東京・横浜・埼玉・千葉・静岡・名古屋・大阪・奈良・京都・神戸・広島・福岡・札幌・仙台・熊本グローバルスタイル

ビジネスマンのファッションを考えるWEBマガジン ENJOY ORDER! MAGAZINE

ENJOY ORDER! MAGAZINE

ビジネスマンのファッションを考えるWEBマガジン ENJOY ORDER! MAGAZINE

ネクタイ・チーフ・カフス・ベルト・帽子

ネクタイの長さの目安はどれくらい?適切な長さや調整方法、コツを紹介

(最終更新日:2025.12.01)2021.01.15 # ネクタイ・チーフ・カフス・ベルト・帽子

スーツやワイシャツを彩るネクタイですが、購入時にその長さまで意識したことはありますか。ネクタイは、適切な長さに調整することでスーツ全体のバランスが整い上品な着こなしを演出できます。

そこで今回は、『ネクタイの名称について』『ネクタイの適切な長さ』『ネクタイの結び方で長さを調整』『適切な長さでネクタイを綺麗に結ぶコツ』『スーツの印象はネクタイの長さが大切』について見ていきながら、ネクタイの長さの目安や調整方法を紹介します。

 

ネクタイの名称について

まずは長さ調整の目安となるネクタイの各部位の名称と役割について見ていきます。ネクタイには様々な部位があり、それぞれに名称と役割があります。長さのバランス全体の印象が変わってくるので覚えておくと良いでしょう。

ノット・・・ネクタイの結び目のこと。結び方はノットの形で変わる。
大剣(ブレード)・・・ネクタイの先端の太い方。7~9cmが一般的に多い。
小剣(スモールチップ)・・・ネクタイの先端の細い方。4cm前後のモノが多い。
かんぬき止め・・・小剣の裏側にあるステッチのこと。
小剣通し(ループ)・・・大剣の裏側にあるループ状の部分。小剣を通して使用する。

 

ネクタイの適切な長さ

ネクタイはただ結べばよいというものではありません。きちんとした印象を与えるためには、「適切な長さ」で着用することが大切です。ここでは購入時や着用時に押さえておきたい、ネクタイの長さの目安を解説します。

購入時の目安となる全体の長さは?

ネクタイを購入する際は、デザインや素材と同様に「全体の長さ」も重要なポイントです。一般的な既製品のネクタイは140~150cmほどで、これは平均的な日本人男性の身長(約165~175cm)を想定して作られています。体格が大きい方結び目にボリュームを出したい方には、160cm以上のロングタイプがおすすめです。反対に小柄な方は、やや短めのネクタイを選ぶことで、大剣の余りを抑えられます。着用時の不快感や違和感を避けるためにも、自分の体型やスタイルに合った長さのものを選びましょう。

<身長別:おすすめのネクタイの長さ目安>
・身長165cm・・・ネクタイの長さ140cm~145cmほど
・身長170cm・・・ネクタイの長さ145cm~155cmほど
・身長175cm・・・ネクタイの長さ155cm~165cmほど
・身長180cm・・・ネクタイの長さ160cm~170cmほど
※あくまで標準的な目安です。

ネクタイを結ぶときの長さは?

ネクタイは「仕上がりの長さ」を意識して結ぶと、全体のバランスが整い、上品な印象になります。基本的には、大剣の先端がベルトのバックル中央、またはその少し上にくる長さが標準です。ネクタイが短すぎると視覚的に胴が長く、足が短く見えてしまい、反対に長すぎるとだらしない印象を与えます。ネクタイを結ぶ際は、鏡を見ながら最適な長さに調整することと良いでしょう。

ベストを着用した時のネクタイの長さは?

ベストを着用する際は、ネクタイの大剣がベストの裾からはみ出さず、すっきりと隠れる長さが目安となります。通常は大剣の先端をベルトのバックルに合わせますが、ベストスタイルでは「ベストの裾」が基準です。剣先がベストの裾から見えていると、バランスが悪くだらしない印象を与えることもあります。ネクタイがベストにきちんと収まるような長さに整え、スリーピーススーツやオッドベストをより上品に着こなしましょう。

 

ネクタイの結び方で長さを調整

ネクタイは、一般的に140~150cmほどの長さのものが多いですが、結び方を変えるだけでも着用時の長さを調整することができます。代表的な結び方には、プレーンノット、ダブルノット、ウィンザーノット/セミウィンザーノットなどがあります。

プレーンノット

<特徴>
最も基本的で汎用性の高いネクタイの結び方です。ノット(結び目)が小さくまとまりやすく、細身のスーツやさまざまな襟型のシャツにもよく合います。シンプルなのでビジネス・就活やフォーマル、結婚式など幅広いシーンに対応できます。

<結び方>
大剣を小剣に1回巻き付け、首元のループに通して結ぶだけのシンプルな構造です。初心者でも覚えやすく、基本の結び方として最初に習得しておきたい結び方です。

<長さ調整のしやすさ>
結び目が小さく、ネクタイの長さをあまり消費しないため、全体の長さが短めのネクタイでも対応しやすいのが特長です。すっきりとした印象を出したいときや、長さに余裕がない場合に最適です。

ダブルノット

<特徴>
プレーンノットに比べて結び目がやや大きく、適度なボリューム感があるのが特徴です。見た目はプレーンノットに近いものの、ふっくらとした印象を与えるため、やや広めの襟型のシャツと相性が良く、フォーマルからビジネスまで幅広く使える結び方です。

<結び方>
プレーンノットで1回巻き付けるところを2回巻く結び方です。プレーンノットに慣れていればすぐに習得でき、見た目の変化もつけやすいため、結び方のバリエーションとしても重宝します。

<長さ調整のしやすさ>
2回巻くことでネクタイの長さを多く使うため、ネクタイが長めのときに調整しやすい結び方です。プレーンノットでは大剣が長くなりすぎる場合に、ダブルノットでバランスを取ると美しくまとまります。

ウィンザーノット/セミウィンザーノット

<特徴>
ウィンザーノットとセミウィンザーノットは、英国スタイルを象徴するクラシックなネクタイの結び方です。どちらも結び目にボリュームが出るのが特徴で、特にウィンザーノットは正方形に近いノットができ、格式ある印象を演出します。

<結び方>
大剣を何度かループに通しながら結ぶ構造で、ウィンザーノットはフルノット、セミウィンザーノットはやや簡略化されたバージョンです。いずれも結び目がしっかりと整い、左右対称に美しく仕上がります。

<長さ調整のしやすさ>
結び目に厚みが出るぶん、ネクタイの生地を多く消費します。ネクタイが長い場合や、余りが気になる際の調整に向いています。ループが多い分、多少長くてもバランスが取りやすくスタイルの完成度を高めることができます。

▽ネクタイの結び方について詳しく知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:【動画有】ネクタイの結び方を解説!かっこいいおしゃれな結び方をマスター

 

適切な長さでネクタイを綺麗に結ぶコツ

ネクタイを美しく見せるには、ただ長さを整えるだけでなく、細かい箇所にも気を配ることが大切です。ネクタイはポイントを押さえることによって、さらに印象が良くなるのでぜひ参考にしてみてください。

ラペル幅と大剣の幅を合わせる

ネクタイを美しく見せるには、スーツやオーダースーツのジャケットとのバランスも重要です。ラペル幅(ジャケットの襟の幅)とネクタイの大剣の幅が近いほど、胸元が自然にまとまり、上品な印象になります。ラペルが細いジャケットには細身のネクタイを、ラペルが太いジャケットには幅広のネクタイを合わせることで、バランスの良い着こなしにまとまります。

ネクタイピンを使う

ネクタイピンを使うことで、ネクタイがずれたり、風であおられたりするのを防止できるため、清潔感のある印象を保ちやすくなります。またネクタイピンは実用性があるだけでなく、胸元のさりげないアクセントとしても活躍するアイテムです。ネクタイとシャツの間をしっかり留めて、上品な印象をキープしましょう。

▽ネクタイピンの付け方や選び方について詳しく知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:ネクタイピンの正しい位置や付け方は?選び方や種類を徹底解説!

ディンプルを作る

ネクタイは「ディンプル」を作ることで印象を変えることが可能です。ディンプルとは、ネクタイを結ぶ時に作るくぼみのことで、ネクタイをスタイリッシュに見せることができます。ネクタイを締め上げる前に、くぼみができるように作ることがポイントです。ただし、法事(葬式・通夜)などの行事ではNGとなります。

ネクタイを綺麗に見せるディンプル
(左:ディンプルなし、右上:センターディンプル、右下:ダブルディンプル)
ディンプルには、主に正統派の「センターディンプル」と、華やかさのある「ダブルディンプル」の2種類があります。ディンプルなしのネクタイと比較するとその違いが分かりやすいです。ダブルディンプルは、Vゾーンに柔らかさを加えてくれるため、幅広のネクタイとの相性が良いです。

<ディンプルの作り方>
①ネクタイの上部(大剣)を軽くつまみ、ディンプルを作る位置を決める。
②結び目の下あたりをつまみながら、逆三角形になるように意識して形を整える。大剣を締めていく際に、ディンプルのくぼみが崩れないようキープする。
③小剣でネクタイの長さを調整し、全体のバランスを整える。ディンプルを長時間キープしたい場合は、結び目の隙間に人差し指を差し入れ、深めに折って形を固定する。

 

スーツの印象はネクタイの長さが大切

ネクタイの長さは、スーツスタイルの印象を大きく左右する重要な要素です。長すぎても短すぎてもバランスが崩れ、だらしなく見えてしまいます。体型やスタイルに合った長さのネクタイを選び、さらに結び方や着こなしを工夫することで、より上品な印象に繋がるでしょう。
オーダースーツ専門店グローバルスタイルでは、スーツやシャツはもちろん、ネクタイやチーフなどの小物類も多数ご用意しています。ぜひ自分に合ったアイテムで、スーツをよりお洒落に着こなしましょう。

 

TIE & POCKET CHIF -ネクタイ&ポケットチーフ-

TIE & POCKET CHIF -ネクタイ&ポケットチーフ-
 

グローバルスタイルでは、毎日のスーツライフをより楽しんでいただけるよう上質なネクタイ・チーフ小物をお手軽な価格でご用意しております。

■TIE-ネクタイ-
【1】Regulat Tie 国産ネクタイ
【2】Import Tie インポートネクタイ
【3】Penrose London 高級インポートブランドネクタイ

■POKET CHIEF-ポケットチーフ-

 

オーダースーツ専門店「Global Style (グローバルスタイル)」とは?


グローバルスタイルの6つの特徴
【1】上質なスーツをリーズナブルな価格で!
【2】選べるスーツ生地が豊富!
【3】選べるスーツモデルが豊富!
【4】スタイリストによるカウンセリング
【5】ご家族や友人と一緒に“ENJOY ORDER!”
【6】充実の安心保証!

 グローバルスタイルでは、より上質なスーツを、 よりリーズナブルな価格でご提供しています。

⇒ ⇒ 店舗一覧
(札幌・仙台・東京・横浜・埼玉・千葉・静岡・名古屋・大阪・奈良・京都・神戸・広島・福岡)

⇒ ⇒ 「ご来店予約」はこちら
⇒ ⇒ 毎月変わる最新のフェア情報へ
⇒ ⇒ Global Style 公式サイト

グローバルスタイルの店舗情報(札幌・仙台・東京・横浜・埼玉・千葉・静岡・名古屋・大阪・京都・神戸・広島・福岡)

人気の記事