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【男性版】転職面接のスーツは?基本的なマナーと好印象を与える選び方&着こなし術を解説
就職活動、転職活動において、面接は重要な関門です。服装で第一印象が決まると言っても過言ではありません。スーツを着こなすことで、面接官に信頼感や誠実さをアピールすることができます。特に、転職面接では、経験やスキルだけでなく、社会人としてのマナーや立ち振る舞いも肝心です。
そこで今回は、『転職面接におけるスーツマナー』『転職面接におけるスーツの基本的な選び方』『転職面接のスーツでよくある疑問』『転職面接のスーツに合わせるアイテムの選び方』『【季節別】転職面接におけるスーツの着こなしポイント』『「服装自由」「私服可」の転職面接の場合は?』『転職面接におすすめのスーツコーデ』について見ていきながら、転職面接時に役立つスーツマナーを紹介します。
目次
転職面接におけるスーツマナー
面接のスーツは、清潔感・TPO(意識)の高さを感じられる装いが良いでしょう。面接官の立場になった時に、どのような装いが好印象になるかと考えるとイメージが湧きやすいです。
全体の印象に関わる「清潔感」がある
第一印象に大きな影響を与える清潔感。スーツのシワや汚れなどが目立つスーツはNGです。余裕を持ってクリーニングに出すなど、綺麗なスーツ・ワイシャツで印象を良くして面接に臨みましょう。スーツを2着~3着用意しておくと、連日面接が続いた場合でも安心です。容姿を整えることも忘れずに、髪やひげは面接前に鏡の前でチェックしておきましょう。また、見た目だけではなく、臭いも気にかけることが重要です。たばこや食事、カビっぽい臭いがする場合は、クリーニングや消臭スプレーで対策しましょう。
TPOに適したドレスコードを意識する
面接は自分をアピールする場であると同時に、企業の一員になる意識を持つことが重要です。企業のドレスコード(服装のルール)を事前に確認し、失礼のない服装を心がけましょう。また、業界ごとに適切なスーツが異なる場合があります。金融や不動産、コンサル業界ではかっちりとしたスーツ、ITやクリエイティブ系ではカジュアル寄りのスーツが適しています。しかし、どの業界においても、清潔感と信頼感を意識することが大切です。面接の場ではカジュアルすぎる服装は避け、ビジネスシーンにふさわしい服装を選びましょう。
自分に合ったサイズのスーツを選ぶ
▲(左)体型に合っていないスーツ(右)オーダースーツ▲
どれだけいいスーツでも、袖が長すぎたり、ジャケット・パンツがブカブカで体のサイズに合っていないスーツを着用していると、だらしない印象になります。しかし、細身すぎるスーツを着用していても窮屈そうに見えてしまいます。スーツが体にフィットしていることで、清潔感や爽やかな印象を与え、緊張していても自信を持って振る舞うことができます。オーダースーツであれば、自分のサイズに合わせたスーツを作ることができます。新しくスーツを用意する場合には、サイズ感も意識したいポイントです。
▽スーツサイズの選び方や採寸方法について知りたい方はこちら。
■ 関連ページ:【サイズ表】スーツサイズの選び方は?表記や採寸方法をわかりやすく解説!
転職面接におけるスーツの基本的な選び方
転職面接におけるスーツ選びは、面接官に与える印象を大きく左右する重要なポイントです。男性が転職面接の際に最適なスーツを選ぶための基本的な要素について解説します。
スーツの色
転職面接で着用するスーツの色は、黒やネイビー、グレーなどのビジネススーツの定番色を選ぶのが無難です。特に、ダークスーツは落ち着きのある印象を与えるため、中途採用の転職面接におすすめです。ただし、業界や職種によって適切なスーツの色選びが異なることがあります。クリエイティブ業界では少し明るめの色や柄入りのスーツが許容されることもありますが、金融業界などはネイビーや濃いグレー(ダークネイビー)が無難です。自分が応募する業界の慣習や企業の雰囲気を考慮して、最適な色を選ぶことが重要です。
スーツの柄
転職面接で着用するスーツの柄選びは、第一印象を大きく左右する重要なポイントです。基本的に無地のスーツが望ましいですが、ストライプ柄やチェック柄を選ぶ場合は、派手過ぎない控えめなデザインを選ぶことが大切です。細めのストライプや小さめのチェック柄であれば、落ち着きと洗練された印象を与えることができます。逆に、柄が目立ちすぎるとカジュアルな印象を与えてしまう可能性があるため注意しましょう。業界や企業の雰囲気に合わせながら、自分らしさを演出するスーツ選びを心掛けましょう。
転職面接の第一印象を決めるポイントとして、スーツの着こなしはもちろん、表情や姿勢などを含めたトータルな印象づくりが重要です。
第一印象は、わずか3〜5秒の間に決まるとも言われています。
表情・声のトーン・身だしなみなど、好印象を与えるための具体的なヒントについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみましょう。面接でより良い印象を残すためのヒントが得られるでしょう。
参考:第一印象は非常に重要 – 誰でもできる好印象を与えるコツを解説
▽女性向け|転職面接スーツの選び方や着こなし例について気になる方はこちら。
■ 関連ページ:【女性版】転職面接にふさわしいスーツとは?失敗しない選び方やインナー・靴・カバンなどのアイテムと着こなし例を解説
転職面接のスーツでよくある疑問
転職面接でのスーツスタイルは、普段と同じでいいのかなどの不安要素が大きくなります。ここからは、面接時に着用するスーツに関する質問を回答していきます。
Q1.リクルートスーツでもOK?
リクルートスーツは、新卒の転職活動を目的としたスーツになるので、転職面接の際はできるだけ避けましょう。中途採用では即戦力としての期待が高いため、リクルートスーツを着用することでフレッシュすぎる印象を与えてしまうこともあります。面接官に社会人経験が少ないと印象付けてしまい、経験やスキルが伝わりにくくなる可能性があるため注意をしましょう。
Q2.ストライプ柄のスーツはOK?
ストライプ柄はスーツの中でも人気ですが、面接用としては主張の強いストライプは基本的には避けましょう。面接のスーツは、無地が無難とされているため、ストライプ柄は主張が強いという印象を与えることがあります。ただし、持っているスーツのストライプ柄が控えめであれば、新たに無地のスーツを購入する必要はありません。着用する場合は、ストライプ柄の中でもシャドーストライプなどのさりげない柄であれば、落ち着いた印象を保ちながら個性を演出できます。広告業界・アパレル業界・外資系の一部では、ストライプ柄の着用でも問題ないとされている企業も多いため、状況によって判断しましょう。
Q3.ジャケットのボタンはどう留める?
ジャケットのボタン配列には、2つボタンと3つボタンの2種類があります。2つボタンの場合は、一番下のフロントボタンは掛けずに上のボタンだけを留めるようにしましょう。3つボタンの場合は、真ん中のボタンのみを掛けるようにしましょう(段返り3つボタンも同様)。一般的に「座るときはボタンをすべて外すのがマナー」とされていますが、面接時においてはそこまで気にする必要はありません。面接官によっては座っているときも一番上のボタンは留めておいた方が印象が良い場合もあります。状況に応じて適切に対応しましょう。
Q4.ポケットのフラップは出しておく?
ジャケットのポケットについているフラップ(ポケットのふた)のマナーとしては、「屋外ではフラップを出す」「屋内ではフラップをしまう」とされていますが、ビジネスシーンにおいて屋内でフラップを出しておくのが絶対にNGというわけではありません。面接の場で重要なのは全体のバランスであるため、ポケットに何か物を入れていないか、フラップが左右対称になっていないかなどを確認しましょう。
Q5.スリーピースやダブルスーツはOK?
通常の転職面接の場合は、スリーピースやダブルスーツは避けましょう。スリーピースやダブルスーツはおしゃれ感が強く、決めすぎている印象になってしまいます。面接官や周囲からの評価が大事となる場面では、ツーピースの着用がおすすめです。企業によっては「服装に気を使っている」と好意的に受け止められる場合もあるので、業種や職種を選んで着用してみるのは良いかもしれません。
Q6.年齢によって適したスーツは違う?
スーツスタイルにおいて、年齢を問わず求められるのは、清潔感とTPOに合った服装です。それに加えて、20代は若々しさや真面目さをアピールできるベーシックなビジネススーツがおすすめです。一方、30代以降になると、ネイビーやグレーなどの落ち着きのあるカラーが信頼感や大人の余裕を演出します。特に40代、50代では、上質な素材や細部までこだわったスーツを選ぶことで、洗練された印象を与えることができます。
Q7.そもそもスーツを持っていない場合はどうする?
面接の服装でスーツが指定されていても、スーツを持っていない場合もあります。 スーツを持っていない場合でも、面接のために一着は用意しておきましょう。転職活動用のスーツは、ビジネスシーンでも着用できるため、無駄にはなりません。まずは、ジャケット・白シャツ・パンツの3点を用意しておくことをおすすめします。ラフすぎる服装は避けて、清潔感を意識して選びましょう。
Q8.Web面接の服装は?
自宅でWeb面接を受ける場合も、基本的にはスーツを着用しましょう。画面越しでは上半身だけが見えている状態ですが、全体の印象に関わる清潔感、TPOへの高い意識がポイントとなります。おしゃれを意識しすぎず、相手に敬意を示すきちんとした服装を心掛けましょう。また、Wi-Fi環境や背景、周囲の騒音、照明など、服装と環境の両方を整えることで、好印象を与えることができます。
▽Web面接で印象が良い服装について詳しく知りたい方はこちら。
■ 関連ページ:Web会議やWeb面接で印象が良い服装とは?~服装指定・自由の場合のコーディネート~
転職面接のスーツに合わせるアイテムの選び方
せっかくスーツの装いがしっかりしていても、組み合わせるアイテムがマッチしていないと残念な印象になってしまいます。ワイシャツやネクタイなどのアイテムにも注目してスマートな着こなしを意識しましょう。
ワイシャツとネクタイ
面接時にジャケットを脱ぐ機会はほとんどありませんが、ワイシャツやネクタイもアイロンでシワをのばした状態の清潔感のあるものを用意しましょう。ワイシャツは、白無地が基本スタイルとなります。襟(レギュラーカラー)や袖部分は、しっかりと見える部分なので汚れなどを事前にチェックしておきましょう。ネクタイは、ビジネスシーンでもオーソドックスな無地・ストライプ(レジメンタル)・小紋柄が良いでしょう。色に決まりはありませんが、ビビットカラー・ピンク・パープルは避けるようにし、シンプルに見せることが重要です。
▽就活用のネクタイの選び方について詳しく知りたい方はこちら。
■ 関連ページ:就活用のネクタイの選び方は?おすすめの色柄、ブランドを紹介!
ベルトと靴・靴下
ベルトは、革製のものを選び金具やカジュアルなものはスーツに合わないので避けるようにしましょう。色は靴と合わせると、スーツの着こなし全体の印象が良くなります。靴は、ビジネスシューズ一択と考え、色はブラック、ブラウン(濃い茶色)がおすすめです。明るい色や、靴の先が尖っているデザインはNGとなります。靴下は、黒やスーツと同じ色が望ましいです。足元は、意外と見られている箇所の1つなので、革がボロボロになっていたり汚れがついていると印象が悪くなってしまいます。
時計やかばん(バッグ)
携帯(スマートフォン)で時間をチェックするのはカジュアルな印象を与える可能性があるため、面接時には腕時計を身に着けるのが無難です。色や柄が派手な時計ではなく、シンプルで上品なデザインの腕時計がおすすめです。かばん(バッグ)は、A4サイズの書類や資料が折れずに収納できるビジネス用のものを選びましょう。黒やブラウンなど、落ち着いた色合いのかばんが最適です。
【季節別】転職面接におけるスーツの着こなしポイント
面接の時期は、企業によって様々です。特に転職(中途採用)は季節問わず行われているところもあります。夏、冬に着用する面接の服装について紹介していきます。
夏:夏用アイテムの活用で基本スタイルでも涼しげに
企業から服装の指定がある場合でも、ジャケット着用が基本的なスタイルとなります。そこでおすすめなのが、夏用に作られた涼しくて軽い生地のスーツです。汗をかきやすい方は、アンダーシャツを着たり、タオルやハンカチを忘れずに持っていきましょう。汗をかいてスーツに染みができていたり、汗だくのままだと清潔感の面で印象が下がる可能性があります。インナーは接触冷感のものを着用したり、夏用アイテムを活用するようにしましょう。
■夏場の汗対策
吸湿性と通気性に優れた素材のスーツやシャツを選ぶことは、夏の面接において清潔感を保つために重要です。暑い時期に適したリネンやウール素材であれば、暑さが軽減し、蒸れを防ぐことができます。また、冷却ジェルや汗取りパッドなどの小物アイテムを活用することで、汗による不快感を軽減することができます。しっかりと対策をして、夏場の面接を乗り越えましょう。
▽夏の面接に適したスーツについて詳しく知りたい方はこちら。
■ 関連ページ:夏の面接に適したスーツとは?就活マナーと印象アップのポイント、暑さ対策を解説!
冬:スーツの上に羽織るコートの選び方も意識

冬は、防寒性に優れた素材を使用したスーツを着用することで、季節に合ったスタイルにすることができます。寒さ対策として、スーツの下にセーターを合わせるのが良いでしょう。さらに、保温性の高いインナーシャツを取り入れると、冷え込みが厳しい日も暖かく過ごせます。スーツの上に羽織るコートは、スーツとの相性が良く上品な印象となるチェスターコートやステンカラーコートがおすすめです。柄は無地で揃えるとよりスマートな印象を演出できます。
■冬場のコート選び
冬場のコート選びでは、防寒性とデザイン性の両立が重要です。暖かさを確保するために、ウールやカシミアなどの天然素材を選ぶと良いでしょう。ビジネスシーンでは、シンプルで清潔感のあるデザインを選びましょう。スーツだけでなくコートもオーダーという選択をすることで、周りと一歩差をつけたコーデが完成します。
梅雨:防水アイテムでしっかり防水
面接当日が雨の場合は、服が濡れた時に拭き取れる防水アイテムを持っていくと良いでしょう。急な雨に備えて、折り畳み傘は常に持っておきましょう。
■雨に濡れた場合の対処法
雨に濡れてしまった場合は、迅速な対応が必要です。まず、湿ったスーツの余分な水分を優しく拭き取りましょう。タオルや布で拭く際は、擦らずに押さえるようにして水分を吸収させることが重要です。スーツを乾かす際には、直射日光を避け、風通しの良い場所で乾かしましょう。
「服装自由」「私服可」の転職面接の場合は?
企業によっては「服装自由・カジュアルな装い」「私服可」などと書いてある場合もあり、何を着ていけば良いのか悩んだことがある方も多いのではないでしょうか。
私服可(普段の服装)・カジュアルな装いと指定された場合は、ジャケットとパンツスタイル(ジャケパン)、スマートカジュアル(ビジネスカジュアル)な服装が良いでしょう。スーツは、私服ではないため避けるようにすると無難です。もし服装について指定がない場合は、スーツを着用すると印象が良くなるでしょう。
スマートカジュアル・ビジネスカジュアルな装いとは
面接の場合は、基本的にジャケットを着用するときちんと感と清潔感を出すことができます。シャツは襟付き長袖のデザインで、落ち着いた色味の無地、パンツはチノパンやスラックスを合わせるとカジュアルになりすぎずに好印象なスタイルになります。パーカー、デニムパンツ、スニーカーなどは、ラフすぎる印象となるため転職面接ではNGです。カジュアル過ぎない服装を意識しましょう。
転職面接におすすめのスーツコーデ
転職面接では面接官だけでなく、面接を受ける会社の従業員などにも服装を見られている場合があります。ここからは、転職面接時におすすめのスーツコーデを4つ紹介します。
1.定番のネイビースーツ(20代向け)
オーソドックスなネイビースーツに白無地シャツ、同系色のネクタイを合わせたスタイル。爽やかなネイビー無地の着回しのしやすい雰囲気で、若々しい印象を与えます。フレッシャーズとしても使える20代前半の転職活動におすすめのコーデとなります。
2.定番のネイビースーツ(30代以降向け)
定番のネイビーカラーに同系色のネイビーネクタイや白シャツで仕上げたスタイル。淡いブルーのチェック柄がさりげない雰囲気演出します。同系色で統一感のある花柄ネイビーネクタイがアクセントとなり、大人の上品さと信頼感を感じさせるコーデとなります。
3.ストライプ柄ライトグレースーツ
ライトグレーのストライプ柄スーツに落ち着きのあるサックスのシャツを合わせたスタイル。爽やかなカラーで、転職面接に適しています。幅の狭いストライプ柄にライトブルーのネクタイを合わせた、誠実さを感じさせるコーデとなります。
4.チェック柄ネイビースーツ
ネイビーにさりげないチェック柄の品のあるスタイル。白シャツとストライプ柄のネクタイは、清潔感がありビジネスシーンに最適です。艶感があり、落ち着いた雰囲気の出るコーデとなります。
ポイントを押さえたスーツスタイルで好印象に
面接のスーツは、受ける企業のジャンルや期間によって着こなしが異なる場合があります。スーツの着こなしがしっかりしていることで、面接官に好印象を残すことができます。面接に行くときには、清潔感のある服装を意識すると良いでしょう。
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