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革靴・靴下・リュック・帽子

3万円台から手に入る本格革靴。バーウィックの魅力を徹底解説

(最終更新日:2024.10.01)2023.12.06 # 革靴・靴下・リュック・帽子

今回は本格革靴ブランド【バーウィック – Berwick -】についてご紹介していきます。「初めての革靴何にすればいいか分からない」「革靴の違いが分からない」などの疑問をお持ちの方や、「ビジネスからプライベートまで履ける革靴が欲しい」「長く履ける革靴が欲しい」といった欲張りな方は、ぜひこの記事を参考に“バーウィック”の魅力やデザインを知り、革靴のレパートリーに追加してみてはいかがでしょうか。

 

< 目次 >-クリックすると各内容へ飛びます-

1.  スペイン生まれの本格革靴ブランド【バーウィック – Berwick -】
2.  オーダースーツ専門店が教えるバーウィックの魅力
2-1.  手に取りやすい価格
2-2.  長く使えるこだわりの製法
2-3.  豊富なデザイン
2-4.  上質な素材
2-5.  日本人の足型に合わせたサイズ感
2-6.  多彩なアウトソール
3.  バーウィック – Berwick -の人気モデル10選
3-1.  タッセルローファー
3-2.  タッセルローファー(スエード)
3-3.  コインローファー
3-4.  コインローファー(スエード)
3-5.  プレーントゥ
3-6.  モンクストラップ
3-7.  Uチップ
3-8.  ストレートチップ
3-9.  セミブローグ
3-10.  ブーツ
4.  バーウィックはどこで取り扱っている?

 

スペイン生まれの本格革靴ブランド【バーウィック – Berwick -】

【バーウィック- Berwick -】は、スペイン東部の街アルマンサに工房を構える創業1991年のスペインシューズブランド。“Berwick1707”というブランド名は、1707年に起きた“アルマンサの戦い”において勝利を治め争いを終結させた英雄、フランス・スペイン連合軍の指揮官“ベリック(バーウィック)公爵”に由来します。デザインやフォルムは、イギリス・イタリア・フランスの良いところを絶妙な加減で融合させたスペインらしい色気ある、バランスの取れたシューズです。

▲上:アルマンサの戦い 左下:ベリック(バーウィック)公爵 右下:アルマンサ城▲

 

オーダースーツ専門店が教えるバーウィックの魅力

具体的にバーウィックの魅力とはどんなものがあるのでしょうか。大きく5つに分けてご紹介していきます。

1.手に取りやすい価格

本格的な革靴でありながらも、3万円台からラインナップされており、最初の一足はもちろんのこと、興味があるデザインを気軽に入手することが可能です。これは【自社で作れる物はできる限り生産する】という理念から、“デザイン・パターン・カッティング・ソーイング・ラスティング・ボトムフィニッシュ”などを自社工場で一貫生産を行っていることから実現できた価格です。

(引用:https://berwickshoes.com/gb/)

2.長く使えるこだわりの製法

バーウィックには様々な製法で作成された靴がありますが、代表的なものといえば“グッドイヤーウェルテッド製法”でしょう。簡単に言ってしまうと、アッパー(甲革)とアウトソール(本底)をそのまま縫うのではなく、アッパーとアウトソールの間にウェルトを配置し、ウェルトとアウトソールを縫うことで、アウトソールが磨り減った場合、靴底全体を取り換えることが可能になります。またグッドイヤーウェルテッド製法で作成された靴は、長く履けば履くほどコルクが沈み足の形にフィットしていきます。

3.豊富なデザイン

バーウィックの魅力を語る上で欠かせないのがデザインラインナップです。定番の“ストレートチップ”“プレーントゥ”はもちろんのこと、“ローファー”“ブーツ”“モンクストラップ”。また一口にローファーと言っても、“コインローファー”や“タッセルローファー”“ビットローファー”や素材・製法のバリエーション違いなど、欲しいデザインが必ず見つかると言っていいほどの種類があります。

4.上質な素材

バーウィックには厳選された素材が使われており、フランス、イギリス、イタリア、スペイン、アメリカから革を調達しています。代表的な物としては、世界中のブランドにも採用されているフランス“デュプイ社”“アノネイ社”を筆頭に、スエード素材には老舗英国タンナー“チャールズ.F.ステッド”を使用した製品もラインナップしています。

(引用:https://www.tanneriesdupuy.com/en/ https://www.tannerie-annonay.fr/en/ https://www.cfstead.com/)

5.日本人の足型に合わせたサイズ感

バーウィックはスペイン発のブランドですが、靴のラスト(木型)に日本人向けのラストをラインナップしています。日本人の足型は“幅広”“甲高”“踵が小さい”といった特徴がありますが、欧米人はその全く逆の足型をしている影響で、海外ブランドの靴は“痛い”“歩きにくい”といった悩みを抱えている方もいらっしゃると思います。しかしバーウィックであれば、日本人に合わせたラストがあるため、安心して着用することができます。また現代では欧米人の足型に近い方も増えてきているので、どちらの足型にも対応できるのです。

(引用:https://berwickshoes.com/gb/)

6.多彩なアウトソール(本底)

アウトソールは上からは見えない箇所なので、気にせずに選んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。実はアウトソールは履き心地や磨り減り方、革靴で気になる臭いなどに大きく左右されるものなのです。バーウィックの代表的なソール3つをご紹介します。

<レザーソール>
メリット…通気性に優れ、長時間履いても蒸れにくい特徴を持っています。またアッパーやインソール同様に、履きこむほど靴の返りが柔らかくなり歩きやすくなっていきます。

デメリット…雨や水分に弱く、濡れたまま放置してしまうと革が固くなり返りが悪くなってしまいます。また梅雨の時期などはカビが発生してしまう事もあります。加えてアッパー同様に定期的に栄養を補給するメンテナンスも欠かせません。

(引用:https://berwickjapan.co.jp/)

<ヴィブラムガムライトソール>
メリット…革靴でありながら防滑性に優れ、ゴムにスポンジが含有されているため、靴の返りが良くスニーカーのような履き心地。

デメリット…アウトドアシューズで使用されることの多いソールのため、若干厚みがあり、カジュアルな印象を持たれる。

(引用:https://berwickjapan.co.jp/)

<ダイナイトソール>
メリット…全てゴムでできているため、磨り減りにくさはトップクラス。底面に施された凹凸で雨や雪道でも滑りにくい特徴があります。また前述したヴィブラムガムライトソールよりも薄くドレスライクなシューズとの相性◎。余談ですが、革靴ならではの“コツコツ”と小気味良い音も気分を高めてくれるでしょう。

デメリット…ゴムのみで作られている事から、ヴィブラムガムライトソールと比べて靴の返りが固く、サイズが合っていないと靴がついてこなくなり、歩行中に踵が抜けてしまいがちです。また重量がご紹介してきた中では最も重く、試着してから購入することをおすすめします。

(引用:https://berwickjapan.co.jp/)

 

バーウィック – Berwick -の人気モデル10選

ここからはバーウィックの人気モデルを10個ご紹介していきます。また筆者の独断と偏見でドレス度・カジュアル度を記載していきますので是非参考にしてみてください。

①タッセルローファー

バーウィックの人気モデルと言えば、タッセルローファーです。日本人の足を研究して開発されたローファー専用のラストを使用して作成されたものや、履き口を一周している革紐が編み込まれたデザインのものまでラインナップ。スーツはもちろんのこと、ジャケパンスタイルやカジュアルでのデニムスタイルにもおすすめな一足。

ドレス度…  ★★★★☆
カジュアル度…★★★☆☆

②タッセルローファー(スエード)

グッドイヤーウェルテッド製法でアッパー(甲革)にキメ細かく毛足が長い滑らかなスエード素材である、“チャールズ.F.ステッド”のSUPER BUCKを使用したものから、履き始めから柔らかく歩きやすい特徴のマッケイ製法で作成された物がラインナップ。スエードは秋冬のイメージが強い生地ですが、実際には通年使え、表革に比べて雨にも強く実用性が高い素材です。

ドレス度…  ★★★☆☆
カジュアル度…★★★★☆

③コインローファー

日本人に最も馴染深いコインローファーは、シャープな爪先で甲の高さを抑えたドレスライクなものから、爪先にややボリュームを持たせたカジュアルにも使いやすいデザインまで幅広くラインナップ。“しなやかで丈夫なデュプイ社の代表的なBOX CALF”や、手入れのし易さ・表革と比べて雨に強いスペインの“ピクーサ社製コーティングレザー”など、使用用途やシーンに合わせた選び方が可能です。

ドレス度…  ★★☆☆☆
カジュアル度…★★★★☆

④コインローファー(スエード)

タッセルローファーと同様に、コインローファーにもスエード素材をラインナップ。グッドイヤーウェルテッド製法やマッケイ製法に加えて、登山靴やスキー靴など、雪道を歩くための堅牢な靴に採用される“ノルウィージャンウェルテッド製法”もラインナップ。堅牢に作るが故に、コバ(ソール(靴の底)の側面部分、ソールとアッパーを縫い合わせている部分)が張り出しており、裾幅の広いワイドパンツやデニムスタイルにも相性◎

ドレス度…  ★☆☆☆☆
カジュアル度…★★★★★

(引用:https://berwickjapan.co.jp/)

⑤プレーントゥ

スーツのネイビーには数多くのネイビーがあるように、プレーントゥという定番デザインにも数々のデザインやシルエットが存在します。バーウィックではノーズ(爪先)が長くシャープでドレスライクな物から、ノーズがやや丸みを帯びたラウンドタイプ、またはその中間など合わせる服装や印象によって使い分けることができるラインナップしています。

ドレス度…  ★★★★☆ (ラウンドタイプの場合…★★☆☆☆)
カジュアル度…★★★☆☆ (ラウンドタイプの場合…★★★★☆)

⑥モンクストラップ

昨今、日本のビジネスマンからの支持が高まっているモンクストラップ。バーウィックももちろんラインナップしており、“シングルモンク(ストラップが一本)”“ダブルモンク(ストラップが二本)”のどちらも用意されており、爪先にデザインが無いプレーンの物や、ストレートチップの様な爪先に切り替えの縫い目があるもの、Uチップデザインまで幅広く取り揃えています。

ドレス度…  ★★★☆☆
カジュアル度…★★★☆☆

⑦Uチップ

老若男女から人気を博しているUチップは通常の滑らかなアッパー以外にも、表情のあるシボ革のデザインをラインナップ。オン・オフ問わず合わせやすいデザインでヘビーローテーション必至。せっかくの本格的な革靴を購入するならビジネス以外にも着用したい!という方には最適な選択肢ともいえます。

ドレス度…  ★★★☆☆
カジュアル度…★★★★☆

⑧ストレートチップ

もはや説明不要のストレートチップ。ストレートチップは通常、“内羽根式(紐を通す部分が甲の部分と一体もしくは甲の前部分の革に入り込んでいる)”が主流ですが、幅広の方にも優しい“外羽根(紐を通す部分が甲の上に乗っている)”のデザインもラインナップ。合わせるスーツを選ばず、ビジネスシーンや冠婚葬祭に活躍する一足。

ドレス度…  ★★★★★
カジュアル度…☆☆☆☆☆

⑨セミブローグ

ストレートチップをベースに爪先や、縫い目に穴飾りが施されたストレートチップよりもややカジュアルライクなデザイン。バーウィックでは前述したデザインの物や、ストレートチップとセミブローグの中間である、爪先の縫い目だけに穴飾りが施されたパンチドキャップトゥをラインナップ。ストレートチップの様なデザインかつおしゃれさも欲しいといった方におすすめ。

ドレス度…  ★★★★☆
カジュアル度…★★☆☆☆

⑩ブーツ

バーウィックはローファーのイメージが強く、既にバーウィックをお持ちの方もローファーから入ったという方が多いのではないでしょうか。実はバーウィックではブーツのラインナップも豊富で、定番のサイドゴアブーツ・チャッカブーツから、カジュアル使いに適したレースアップブーツや周りと差をつけられるジョッパーブーツも取り揃えています。


(引用:https://berwickjapan.co.jp/)

 

バーウィックはどこで取り扱っている?

バーウィックは、“丸の内” “赤坂” “大阪” にあるバーウィック直営店・公式オンラインストアの他、全国の百貨店やセレクトショップでも取り扱いがあります。
グローバルスタイルでは、2024年3月現在下記の店舗で取り扱っています。

 

 

GINZA Global Style PREMIUM
銀座本店

GINZA Global Style PREMIUM
表参道店

GINZA Global Style COMFORT
立川髙島屋S.C.店

GINZA Global Style COMFORT
町田東急ツインズ店

MARUNOUCHIグローバルスタイル
なんばパークス店

▲順次拡大予定!▲

***
いかがでしたでしょうか?

スペイン発のシューズブランド【バーウィック- Berwick -】をご紹介してきました。バーウィックでは様々なデザイン・ラスト(木型)をラインナップしているので、実際に試着しご自身の足型と好みに合う一足を見つけてみてはいかがでしょうか。

 

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