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シャツ・インナー

カッターシャツとワイシャツの違いとは?語源や着こなし方・選び方まで徹底解説

(最終更新日:2025.06.02)2020.10.15 # シャツ・インナー

皆さんは「ワイシャツ」と「カッターシャツ」の違いをご存知でしょうか。ビジネスや冠婚葬祭などスーツを着用するシーンでは、『ワイシャツ』という言葉で認識している方がほとんどではないでしょうか。実はこの呼び方の違いには、商標や地域性、由来などが関係しています。

そこで今回は、『カッターシャツとワイシャツの違い』『カッターシャツのお洒落な着こなし方』『半袖カッターシャツの着こなしポイント』『洗濯・保管方法』について見ていきながら、カッターシャツとワイシャツの違いや着こなし方についてご紹介します。

 

カッターシャツ(ワイシャツ)について

カッターシャツ(ワイシャツ)とは?

カッターシャツとは、主にスーツや制服の下に着る襟付きの長袖シャツのことです。マスメディアなどでも使われる呼び方で、一般的にはワイシャツと同じ意味で使われます。ビジネスシーンやフォーマルな場面で着用されることが多く、白や淡いブルーなどのベーシックな色が定番です。最近では、機能性に優れた商品も多く登場しています。

 

ワイシャツとカッターシャツの語源と由来

ワイシャツは、ビジネススーツに合わせるシャツとしてあります。ここではカッターシャツという呼び方も広まった理由について知るために、それぞれの語源・由来を見ていきます。

【ワイシャツの語源・由来】

日本におけるワイシャツの名称は、1873年(明治6年)まで遡ります。西欧の文化が港町横浜へ次々と日本にもたされていた時代、18歳の石川清右衛門が西欧人から「White Shirt」と言い渡されたシャツを「ワイシャツ」と聞き間違えたことがキッカケとなり、ワイシャツと呼ばれるようになりました。ボタンを外した時の襟の形がYの字に見えることから呼び名が誕生したという説もあります。

ワイシャツは、現在ではビジネススーツに合わせる定番のシャツとして定着していますが、もともとは肌着のようなインナーとして着用されていたため、白が多くなっています。現在では色柄にかかわらず、スーツの下に着るシャツ全般を「ワイシャツ」と呼ぶことが一般的です。フォーマルな印象を与えることから、「ドレスシャツ」と呼ばれることもあります。

▽ドレスシャツの選び方や着こなしについて詳しく知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:ドレスシャツとは?ワイシャツとの違いや選び方、お洒落な着こなしを紹介

【カッターシャツの語源・由来】

カッターシャツは、日本のスポーツメーカー「ミズノ(美津濃)」が開発したとされています。創業者の水野利八氏が野球観戦中に、「勝った、勝った」と喜ぶ観客の声援にヒントを得て、「カッター(勝った)シャツ」と名付けたのが由来といわれています。

 

ワイシャツとカッターシャツの呼び方の違い

ワイシャツとカッターシャツの呼び方の違いのポイント
① ワイシャツとカッターシャツは同じモノ
② カッターシャツは、大阪にあるスポーツメーカー「ミズノ」が開発
③ 東日本「ワイシャツ」西日本「カッターシャツ」違いがある

1.商標として使用されている

(参考:https://corp.mizuno.com/)
語源の由来で解説したように、カッターシャツは、1906年に大阪市北区で創業した「水野兄弟商会」(スポーツメーカーミズノ)が、1918年に発売したスポーツ用シャツが始まりです。もともとは商標名でしたが、現在では一般的にワイシャツのことを指す言葉として定着しています。

2.地域性の違い

商標名を取っているミズノの本社は大阪にあり、1943年には岐阜県に「養老工場」が開設され、西日本を中心に事業が拡大していきました。そのため、西日本ではカッターシャツという呼び方が自然と広まり、東日本ではワイシャツと呼ばれるようになりました。また、西日本では、大人がスーツの下に着る服をワイシャツ、学生服の下に着る服をカッターシャツと呼び分けることもあります。このような呼称の違いには、ミズノの創業地発展の経緯が関係しています。

 

ワイシャツ(カッターシャツ)をおしゃれに着こなすポイント5選

ワイシャツとカッターシャツに明確な違いはありませんが、せっかく着るならおしゃれに着こなしたいものです。ここでは、ワイシャツのサイズ感など着こなしのポイントを5つ紹介します。

1.ワイシャツは体に合ったサイズを選ぶ

自分の体型に合っていないサイズのワイシャツは、余計なシワが入りやすく、だらしない印象を与えてしまいます。ワイシャツを着る機会の多くは、ビジネスシーンや冠婚葬祭など、清潔感のある装いが必要になる場面です。そのため、自分の体型に合ったサイズを選ぶことが重要です。オーダースーツ専門店などで仕立てるオーダーシャツであれば、体型に合わせたサイズシルエットを選ぶことできます。

2.色柄の選び方

ワイシャツの定番カラーは白や青、柄は無地やストライプが一般的です。ビジネスマンなど毎日のようにワイシャツを着用する方は、無地の白シャツをメインに持っておくと良いでしょう。その中で、2枚ほど色柄の異なるシャツを用意しておくと、気分を変えたいときシーンに合わせて使い分けることができます。少しカジュアルに魅せたい時は、ストライプ柄のシャツもおすすめです。

▽ビジネスシャツの選び方をカラー別に知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:ビジネスシャツのおすすめの選び方は?カラー別のお洒落な着こなしも!

3.用途に合わせて襟型を選ぶ

ワイシャツの襟型には、主にレギュラーカラー、ワイドカラー、ボタンダウンの3種類があります。中でも、TPOを問わず幅広いシーンで使える「レギュラーカラー」は定番でおすすめです。首回りをスッキリ見せたい方は「ワイドカラー」を選ぶのも良いでしょう。ノーネクタイやクールビズにも合わせられ、シャツ一枚でも襟立ちが綺麗な「ボタンダウン」はスポーティーな印象を与えることも出来ます。

▽ボタンダウンシャツの着用マナーや着こなしポイントについて知りたい方はこちら。

■ 関連ページ:ボタンダウンシャツの着用マナー!ネクタイの結び方、着こなしポイントを紹介

4.インナー(肌着)のデザインに気を付ける

意外と見落としがちですが、おしゃれさを左右するのがインナーのデザインです。襟のデザインは、VネックUネックがあります。特におすすめなのは、ワイシャツの第一ボタンを開けてもインナーが見えにくい「Vネック」です。色は清潔感のある白の無地が基本ですが、近年では、シャツの下から透けにくいベージュやライトグレーを選ぶ方も増えています。

5.カフスボタンで華やかに

ワイシャツに華やかさを演出したい方は、カフスボタンをアクセントとして使用する着こなしがおすすめです。ボタンだけではなく、カフスボタンを使用できる(コンバーチブルタイプ)のカフスを選ぶと良いでしょう。ただし、取引先との会議や商談など、フォーマルで控えめな装いが求められる場面では避けた方が無難です。パーティーなど、華やかなシーンにはぴったりのアイテムです。

 

半袖ワイシャツ(カッターシャツ)の着こなしポイント

通気性の良さや軽やかな着心地で、クールビズ期間に大活躍の半袖カッターシャツですが、ポイントを抑えることでよりお洒落に着こなすことができます。ここでは半袖カッターシャツを上手に着こなすためのポイントをご紹介します。

ノーネクタイで第一ボタンを外す

(参考:https://www.rakuten.co.jp/)
半袖カッターシャツは、基本的にクールビズの服装として着用することが多いです。そのため暑苦しい印象を与えないためにも、ノーネクタイで第一ボタンを外しておく方が違和感なく、自然なスタイルといえるでしょう。ただし、ビジネスシーンによっては第一ボタンを閉めたり、カジュアルシーンでお洒落としてネクタイを着けたりする場合もあります。

ジャケットは羽織らない

一般的に、半袖カッターシャツにジャケットを羽織ることは避けた方が良いとされています。ジャケットは通常、長袖シャツと組み合わせて着ることが多く、半袖シャツとの組み合わせはフォーマルとカジュアルが混在し、不自然に見えることがあります。さらにジャケットに素肌が直接触れることで、汗や皮脂が付着しやすく、ジャケットの劣化を早めることもあります。このような理由から、半袖シャツにジャケットを羽織ることはあまり推奨されていません。

 

自分にあったカッターシャツ(ワイシャツ)はオーダーシャツで

自分好みのシルエット細かいデザインにこだわりたい方は、オーダーシャツがおすすめです。サイズ合わせからはじまり、好きな生地・色柄・襟型などを選ぶことが出来ます。サイズが合っていないと、見た目の印象や着心地にも影響するため、ビジネスシーンはもちろん、パーティーやイベントなどのカジュアルな場でも、自分にぴったり合った一着を用意しておくと安心です。

「カッターシャツ」と「ワイシャツ」は地域によって呼び方に違いはありますが、よく使用する言葉だからこそ、知っておくと新たな発見に繋がるかもしれません。
オーダースーツ専門店『グローバルスタイル』ではオーダースーツだけでなく、オーダーシャツや小物類なども多数ご用意しています。自分の体型に合ったカッターシャツ(ワイシャツ)を着用することで、かっこよくスッキリとした印象に仕上がります。シャツにもこだわってお洒落な着こなしを楽しみませんか。

▽自分好みのオーダースーツやオーダーシャツを検討中の方はこちら。

■ 関連ページ:オーダースーツならGlobal Style(グローバルスタイル)|1着2万円台~

 

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