こんにちは。
鈴木(晴)です。
今回はチェンジポケットについてです。
英国伝統のデザインでありながらこれまで紹介をしなかった、意識にも上らなかったのは私個人があまりチェンジポケットを付けていなかったからだと思います。
チェンジポケットとは
ジャケットの右側の腰ポケットの上に取り付けられた、小さな追加ポケットです。
19世紀の英国で誕生したといわれています。
チェンジとはお釣りという意味で分かりやすく言えば小銭入れです。
別名「チケットポケット」とも呼ばれており、鉄道のチケット入れであったり狩猟の銃弾を入れていたという話もよく聞きます。
名前の由来は馬車で通行料を支払う際、手綱から手を離さずにやり取りができるようにポケットを取り付けたという説があります。
馬車の操縦は貴族の側仕えが行っていました。
チェンジポケットは労働階級が使用するもの、あるいは狩猟というスポーツで使用されるもの等の理由からフォーマルシーンでは使用を避けられています。

チェンジポケットがおすすめの人
チェンジポケットは縦に詰まった印象にし、着丈の長さを和らげる効果があります。
つまり、標準からやや長めの着丈に設定している人におすすめです。
計算式でいうと総丈÷2から-2cmの間です。
それよりも短いと、部分的に見れば良いかもしれませんが全体で見たときにバランスが悪くあまり格好よく見えません。

また、前述したとおりチェンジポケットは英国発祥のデザインです。
付けるだけでブリティッシュスタイルに寄って行きます。
1980~90年代に世界的に英国調が大流行した際、イタリアのブランドも挙ってこのチェンジポケットを付けていた為、着こなしのスタイルに関わらずポケットを付けても問題ありません。
ただし、スラント(ハッキング)という斜めの形はイタリアで用いられることは殆どないため、例えば袖釦の重ね付けなどと組み合わせるとちぐはぐな印象になります。
参考にしてみてください。
札幌パルコ店 鈴木(晴)



