みなさんこんにちは横浜西口店のおだです。
オーダーシャツをご注文いただく際、ネーム刺繍を入れられるお客様も多くいらっしゃいます。
自分だけの一着という特別感を演出できるネーム刺繍ですが
「なぜ入れるようになったのか」「なぜ左側に入れることが一般的なのか」をご存知でしょうか。
普段何気なく目にしているネーム刺繍にも、実は長い歴史と意味があります。
今回は、シャツのネーム刺繍の由来と左側に入れる理由についてご紹介いたします。

ネーム刺繍の始まり
ネーム刺繍の文化は、欧米の上流階級の間で広まったと言われています。
現在のように既製品が普及する以前、シャツは職人が一着ずつ仕立てる非常に貴重なものでした。
また、洗濯も専門業者へ依頼することが一般的だったため、多くのシャツの中から自分のものを識別する必要がありました。
そこで、自身のイニシャルや名前を刺繍する習慣が生まれたのです。
実はネーム刺繍は、おしゃれや装飾のためではなく、自分のシャツを管理するための実用的な役割から始まった文化でした。
その後、オーダーメイドの証や所有者を示す意味合いも持つようになり、
現在ではオーダーシャツならではの楽しみとして受け継がれています。
なぜ左側に入れるのか
シャツのネーム刺繍は、左裾付近や左脇腹付近に入れることが一般的です。
これには諸説ありますが、最も大きな理由は着用時の見た目と実用性にあると言われています。
左側に刺繍を入れることで、シャツの構造上バランスよく見え、着用時にも自然な印象になります。
また、ジャケットを着用した際に刺繍が目立ちにくく、
ビジネスシーンでも上品な印象を損なわないことから、
左側が定番として定着していきました。
ネーム刺繍は主張しすぎるものではなく、あくまでさりげなく楽しむもの。
だからこそ、見えにくい左側に配置されることが多いのです。
オーダーシャツならではのこだわり
ネーム刺繍は、小さなディテールでありながら、自分だけの一着をより特別なものにしてくれます。
刺繍の色や書体によって印象も変わり、シンプルなシャツにもさりげない個性を加えることができます。
普段は見えない部分だからこそ、自分だけが知るこだわりとして楽しめるのも魅力の一つです。
オーダーシャツをご検討の際は、生地やサイズだけでなく、ぜひネーム刺繍にもこだわってみてはいかがでしょうか。
細部にまで想いを込めることで、より愛着の湧く一着になるはずです。


