こんにちは。關です。
あっという間に入社して2カ月半です。
クリスマスに2着目のスーツが届くので楽しみです!
日々様々なスーツを見たり、デザインをお客様と決めていく中で
袖口のデザインで個性を出せることに気づいたのでご紹介します。
まずは本切羽です!

本切羽とは、袖の釦ホールと対になったボタンが付いており
実際に釦の開閉が自由にできる仕様のことです。
医師が治療の際に袖を捲り上げられるようにしたことが由来で
ドクターズカフスやサージョンズカフスと呼ばれていました。
当時はシャツは肌着とされていたので、ジャケットを脱がなくてもよいデザインになったのでしょう。

現代ではスーツの袖を捲り上げることはほとんどないため、
常に一つ開けておいたり、左右で変えるなどの個性的な着こなしを楽しみます。
そして、釦ホールをお好きなカラーにカスタマイズできるオプションもございます!

主に袖の釦ホールと、スーツの襟にあるフラワーホールのカラーを変えてアクセントにできます。
また、ボタンの個数も選んでいただけます。

2個→ブレザーに多い
3個→礼服に多い
4個→最もスタンダードかつ、ビジネスに多い
5個→手元の印象が強い
ボタンの数にマナーや決まりはないので、お仕事用では3,4個をおすすめします。
成人式用などこだわりであれば5個も映えます!
さらにボタンの付け方にも重ねボタンと並びボタンという種類があります。

重ねボタンはキッスボタンとも呼ばれており
その名の通りボタン同士が重なるように並んでいる仕様のことです。
イタリアのスーツ職人が技術をアピールするために誕生したといわれており
立体感があるので、華やかにみせてくれます!
ただ、重なっているところから割れてしまう可能性があります。

並びボタンは、ボタン同士が重ならないように並んでいる仕様のことです。
重ねボタンよりもカッチリとした印象があるため
英国基調のスーツであれば、並びボタンがおすすめです。
袖口のデザインひとつとってもここまでこだわれます!
まだ成人式も間に合います。
ぜひ一度店舗で直接ご覧ください!
GinzaGlobalStyleグランフロント大阪店 關



