こんにちは。
鈴木(晴)です。
皆さんはスーツを着るときどのような順番で着替えますか。
普段何気なくやっている着替えのルーティーンの中に、シャツが出てきやすい本当の理由があるかもしれません。
事の発端は以前私が担当しシャツをオーダーした方から再度来店して「シャツが出てウエストに溜まるからもっと細くしてほしい」と言われたことでした。
その方は元々細見にしたいという要望でやれる限界まで細くしていたので、最初は当時から太ったのかと思いましたが採寸しても数値は変わらず。
よくよく話を聞いてみて今回ブログを書くに至った気づきがありました。

(引用:写真AC)
シャツが出てくる原因
シャツがスラックスから出てくるのは、腕を上げた際に胴体部分が袖に引っ張られることでウエスト部分が露出します。
つまりアームホールというシャツの胴体側の腕周りのサイズが原因です。
そこを勘違いして上記のようにウエストを細くと要望する人がかなり多いですが逆効果です。
細くしすぎれば、肋骨のあたりで引っかかって余計腹に溜まったように見えてしまいます。
なので、ウエストに適度のゆとり(最低でも10cm程度)を入れなければなりません。
しかし、実はこれ以外にもシャツが出やすくなる原因が存在します。
それが着替えの手順です。
正確に言えば、着替えの順番によってシャツをうまく仕舞えておらず常に出てきやすい状態になっているということです。
最近採寸をする際に「普段どうやって着替えているか」を聞くようにしていました。
聞いたほとんどの人がスラックスを履いてウエストを締めた後でシャツを上からねじ込んでいました。
それではスラックスの中でゴワついて着心地が悪くなるだけでなく、シャツが腹部で留まるためかなり出てきやすい状態になっています。
正しくはシャツを着て裾をしっかりと伸ばした状態でスラックスを履き、シャツの裾がお尻の下まで折れることなく仕舞ってある状態にするのが良いです。
そうすればお尻とスラックスの摩擦等でシャツが押さえられるのでシャツが出てきづらくなります。
左:シャツを伸ばした上でスラックスを履いている
右:スラックスのウエストを締めた上からシャツをねじ込んでいる
私自身もこんなところに原因があるとは思っていなかったので、採寸でどうにか解決しようとしていましたが私ができる範囲を逸脱していました。
洋服を着た際、下になるものから順に着ていくというのは当たり前のことです。
シャツのサイズに問題がないのにスラックスからシャツが出てくると悩んでいる方は普段の習慣を一度振り返ってみてください。
札幌パルコ店 鈴木(晴)



