートで見るスーツの着こなし方』『知っておきたいコート選ぶのコツとNGスタイル』『ワンランク上のオーダーコート』について見ていきながら、スーツに合わせたいメンズコートをご紹介していきます。

スーツに合わせたいブラック&チェック柄のコート 
 

< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-

1.  3つのコートで見るスーツとの着こなし方!
1-1.  【1】ステンカラーコート
1-2.  【2】チェスターコート
1-3.  【3】アルスターコート
2.  知っておきたいコート選びのコツとNGスタイル
3.  スーツと相性のいいGlobal Style- 秋冬におすすめ!コートコーデ20選
3-1.  モデル別コートスタイル
3-2.  カラー別コートスタイル
3-3.  柄別コートスタイル
4.  3つの注目ポイントで分かる!ワンランク上のオーダーコート

 

3つのコートで見るスーツとの着こなし方!
【1】襟型が特徴的~ステンカラーコート~

ステンカラーコート(バルカラーコート)とは・・・トラディショナルなコートの代表格として、幅広い年代に愛されるデザイン。ビジネスマンの定番、「スーツに合わせるコート」となると1着は持っておきたいところ。スーツの発祥地であるイギリス、ステンカラーもそのルーツが起源となっています。バルカラーコートやバルマカーンコートとも呼ばれる。


ステンカラーコート(バルカラーコート)の特徴
一番の特徴が「襟型」。前方が低くなっており、直線的に折り返された襟型が大きな特徴です。第一ボタンを開けても留めてもサマになる襟がポイントで、襟先のボタンを留め、襟を立てて防寒性を高められるのも魅力の一つ。


スーツとのおすすめの着こなし方
シンプルなデザインだからこそ、人気のベージュ・ネイビーカラーで、秋冬らしさのあるコートがオススメ。特にグレーカラーのスーツは、色柄を問わず合わせやすいカラースーツとして楽しめます。首元は白シャツ×シンプルな無地タイやストライプでまとめると良いでしょう。

ステンカラーの合わせ方
季節感のあるキャメルのスーツには、柄モノのコートでカジュアルな雰囲気を演出。コートの色は、ダーク系。キャメルの色合いとのバランス良くするとオシャレに決まります。

季節感のあるキャメルスーツ×ステンカラーコート
 

▽▽▽ビジネススーツと合わせやすいバルカラー(ステンカラー)が気になる方はこちらをチェック

■ 関連ページ:
バルカラー(ステンカラー)コートの着こなし方~スーツ・カジュアルなメンズコーデ~

 

【2】ビジネスの定番~チェスターコート~

チェスターコートとは・・・19世紀頃に、イギリスのチェスターフィールド伯爵という方がはじめて着ていたことがコートの名前の由来。ドレスアイテムの1つとして、格式が高く、ネクタイやスラックスと合わせて使うコートとして人気です。正式なものは比翼仕立て(表からボタン穴やボタンが見えないようにボタン留めの部分を二重に合わせたもの)であったり、襟の裏に別布をつけていたりします。


チェスターコートの特徴
ノッチトカラー(切れ目、刻み目の意味を表すノッチからきている襟の形)で、胸に箱ポケットと両脇にフラップ付きポケットを付け、ウエストをやや絞ったシルエットのドレッシーなコート。わかりやすくいうと基本的には“襟がテーラードジャケットの形をしている”コートになります。丈は長くても膝上あたりとし、ややジャケットよりも長い丈であるのが基本的なスタイル。


スーツとのおすすめの着こなし方
フォーマルな印象が強いチェスターコートは、スーツの上から羽織ることを想定しているので、身幅がかなり広めに作られています。他のコートと比べると、「カッチリ」とした雰囲気になります。ポイントはスーツカラーと同色系で揃え、首元に明るいカラーのネクタイと合わせるのがオススメ。

チェスターコートとスーツの合わせ方
スーツの着こなし方の1つに、各アイテムを“同色系”で揃える統一感を出すことがあります。コートでも同じように、ジャケットやネクタイとの色合いを合わせると、シックな印象になります。

同色系のグレースーツ×チェスターコート
 

▽▽▽ビジネススーツと合わせやすいチェスターコートが気になる方はこちらをチェック

■ 関連ページ:
チェスターコートのコーディネート術~カラー別で分かるオシャレな着こなし方~

 

【3】ダブルの前立て~アルスターコート~

アルスターコートとは・・・1860年代後半に登場したオーバーコートの典型的な形で防寒性も高い。基本は“ダブル”で、丈が長く膝下丈のコートのこと。もともと来たアイルランドのアルスター島の北東地方で作られたウールを使用し作られたことに由来。


アルスターコートの特徴
上襟と下襟の幅が同等もしくは上襟が少し広めの襟を使っているのが特徴。寒い時には襟を立てることで防寒になり、ダブルの前立てでカチッとしたクラシックな印象になります。現在のトレンチコートの原型ともなっているのがアルスターコート。背中部分についている、バックベルトは、アルスターコートらしいデザインの一つでエレガントな雰囲気があります。

アルスターコートの特徴

スーツとのおすすめの着こなし方
グレーカラーのスーツスタイルとの相性が良いので、秋冬は、ダークカラーのスーツと合わせるのがオススメです。また、濃淡のまざりあったネイビーの色合いも雰囲気があり、素敵な見た目になります。スポーティーな仕上がりになっているが、しっかりとドレステイストをキープしているのでスーツとの相性は抜群です。

アルスターコートとスーツの合わせ方
アルスターコートは、基本的に“ダブル”になり、襟元(Vゾーン)が狭くなります。そのため、ストールやマフラーとの相性が良くシルエットも綺麗に決まります。

カジュアルなチェック柄のスーツ×アルスターコート

※現在グローバルスタイルではアルスターコートの取り扱いはございません。

 

知っておきたいコート選びのコツとNGスタイル

<サイズ感(オーバーサイズ)>
最近のトレンドの1つに“ビッグシルエット”、自分の体より大きなサイズのアイテムをあえて着ることがあります。気を付けたいのが、コートに着せられている、だらしない感じを出さないようにすることにあります。ビジネススーツには不向きと考えるのが良いでしょう。

コートのサイズ感
※カジュアルなファッションでは、ラフなオシャレさを与えてくれます
(引用:https://clubd.co.jp/)

ファッション用語に「Yライン」という言葉があるのですが、全体のシルエットをアルファベットの“Y”になるように、パンツを細くすることで、シルエットに差異が生まれオシャレになります。

Yラインのシルエット
(引用:https://otokomaeken.com/)
 

<NG(カジュアル寄り)>
モッズ・ダッフル・ダウンコートなどは、少しカジュアルな印象が強く、ビジネスシーンでは避けるのが無難といえます。日頃からオフィスカジュアルが許されている場合は、基本的なTPOを守ることで着用するのが良いでしょう。

ビジネスシーンでは、ステンカラーコートやチェスターコートでビシッと決める。休日には、モッズコートやダッフルコートなどを羽織り、オンとオフでメリハリをつけることで、オシャレを自由に楽しむことができます。

 

スーツと相性のいいGlobal Style- 秋冬におすすめ!コートコーデ20選

ビジネススーツに合わせるコートは、ネイビー・ブラック・グレーなど落ち着いた色がオススメ。シンプルな無地、シルエットを綺麗に魅せることを意識。トレンドを意識したい場合は、ダブルのコート、バルカラー、ラグランなど、細かな特徴のあるデザインで差をつけるとオシャレさがアップします。カジュアルな雰囲気がOKな場所では、キャメルやチェックで、色柄にこだわるのも良いでしょう。


ステンカラーコート(バルカラーコート)スタイル
ダーク系や柄モノスーツとも相性良くまとまるブラックのステンカラーコート。シャツやネクタイは明るい色を合わせ、襟周りの印象もしっかり色を出すことでオシャレにまとまります。素材感のある柄スーツでも違和感なく着こなせます。


ステンカラーコート(バルカラーコート)スタイル
ビジネスシーンで、よく着られている“ネイビースーツ”には、同色系のコートでスマートに。スーツに合わせるコートとして、ステンカラーコートを定番の組み合わせとして1着持っておきたい。

ネイビースーツとステンカラーコートスタイル
 

◇ステンカラーコート(バルカラーコート)スタイル◇
ネイビースーツは、グレーカラーのコートとの相性も抜群。青系のシャツやネクタイで襟元に色のコントラストをつくりオシャレに。


ステンカラーコート(バルカラーコート)スタイル
襟のデザインに特徴のあるステンカラーコート(バルカラーコート)には、ストールなどのアイテムと合わせて首元のオシャレさを出して、バランスよく。

チェック柄のネイビースーツ×ブラックのバルカラーコートスタイル

チェスターコートスタイル
先程のダブルと違い、少しラフな印象になるチェスターコートは、前開けスタイルでも様になります。スーツの色は、ダーク系で大人っぽく。

チャコールグレースーツとチェスターコートスタイル

チェスターコートスタイル
ドレスライク・カジュアルライクの両方に対応できるチェスターコート。定番のネイビースーツとの合わせは映える着こなしとしてオススメ。秋冬に多くなるチェック柄のスーツとも綺麗に整います。着こなしのポイントは、柄×柄ではなく、どちらかは無地で揃えたい。


チェスターコート(ダブル)スタイル
襟がテーラードジャケットのような形をしているチェスターコートは、ダブルのデザインでドレッシーに。重厚感のある見た目と、組み合わせる色を選ばないグレーのコートで上品に。

ネイビーのスリーピーススーツ×チェスターコートダブルスタイル

チェスターコート(ダブル)スタイル
スーツのカジュアル化に伴い、着る人が増えているカーキ。ミリタリーコートがあるように、アウターとして羽織るカーキは男らしく上品なイメージになります。また、全体的にトーンダウンさせたダブルスタイルは紳士な雰囲気を楽しめます。


アルスターコートスタイル
基本的にダブルのデザインとなるアルスターコートは、上襟が少し広めのデザインがエレガントな印象になります。着丈の長さが他のコートよりも短いので、細身のスーツと合わせるとスタイリッシュです。

グレーのスリーピース×アルスターコートスタイル
 

カラー別コートスタイルセレクション

◇ネイビーコートスタイル◇
先程、ネイビースーツとグレーコートのスタイルを紹介しましたが、その逆もオススメ。秋冬に人気のグレンチェック柄のスーツで季節感のある装いにしています。

 

◇ネイビーコートスタイル◇
こちらは、秋冬になると欠かせないマフラーやグローブとの見せ方に注目。赤色をアクセントにスタイルを演出。ネイビーは、比較的どんな色にも合わせやすい色でもあります。

 

◇ブラウンコートスタイル◇
スーツのトーンをグッと落としたい方にオススメなコートがブラウン。季節感はもちろん、メリハリのある装いになります。暖色系でまとめるとより統一感が出ます。

 

◇ブラウンコートスタイル◇
ネイビーよりも落ち着いた印象になるグレースーツ。少し華やかさを出したい時にもブラウンのコートはオシャレにまとまります。グローブ、シューズを同じブラウン系でセンス良く。

 

◇カーキ・グリーンコートスタイル◇
元々ミリタリーコートやジャケットで、アウターの色として親しみやすいカーキ・グリーン。人と差をつけたい方にオススメの組み合わせ。合わせ方のコツは、ダーク系のアイテムでまとめること。

 

*******
◇カラースタイルの比較◇
同じシャツ、ネクタイで襟元の印象をイメージすると、自分好みのスタイルがどれなのか、着用シーンに合っているのか分かりやすいかも知れません。

 

柄別コートスタイルセレクション

◇チェック柄コートスタイル◇
コートの柄にこだわりたい方にオススメなのがチェック柄。全体的な印象を落ち着いた雰囲気でまとめたい方は、ラインの色も控えめなデザインを選ぶと良いでしょう。着こなしのコツは、無地と柄のバランス。オール柄の組み合わせはガチャガチャしたイメージなるので避けることをオススメします。

 

◇チェック柄コートスタイル◇
カジュアルなスタイルを楽しみたい方は、ライン色の明かりコートがオススメ。スーツの色を拾いカラーバランスを整えるとオシャレにまとまります。襟元はシンプルに。

 

◇千鳥格子コートスタイル◇
コートの印象を全面に出したい方は、柄(チェック×千鳥格子)を組み合わせたワンランク上の装いはいかがでしょうか。スーツは、シンプルな無地にすることで、コートのデザインをより引き立ててくれます。

 

◇素材感で魅せるコートスタイル◇
柄の中でも無地に近いヘリンボーンや、上品なツイードで素材感のあるコートを楽しむことも。前閉じのスタイルが基本で生地面積の広いダブル仕様のコートの選択肢もありでしょう。

 

3つの注目ポイントで分かる!ワンランク上のオーダーコート

<Point1:好みの生地で仕立てられる>
秋冬らしさ感じさせるフランネルやカシミアの生地や、選べるカラーも豊富に揃っているので、お好きな色柄でコートをオーダーすることができます。

 

<Point2:ダブル・ダブルチェスターが人気>
シンプルなチェスターコートやスタンカラーも人気ですが、寒さが厳しい秋冬は、前閉じで着る場合がほとんど、シルエットの良い、ダブルブレストやダブルチェスターは今季トレンド。

 

<Point3:選べるデザインが豊富>

例:ステンカラーコート(バルカラーコート)の2つのバリエーション
バルカラーとは、折り衿の衿型の一種で、上衿の幅が広く、下衿が小ぶりにできている衿型のことです。歴史は古く、トレンドに左右されないデザインで長く着用できます。

セットインスリープ」・・・最もシンプルなショルダーで、セットインショルダーとは、普通肩の事です。コートのディテールがよりスッキリとします。

ラグランスリーブ」・・・ゆったりフィットするラグランショルダーとは、袖がたっぷりに裁断され、袖付けの縫い目が両方の袖ぐりから前も後ろも袖まで達しています。

セットインスリーブとラグランスリーブ
※セットインスリーブ(左)ラグランスリーブ(右)
 

***
いかがでしたでしょうか?

ビジネススーツのアウターとして欠かせないコート。ステンカラーコートやチェスターコートの定番で大人の雰囲気を演出するのも良し。ディテールに特徴のあるコートで、オシャレに決めることもできます。今季は、お気に入りのスーツに合わせるコートを1着持っておくことをお勧めします。
 
 
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