皆様こんにちは!
最近仕立てのいいスーツは何かと改めて考えている曲師です。
いいスーツの定義とは様々ですが語る上えで外せないのがアイロンワークです。
いいスーツとはやはりアイロンワークによる立体感の出し方にあるかとおもいます。
一番立体感をアピールできるのが襟回りになりますが実は襟ってご自宅で簡単に立体的にできるのです!!!
ハンガーにかけてほかの衣服と合わせてしまっていると襟はペタっと寝てしまいます。
これはどのスーツにも言えることで、襟が寝てしまうとスーツに立体感がなくのっぺりしてしまいます。
じゃあどうすればいいの!と思われたそこのあなた!
今回は特別にふわっとした襟のお手入れ方法お伝えします!
まず脱いだスーツの襟を立てて裏側からアイロンを当ててあげます。

※スーツの生地や素材によってアイロンの温度を変える必要があるのでお手持ちのスーツの素材に合わせた温度でご使用ください※
スチーム機能付きだと尚良いです。
衿の表にシワが入らないように注意しながらアイロンを当ててあげます。
私の指先の部分全体に当てください。

そうすることによって折れてしまっていた生地からクセが取れフワっとしてくれます。
次にスーツの前ボタンの留める部分を少し立たせスチームを当ててあげます。

この時にアイロンでプレスせずスチームの力のみを利します。
スチームを当ててあげた後生地が冷めるまでそのままキープします。
スチームは高温なのでやけどにご注意ください。
最後の仕上げにハンガーにかけ再度襟全体にスチームをあててあげ、冷めるまでキープするとで襟にクセをつけて生地にその形状を覚えさせることができます。

襟をもとに戻した後の襟裏全体にスチームを流し込みます!!
そしてハンガーにかけ、しまう際は襟が折れないように襟を完全に立ててクローゼットにしまいます。

そうすればスーツの立体感が生まれかっこいいスーツに早変わり!!!

是非お試しください!
最後までご精読ありがとうございました。
GINZAグローバルスタイルミッドタウン八重洲店
曲師



