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スラックスとは?チノパンとの違いやスラックスの選び方を紹介!

メンズコーデに欠かせないスラックス
皆さんは、『スラックス』と聞くと、どのようなモノをイメージしますか。多くの方は “ビジネスマンが穿いているメンズパンツ” が目に浮かぶのではないでしょうか。実は、スラックスは、ビジネス(フォーマル)シーンだけではなく、ジャケットに合わせたり普段着としても楽しめるアイテム。


< 目次 > -クリックすると各内容へ飛びます-
1. スラックスとは~意味や語源~
2. スラックスとチノパンやジーンズとの違い
3. スラックスはどんなシーンに着るとおしゃれ?
4. ~ビジネスカジュアル編~スラックスのおすすめメンズコーデ7選
5. ~普段のカジュアルファッション編~スラックスのおすすめメンズコーデ4選
6. スラックスを選ぶ時のポイント
7. スラックスを印象よく着こなすならオーダーパンツがおすすめ!
8. 春夏におすすめのスラックス生地4選
9. 秋冬におすすめのスラックス生地4選
10. スラックスのお手入れ方法
スラックスとは ~意味や語源~
まずはじめに、パンツの種類にも様々ある中で「スラックス」とはどのようなパンツのことを指すのか見ていきます。
●スラックスとは・・・ロング丈のボトムス全般のことを差し、ジャケットとセットアップで着用するスーツや制服のことを示すときなどに使われます。パンツ中央に「センタープレス」と呼ばれる折り目の付いたパンツのことをスラックスという見方もあります。語源は“ゆるい”「スラック(Slack)」からきています。元々は太もも周りがゆとりあるモノ指していたが、最近ではタイトなシルエットも多いようです。

スラックスとチノパンやジーンズとの違い
スラックスは、冒頭でお伝えしたようにスーツやフォーマルな装い、ジャケットに合わせるパンツと知られているのではないでしょうか。パンツには、その他のも “チノパンツ” “デニム(ジーンズ)” など代表的なアイテムがあります。まずはこれらの違いを説明していきます。

●デニムパンツとは・・・デニム生地や、他の素材(綿)生地を使用したパンツのことを呼びます。ポケットのステッチ部分を補強する金属(リベット)が付いているのが特徴的で、ダメージ加工が施されたモデルも多いです。


スラックスのおすすめ着用シーンは?
普段のカジュアルファッションに
スラックスは、普段のカジュアルなコーディネートに取り入れやすいです。チノパンツやデニムと比べると、キレイめなスラックスは、全体の印象を引き締めたい時にもオススメのアイテム。サイズ感は体型をスマートに見せれる細身のシルエットが良いでしょう。裾周りをスッキリ見せる演出にも対応しやすいです。

ビジネスカジュアルに
スーツのような畏まった装いではなくとも、社外の人と会うのに相応しい服装がどうかが1つの基準となります。着こなし方は、ジャケットスタイル、ノーネクタイシャツ、ビズポロなどがあり、適度に品よく見せたい時にスラックスがオススメです。ビジネスシーンでは“センタープレス”がついたスラックスを選ぶと良いでしょう。

リモート・在宅ワーク
在宅勤務やオフィスの場所に指定がない企業も増え “リモートワーク” をしている方も多いのではないでしょうか。ついつい気が緩みがちですが、リラックスしていても “きちんとした服装” を心掛けることが大切。カメラ越しの雰囲気で印象を左右しかねないので、ビジネス・カジュアルの両方に対応できるスラックスはとても重宝します。リモート時は、ストレッチ性があるものを選び、仕事を離れる時でも着心地の良いモノもオススメ。

■ 関連ページ:スーツの種類とは~シーンごとに最適なスーツの種類~
~ビジネスカジュアル編~
スラックスのおすすめメンズコーデ7選
ここまで、一般的に知られているパンツの違いから “スラックス” について見てきましたが、主な着用シーンとなる “ビジネスカジュアル編” と “カジュアル編” に分けていきます。実際に着こなすシーンによっては、どのようなコーディネートが良いのかご紹介。

<オフィスカジュアルのスラックスコーデ>
オフィスでのカジュアルな装いは、ビジネスシーンに適した服装でありながら、スーツより少し崩したスタイル。お客様を対応するときにふさわしく、かっちりしすぎないことが基本となります。その為、スラックスは、スーツのようなピシッとした雰囲気はなく、お洒落かつカジュアルに見せることができます。オフィスカジュアルに明確な基準はない為、会社の雰囲気に合わせたアイテム選びを心掛けると良いでしょう。定番となるのが、ジャケット×シャツ(ワイシャツ)、色柄は控えめなものが良いでしょう。


<秋冬のスラックスコーデ>
秋冬は、全体的にトーンが重くなりがちですが、あえてスラックスの色はダーク系にし、チェック柄のジャケットと合わせるなど柄モノとの組み合わせでまとめると良いでしょう。ジャケットの下に“ベスト”を着るとフォーマル感がでます。


<クールビズのスラックスコーデ>
近年は、カジュアルな服装がOKな企業が増えていますが、スーツ着用が基本とされる場合は、スラックスにワイシャツ(長袖)がオススメです。また、ノーネクタイのスタイルでは、シャツのデザインに合わせてスラックスを選ぶと良いでしょう。ビジネス用にオススメの色柄は、無地のグレーやネイビーとなります。



~普段のカジュアルファッション編~
スラックスのおすすめメンズコーデ4選
<カジュアルなジャケパンのスラックスコーデ>
最近では、ベージュのチノパンツにジャケットを合わせる方も多いですが、オンとオフでも着回しやすいのがスラックス。合わせるジャケットも少し派手さのある柄モノで普段のスタイルとは違った雰囲気を楽しめます。また、プライベートでお洒落なレストランやパーティーに出かける時にも合わせやすいです。


<柄モノジャケットとのスラックスコーデ>
写真のように、グレースラックスに白シャツとシンプルな組み合わせにし、ジャケットを無地や派手さのあるモノで着こなしのバリエーションを変えるのもオススメ

<在宅ワークでのスラックスコーデ>
最近では、仕事を行う環境が “オフィスワーク” から “在宅ワーク” になり、それまではカッチリとしたスーツスタイルが当たり前でしたが、カジュアルなジャケットにパンツと言った装いになることも増えて来ています。オンとオフの両方で穿けるスラックスは重宝するアイテムの1つになります。

スラックスを選ぶ時のポイント
ここまでは、スラックスの意味や定番のパンツとの違いを見てきました。では、実際に選ぶ時にはどのような事を押さえていけば良いのか、スラックスの上手な選び方のポイントを見ていきます。
◇押さえたいポイントの要点◇
・ジャケットとの色のバランスを整える
・体型にあったサイズ感
・機能性に富んだ素材
<ジャケットとの色のバランス>
スラックスを選ぶ時に一番多い組み合わせの1つが“ジャケット”。色のバランスが整っていないとスタイルの印象も悪くなってしまいます。着こなしのコツには、“メリハリをつける”“季節を意識”などがあります。分かりやすい例としては、ジャケットの色をメインに置くと良いでしょう。

<体型にあったサイズ感>
次に“サイズ感”ですが、基本的に多いのが細身タイプのモノになります。合わせ方のポイントとしては、腰回りのサイズ・裾の長さを調整することでスタイリッシュにまとまります。サイズを合わせることで、穿いた時のシワも少なく好印象となります。

<機能性に富んだ素材>
最後に、押さえておきたいポイントは“機能性”。穿くシーンや見せたい印象によって変わってくるかも知れませんが、細身のタイプが多いスラックスはストレッチ性のあるモノを選ぶと動きやすく着心地も良くなります。また、春夏は通気性の良い素材、秋冬は防寒性のあるモノなど必要な用途に合わせて選びたい。

■ 関連ページ:メンズスーツはパンツで印象が決まる!知っておきたい5つのポイントを徹底解説
スラックスを印象よく着こなすならオーダーパンツがおすすめ
“スラックスを選ぶときのポイント”の1つでも紹介したように、体型にあったサイズ感のスラックスは、見た目の印象はもちろん、穿いた時の着心地も良くなります。スラックス選びで大切なのが“ウエスト”と“ヒップ”となり、オーダーの場合は、その人の体型に合わせることはもちろん、好みの色柄、素材でつくるため、着用シーンに合わせ理想的なシルエットを実現できます。

●テーパードとは・・・腰回りから裾に向かって次第に細くなっていくシルエットのパンツのことを指します。

■ 関連ページ:オーダースーツならGlobal Style(グローバルスタイル)|1着2万円台~
春夏におすすめのスラックス生地4選
<コットンのスラックス>
天然繊維の定番としてあるコットンは、吸湿・放湿性に優れ柔らかい肌触りが特徴。春夏向けに使用されることが多く、ビジネススタイルにも最適です。
<リネンのスラックス>
コットンよりも吸水性や速乾性に優れているリネンは、夏の汗や水分を素早く発散することができます。シャリ感のある独特な表情、通気性にも優れ清涼感があります。シワになりやすいですが、合成繊維やウール混の生地でシワを軽減させる生地などもあります。

<ナイロンのスラックス>
強度、耐摩耗性(たいまもうせい)に優れているナイロン。伸びがあり柔らかいのが特徴。特に、天然繊維とナイロンを混紡した生地は、ナチュラルな風合いと強度を併せ持ち幅広いシーンにオススメ。
<ウールのスラックス>
冬のイメージが強いウールですが、織り方によっては夏場でも快適に穿くことができます。また、吸湿・放湿性に優れ型崩れがおきにくい生地なので、ビジネス用に穿きたい方はウールのスラックスで問題ないでしょう。トロピカル生地は、ウールを使った夏の代表的な生地の1つです。

秋冬におすすめのスラックス生地4選
<フランネルのスラックス>
ウールを起毛加工させ柔らかく暖かなフランネル。冬の着こなし・季節感のあるスタイルに欠かせません。グレーのスラックスは1本持っていると重宝すること間違いなし。フランネルよりもきめの細かいサキソニー生地のスラックスもオススメです。
<コーデュロイのスラックス>
毛羽だった畝(うね)が縦方向に入り織られたパイル織物の1つとしてあるコーデュロイ。生地と肌の間に空気の層をつくりだし暖かく保温性が高いのが特徴。見た目の印象からカジュアル寄りな生地となるが、オフィスカジュアルな装いにオススメ。サイズ感はピッタリよりもややゆとりのあるシルエットにするとオフシーンでも穿けます。

<キャバリーツイルのスラックス>
キャバリーツイルは、元はキャバルリー(騎兵)に由来し乗馬用に使用していた為、丈夫さ、耐久性、弾力性に優れ、スポーティーな衣服やカジュアルウェアに用いられています。体型に合わせてつくることで仕立て映えする生地、スマートなシルエットで差を付けたい方にオススメ。
<デニムライクなスラックス>
一度は穿いたことがあるであろうデニム。デニムのような表情のウール生地もあります。カジュアルすぎず品のあるスラックスとなり、ジャケパンスタイルはもちろん、オフスタイルにも合わせられます。

スラックスのお手入れ方法
どんな服装でも着用し続けることで、汚れ・シワが付き傷んできます。最後に、スラックスを少しでも長く綺麗な状態で穿くために覚えておきたいお手入れ方法を簡単にご紹介します。


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いかがでしたでしょうか?

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