NEW女性の平服はどう選ぶ？基本マナーと法事・式典の着こなし8選を紹介

法事や式典などで「平服でお越しください」と案内され、女性はどのような服装が正解か迷う方も多いでしょう。平服は普段着ではなく、きちんと感のある装いを指します。会場や行事の内容に応じた服装選びが重要です。

そこで今回は、『女性の平服の意味』『平服を選ぶときの基本マナー』『弔事・結婚式・入学式・卒業式・同窓会・パーティーでの平服のポイント&着こなし8選』『平服はTPOに応じたマナーのある装いが大切』について見ていきながら、女性の知っておきたい平服マナーや着こなし方を紹介します。

 

女性の平服の意味

 

女性が平服を選ぶときの基本マナー3選

カジュアル過ぎない服装を選ぶ

女性で平服指定の場合は、カジュアルな要素を抑え、全体的に上品で清潔感のある装いを意識しましょう。慶事の場では、柄物を取り入れる場合もドット柄や小花柄など、主張しすぎない控えめで品のあるデザインがおすすめです。会場の雰囲気に合わせた素材やデザインを選ぶことで、失礼のない好印象な着こなしに仕上がります。

過度な露出や華美な服装は避ける

平服指定の場では、場に合った装いを心掛け、華美すぎる服装は避けましょう。夏場でも露出を控えた服装を選び、自分のサイズに合った丈感やシルエットを選びましょう。結婚式などの慶事では、明るめのカラーで上品さを演出し、法事や弔事では黒・ネイビー・グレーなど落ち着いた色味を基調に、控えめで清潔感のある装いを意識するのが基本です。オーダースーツなら、ぴったりのサイズ感や好みカラーで仕立てられ、より上品で落ち着いた印象に仕上がるためおすすめです。

メイクやヘアスタイルも意識する

平服指定の場合は、女性のアクセサリーやヘアセットもTPOに合わせて選ぶことが重要です。法事では、派手さを抑えたパールネックレスやピアスなど、控えめで上品なアクセサリーが適しています。一方、結婚式などの慶事では、華やかさをプラスできる上品な小物を取り入れても問題ありません。ヘアスタイルは美容室で整えるだけでなく、清潔感を意識したセルフアレンジでも良いでしょう。全体のバランスを意識することが重要です。

 

法事・弔事での平服のポイント&着こなし2選

三回忌以降(七回忌)の法事やお別れ会、偲ぶ会などでは、平服指定されることがあります。法事や弔事における平服は、一般的に「略喪服」を基本と考えるとよいでしょう。服装は、黒やダークネイビーなど控えめな色味のスーツ・アンサンブル・ワンピースが適しています。光沢の強い素材や華やかな装飾は避け、落ち着きと清潔感を意識した装いを心がけることが重要です。

■ネイビースーツ×スカートシンプルで着回しやすいネイビー無地スーツスタイル。ビジネスで着用しやすいネイビースーツは、急なお通夜や三回忌以降の法事でも着用可能です。小物アイテムはシックなカラーでまとめることで、上品で落ち着いた印象を与える着こなしになります。

■ブラックスーツ×パンツマットな質感のブラック無地スーツスタイル。全体的にダークトーンでまとめていることによりシックな雰囲気になります。シンプルでありながら抜け感も感じられる印象で、お悔やみ事(お通夜・告別式等の葬儀)の際にも着用できます。

▽女性がお葬式やお通夜で着るスーツのマナーについて詳しく知りたい方はこちら。

■ 関連ページ：女性のフォーマル（礼服・喪服）のマナーを紹介 ～お葬式・お通夜で着るスーツ

 

結婚式での平服のポイント&着こなし2選

結婚式などの慶事(式典)における平服は、「略礼服」を基本とした装いが適しています。女性の場合は、スーツ・セットアップ・ワンピースを選び、華やかさと上品さを意識した着こなしがおすすめです。昼の結婚式は、強い光沢を控えた服装を選びましょう。一方、夜の結婚式では、程よい光沢感のある素材やアクセサリーを取り入れても問題ありません。時間帯や会場の雰囲気に合わせた装いを心がけましょう。

■ブル―グレースーツ×スカート落ち着いた色味が特徴的なブル―グレー無地スーツスタイル。セミフレアスカートで柔らかく女性らしい印象を与えます。ブル―グレースーツにベージュのシャツを合わせることで温かさと清潔感のある着こなしになります。

■ベージュスーツ×パンツ柔らかい印象を与えるベージュ無地スーツスタイル。フリル付きのブラウスがフェミニンさを加え、スーツ全体に柔らかさと華やかさをプラスします。スカーフを合わせて女性らしい色合いを表現した着こなしになります。

 

入学式・卒業式の平服のポイント&着こなし2選

入学式や卒業式などのセレモニーシーン(式典)では、スーツやセットアップ、上品なワンピースに控えめなアクセサリーを合わせるのがポイントです。華美になりすぎないデザインを選び、周囲から浮かない落ち着いた装いを心がけましょう。あくまで主役は子どもであることを意識し、清潔感と品のある着こなしで全体のバランスを整えることが重要です。

■ブラックジャケット×スカートセレモニーシーンにぴったりなブラックスーツスタイル。ツイード調の生地がエレガントな印象を演出します。カラーをまとめて統一感を出すことで上品な仕上がりになります。お受験・入学式・卒業式などさまざまなシーンにも重宝する着こなしです。

■グレースーツ×パンツ上品で落ち着いた印象のグレー無地スーツスタイル。大人っぽく知的な雰囲気のあるグレースーツは、入学式や卒業式におすすめです。合わせるアイテム次第で、ビジネスにもフォーマルにも幅広く着こなせます。

▽入園式・入学式でおすすめのコーデが気になる方はこちら。

■ 関連ページ：入園式・入学式でおすすめのおしゃれなスーツコーデ23選～マナーや選び方も解説～

 

同窓会・パーティーの平服のポイント&着こなし2選

同窓会やパーティーでは、会場や時間帯などTPOに合わせて服装のカジュアル度を調整することがポイントです。基本はスーツやワンピース、セットアップなど、きちんと感のあるアイテムをベースにすると良いでしょう。居酒屋などカジュアルな場であれば、程よくカジュアルダウンするのがおすすめです。一方、ホテルやレストランなど格式のある場所では、ジャケットを羽織るなどフォーマル度の高い装いを意識しましょう。

■ピンクジャケット×ブラウンスカート女性らしさのある淡いピンクジャケットに、ブラウンのスカートスタイル。華やかな色味に締め色を加えることで、上品なフォーマル感を演出します。小物をバランスよく取り入れることで全体に統一感が生まれ、爽やかで明るい印象を与える着こなしです。

■ブルーグレースーツ×ネイビーパンツ

艶と上品な光沢感のあるブルーグレージャケットに、ネイビーのパンツスタイル。ダブルジャケットを取り入れることで、スマートさの中に女性らしい雰囲気が漂います。彩度の異なるジャケットとパンツを組み合わせ、ワントーンのグラデを意識した洗練された着こなしです。

 

平服はTPOに応じたマナーのある装いが大切

女性の平服とは、自由な服装を意味する言葉ではなく、TPOに配慮したマナーのある装いが求められます。結婚式や同窓会などの慶事、法事や偲ぶ会といった弔事、入学式・卒業式などのセレモニーシーンでは、それぞれに適した服装選びが重要です。
オーダースーツ専門店グローバルスタイルでは、平服指定があった際のスーツをオーダーすることができます。平服と指定された場合は、カジュアルすぎない上品で清潔感のある服装を心がけましょう。

 

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