皆さまこんにちは。表参道店の丸山です。
今回はスーツの生地に使われている、天然繊維と化学繊維についての違いを
ご紹介していこうと思います。分かりやすく今回は定番である「ウール」と「ポリエステル」でご紹介していきます。
まず、化学繊維のポリエステルになります。(下記画像の生地はポリエステルとウールの混合生地)

化学繊維のメリットとしましては
・シワになりにくい
・丈夫な素材
・価格がお求めやすい
などが挙げられますがデメリットもハッキリしており
・生地が固く伸びずらい素材になるため動きずらい
・一度シワがつくとシワが戻りづらい
・化学繊維なので肘などのよく擦れる箇所にテカりが出てくる
続いてはウールになります。(下記画像はREDA ウール100%)

主なメリットとしましては
・生地が柔らかいので動き易い
・綺麗で光沢感がでてくる。
・着ていくにつれ、生地がのびるので体に馴染んでくる。
・シワが戻りやすい。
デメリットとしては
・化学繊維に比べて価格帯が高い
・ケアに気を遣ってあげる必要があること
などになります。スーツを着る場面や、スーツを着る頻度など
個人、個人によって様々だと思います。
特に天然繊維に関しては、湿気や汗などを含んだまま着続けると
生地が擦れて穴が空きやすいなど、スーツを休ませてあげる必要があるので
一日から二日程度間隔をあけて着て頂く事をお勧めいたします。
スーツをお仕事などで毎日のように着る方であれば複数着用意し、
着回しができるようにしておいた方がスーツの長持ちにも関わってきます。
今回は天然繊維と化学繊維の違いについて軽くご紹介させて頂きました。
皆さまの今後のスーツライフの参考になれば幸いです。



