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スーツの着こなし術

スーツは何着あれば社会人は安心?必要な着数や着回しのコツを解説

(最終更新日:2024.04.01)2019.01.10 # スーツの着こなし術

スーツの必要な着数について

「皆さんは、スーツを何着持っていますか?」社会人(ビジネスマン)になると、毎日のように着用するスーツ。3~4着は持っているという方が多いのでないでしょうか。スーツは消耗品と言われ、毎日同じスーツを着ていると傷みが早くなってしまいます。

そこで今回は、着回しながらスーツを楽しむ!『ビジネスマンと就活生に必要なスーツの着数とは?』『冠婚葬祭で必要なスーツ』『季節に合わせて着回したいスーツ』について見ていきながら、着回しに必要なスーツの数・オススメカラーと季節ごとの合わせ方をご紹介していきます。

 

< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-

1.  ビジネスマンと就活生に必要なスーツの着数とは?
1-1.  ビジネスマンの場合
1-2.  デスクワークがメインの場合
1-3.  外出が多い方や営業の場合
1-4.  就活生の場合
2.  【年齢別】20〜40代男性に必要なスーツの数
2-1.  20代の場合
2-2.  30代の場合
2-3.  40代の場合
3.  スーツが1着だけじゃダメな理由は?
4.  ネクタイやシャツはどれくらい必要?
4-1.  シャツは何着必要?
4-2.  ネクタイは何本必要?
5.  冠婚葬祭(ビジネス以外)で必要なスーツ
6.  季節に合わせて着回したいスーツ
7.  何着かあるスーツをうまく着回すコツ
8.  スーツはお手入れが大切です!
9.  持っておきたいスーツコレクション

 

ビジネスマンと就活生に必要なスーツの着数とは?

スーツを着る機会には、大きく分けると【ビジネス】【就活】の2つがあります。まずここでは、必要最低限持っておきたいスーツの着数を、基本的なスーツの色柄と合わせて見ていきます。

ビジネスマンの場合

■スーツの着数:理想は4~5着 最低3着
社会人となると、見た目の印象や会社での仕事内容によって雰囲気が変わるスーツを揃えておくのが良いでしょう。スーツの色は、ネイビー・グレー。スーツの柄は、無地・ストライプ(シャドーストライプ)が一般的なスーツの着こなし方になります。社会人1年目の2着は、派手な色を避け、清潔感のある落ち着いたダーク系のスーツがオススメです。1着は、少し明るめのネイビーでフレッシュさを出すのもありでしょう。

■基本的な色柄
社会人2年目以降は、仕事での立ち位置が徐々に変わっていく時期。1年目と同じ色柄のスーツで統一するのも良いですが、スーツの選択肢を広げていき、ブラウンのスーツで大人の雰囲気を出したり、季節に合わせたスーツでワンランク上の着こなし。キャリアに合わせて、スーツの着数(5着程度)を増やしていくのが良いでしょう。

デスクワークがメインの場合

■スーツの着数:2着~3着

ビジネスマンの中でも、デスクワークや社内での業務が多い方はスーツは2着を目安に揃えましょう。その代わりに、ジャケット1着に対してパンツが2本つく、“2パンツスーツ”を選ぶと◎。なぜならばデスクワークの場合、ジャケットよりもパンツが椅子との摩擦により傷みやすくなるからです。また2パンツの場合でも履き方には注意が必要です。片方のパンツが傷んでからもう1本を使う…のではなく、下記の例のように交互に使用するようにしましょう。

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【2パンツスーツのローテーション例】
(月)
スーツA+パンツA
(火)スーツB+パンツA
(水)スーツA+パンツB
(木)スーツB+パンツB …

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外出が多い方や営業の方の場合

■スーツの着数:4着以上 

営業や外出が多い方は、4着以上かつ出張が多い方は+1着。動きが多い分デスクワークの方よりも傷みやすい傾向にあります。また、顧客や取引先と会うことが多いこともあり、着倒して傷んだスーツでは信頼感や会社のイメージに影響がでる場合があります。加えて出張が多い方は日常用に+1着シワができ辛いスーツを持っておくと安心です。

就活生の場合

■スーツの着数:2着

就活時は“第一印象が大切”になり、清潔感のあるスーツスタイルが理想となります。スーツの色は、ブラック・黒に近いグレー。スーツの柄は、無地が一般的なスーツの着こなし方になります。活動の時期が重なると、汗のシミやスーツのシワが気になってくるため、2着揃えておくのが良いでしょう。


▽▽▽「リクルートスーツ」について気になる方はこちらもチェックしてみてください。

■ 関連ページ:
リクルートスーツの選び方・着こなし術|ビジネススーツの違いからご紹介

 

【年齢別】20〜40代男性に必要なスーツの数

20代の場合

■スーツの着数:最低3着

スーツは1日着たら、2日ほど休ませるのが理想です。週内に同じスーツを何度も着用すると“汗や汚れ、擦れ”などでスーツが傷み、テカリや破れが起きやすくなります。最低3着をローテーションし常にきれいなスーツを着るように意識しましょう。また新社会人の場合は就活中のスーツも着ていることが多いと思いますが、型崩れがないか・ヨレヨレになっていないか一度確認してみてください。

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【3着の場合のローテーション例】
(月) 
スーツA
(火) 
スーツB
(水) 
スーツC
(木) 
スーツA
(金) 
スーツB
———————————

 ▲染みや汚れがあればクリーニングへ!▲

30代の場合

■スーツの着数:理想は4~5着 最低3着

30代の場合でも20代と必要なスーツの数はあまり変わりません。その代わり“量”よりも“質”にこだわってみましょう。またスーツもベストを付けたスリーピーススーツをレパートリーに追加してみるとよいでしょう。30代になると後輩や人によっては部下を率いている方も多いはず。その方たちのお手本となるスーツと着こなしをしましょう。

「どんなスーツを着れば良いのか分からない…」「サイズの合うスーツが見つからない…」とお悩みの方は、オーダースーツという選択肢も検討してみましょう。既製品と変わらない価格で質やサイズにこだわった1着を仕立てることができます。

▼▼▼30代のスーツ選びが気になる方はこちらをチェック

参考:30代におすすめのスーツ特集!ワンランク上のスーツ選びと第一印象を良くする着こなしを意識。

40代の場合

■スーツの着数:4~5着 最低3着

40代の場合は4~5着を用意できると良いでしょう。また質に加えて“色柄”“デザイン”にもこだわりましょう。20代や30代はシンプルな“ネイビー”“グレー”が多い一方で、40代ではもう少し色や柄の幅を広げると◎。無地でも艶があるものや、柄は間隔の広いストライプ・チェック柄などがおすすめ。デザインはシングルブレストだけでなく、ダブルブレストも落ち着きや安定感を演出できるためおすすめ。

 

スーツが1着だけじゃダメな理由は?

●毎日の着用で傷みの原因になる
スーツの傷みの原因は、毎日の着用によって蓄積されていきます。スーツも同じように1日着たら数日は着ないようにすることが大切です。特に、雨の日や汗をかいた日はスーツの傷みのスピードが早くなるので注意が必要です。また、スーツは天然素材のウールや化学繊維のポリスエステルを用いられるのが一般的です。ウールは伸縮性や弾力性に優れているなどメリットが多いですが、摩擦に弱く毛玉や擦り切れを発生しやすい性質があります。毎日着る事で生地にも負担が掛かってしまいます。

●日常の行動、ホコリや湿気でも傷む
日常の行動や仕事環境には個人差がありますが、階段の上り下り、椅子に座っている時の摩擦など、シワやテカリの原因になります。また、目には見えにくいホコリや湿気でも傷みます。スーツは正しいメンテナンスをすることで長持ちさせられます。一日着用したら、軽くブラッシングしてホコリや汚れを落とし、風通しの良い場所で休ませましょう。型崩れを防ぐために、スーツのジャケットはしっかりした厚手のハンガーにかけるようにしてください。

 ネクタイやシャツはどれくらい必要?

シャツは何着必要?

■結論:最低5着

シャツは毎日変える物ですので、週5日勤務として最低5着必要です。ただし天候が悪く洗濯ができなかったり、汚れてしまってクリーニングに出した場合、足りなくなる恐れがあるため予備で1着程度持っておくと良いでしょう。特に梅雨の時期は一向に洗濯ができず着るものがないなんてことにも…。また夏の時期には半袖のシャツを着たい方もいると思います。その場合は、長袖5着+半袖2着を目安に揃えておくと◎。

ネクタイは何本必要?

■勤め先のドレスコードがスーツ着用の場合…5本以上
ネクタイの着用が必須な職場の場合は毎日変えるとして5本以上あると良いでしょう。スーツとのコーディネートのバリエーションを増やすだけでなく、ネクタイはシルク素材で作られたものが多く、結んだあとのシワの回復に日数を要するためです。最初は“無地”、“レジメンタル”、“小紋柄”を中心に揃えていくと◎

■勤め先のドレスコードがビジネス・オフィスカジュアルOKの場合…2本程度
ビジネスカジュアルやオフィスカジュアルが許されている場合は、社内の大事な会議・式典、重要な商談の時に使えるネクタイを1~2本持っておくと良いでしょう。頻繁に使用するものではないので、どんなスーツにも合うシンプルで、本数ではなくネクタイの質にもこだわってみてはいかがでしょうか。

 

冠婚葬祭(ビジネス以外)で必要なスーツ

社会人になると増えてくるのが、冠婚葬祭で着用するスーツ。一般的なスーツ(ビジネススーツ)とは、全く違うスーツとして1着持っておくのが良いでしょう。礼服という言葉で使われることも多く、お葬式、結婚式、入学式、式典など、冠婚葬祭全般で着用することができるフォーマルウェアです。一般的には、ブラックスタイルになります。

礼服を用意するときに注意しておきたいのが、葬儀に着る“喪服”。スーツの色が、より深い黒、光沢や艶のない漆黒色になり、礼服として着用する黒よりも濃い黒色のスーツになります。その為、礼服を1着、喪服を1着ずつ揃えておくと、急を要する場合でもスマートに対応することができます。

▲(右上)一般的なスーツのブラック(右下)喪服のブラック▲

▽▽▽「礼服(喪服)とスーツの違い」について気になる方はこちらもチェックしてみてください。

■ 関連ページ:
礼服(喪服)とスーツの違いとは?種類・シーン別のマナーとネクタイの選び方

 

季節に合わせて着回したいスーツ

ここまでを振り返り、必要最低限のスーツの着数を合計すると、5着(社会人)を目安に持っておくと着回しに困ることはないでしょう。社会人としてのキャリアが長くなると「スーツの印象も変えたい!」と考える方も多いのではないでしょうか。スーツは、夏用(春夏)と冬用(秋冬)に分けられます。季節に合わせてスーツを楽しみたい方は、是非参考にどうぞ。

 

春夏・秋冬でスーツを分けた方がいい理由

服装を季節ごとにアイテムや着こなしを変えるようにスーツも季節で分けると着回しもスムーズになります。基本的にスーツには、春夏用・秋冬用・通年用の3つがあり、生地には違いがあります。

▼春夏と秋冬のスーツ生地の違い▼
春夏スーツ⇒生地が薄くて軽く、織り方が粗い
秋冬スーツ⇒生地が厚くて重く、織り方はきめ細かい

生地1メートルあたりの重量で考えると、夏モノが230g以下、冬モノが260g以上となります。生地が厚ければ、それだけ多くの空気をため込む(外気との断熱効果増)のため、冬の防寒に向いています。夏と冬では、重さの差が最大100g~130g程あります。


▼春夏と秋冬の仕様・裏地の違い▼
春夏スーツ⇒ “背抜き” 背中の裏地部分を半分~3/4程度なくした仕様
秋冬スーツ⇒ “総裏地” 背中部分全面に裏地がある仕様

▲(左)背抜き仕様(右)総裏仕様▲
このように、生地や仕様には違いがあります。さらに、夏に保温性の高いスーツを着ると汗をかきすぎて生地を傷めてしまう可能性が高くなります。とはいえ、季節問わず春夏用のスーツを着ると、秋冬は寒く感じ、着る頻度も高くなるため傷みが早くなってしまいます。

 

<春夏のスーツ>

春夏のスーツは、薄く軽く、涼し気な着心地。明るい色味が多くなり、清涼感のあるスーツスタイルになります。コットン・モヘア・リネンは、春夏を代表する素材となり人気があります。

▲左から時計回り→コットン・リネン・モヘア・シアサッカー▲

春夏のスーツスタイルは、生地の厚さ(重さ)が違うので、全体的にもスッキリとした印象になります。クールビズが定着し、シャツ×ノーネクタイのスタイルが多くなっていますが、夏用のスーツで快適に過ごすこともできます。


<秋冬のスーツ>

秋冬のスーツは、保温性があり、暖かみのある色が多くなり、重厚感のあるスーツスタイルになります。フランネル・ツイードは、秋冬を代表する素材となり人気がります。ヘリンボーン・千鳥格子・バーズアイなど、柄モノのバリエーションが豊富なので、雰囲気のあるスーツでお洒落を楽しめます。

▲左側上から→フランネル・ツイード
右側上から→ヘリンボーン・千鳥格子・バーズアイ▲

秋冬のスーツスタイルは、ボリューム感のある生地が多く、暗めな印象になりがちですが、起毛された生地や、チェック柄で存在感のある印象になります。衣替えの時期に合わせて、スーツに変化をつけることでワンランク上の着こなしを演出できます。

 

何着かあるスーツをうまく着回すコツ

▼着回しのポイント▼
・その場に合わせた適切なスーツ
・季節(春夏・秋冬)に合わせる
・シーンによってカラーを変える

スーツは、何着も要らないと考える方も多いようですが、しっかりとシーンや用途に合わせて着るスーツを揃えておくことで、いつでも清潔な雰囲気を保てるので、相手に与える印象はもちろん、着ている本人もモチベーションが上がりますよね。ファッションの衣替えがあるように、毎年のスーツスタイルを変えられるようにしましょう。

 

スーツはお手入れが大切です!

スーツの着数を最低限に抑えたい方は、特にスーツのお手入れが大切になります。日々のブラッシング・収納方法(ハンガーへの掛け方)・クリーニング頻度など、こまめなメンテナンスが必要です。スーツはローテーションで着回し、2、3日おきに着回すのが理想的な間隔となります。


▽▽▽「スーツのお手入れ」について気になる方はこちらもチェックしてみてください。

■ 関連ページ:
「スーツのお手入れ術」に関する記事一覧

 

持っておきたいスーツコレクション

<ネイビースーツ>
ネイビースーツは、艶感のあるスーツがオススメです。幅広のレジメンタルタイで。年齢問わず似合うスーツスタイル。

スーツ生地:REDA

<グレースーツ>

グレースーツは、落ち着いた大人の印象になります。シャツをグレーで揃え、ネクタイを柄モノで上品に。

スーツ生地:Domeuil

<スリーピース&ダブルスーツ>

ベストを加えたスリーピーススーツは、ネクタイをシンプルにまとめると統一感のある着こなしになります。ダブルは、合わせるアイテムをチェック柄で、英国紳士風に。

スーツ生地:(左)GUABELLO(右)LORO PIANA
 

1着だけでもオーダースーツがあると安心

スーツの新調をお考えの方は、スーツのオーダーを検討してみてはいかがでしょうか。「こだわりのスーツを持っておきたい」「着用シーンに合ったスーツが欲しい」という、スーツのデザインイメージがある方にピッタリです。また、オーダーをご利用する方の多くは “サイズ感” を気にされる方も多いです。体型に合わせたスーツは格好良さがアップします。この機会にオーダースーツを購入するのも良いでしょう。

***
いかがでしたでしょうか?

着回しに困らないスーツの着数は、ビジネス用3着、冠婚葬祭用2着を合わせた5着が良いでしょう。仕事のキャリアや、季節ごとにお洒落を楽しみたい方は、数にこだわらず欲しいスーツが見つかった時に、増やしていきましょう。

 

オーダースーツ専門店「Global Style (グローバルスタイル)」とは?

“オーダースーツを、ビジネスマンの皆様にもっと気軽に楽しんでほしい。オーダースーツの新しい在り方を提案していきたい。”

そんな想いから生まれた、オーダースーツ専門店のグローバルスタイル。


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