皆様こんにちは。
静岡呉服町店の清永です。
本日は一段と気温も冷え込んでいます。
13時現在で17℃、夜に至っては14℃になるみたいです。
寝る時は基本スポーツTシャツで楽ちんに着るのが好みなのですが、
流石に長袖を引っ張り出そうと思います(笑)
本格的な秋も中盤に差し掛かり、冬もすぐそこまで来ていますが
冬用のスーツはご準備既にお済でしょうか。
冬場のスーツはお洒落な雰囲気を出せる生地が多く、
着こなしを楽しめます。
以前にもご紹介したものがあるかと思いますが
改めてご紹介させていただきます。

まずはフランネルでございます。
16世紀にウエールズの農民が防寒着として着用していたのが起源とされており、
柔らかい手触りと起毛素材ならではの暖かさが特徴でございます。
仕上がりもカジュアル感はありますが、可愛らしく仕上がるので
冬場に着れば非常にお洒落に見せられます。

続いてはツイードでございます。
こちらは18世紀のスコットランドが起源でございます。
雨が多く寒い気候に対して開発されたもので
当初は農民の作業着として扱われていましたが、
貴族が狩猟を行う際にも扱われるようになりました。
大柄のチェックも非常に可愛らしいですが、
私はネップの入ったシンプルなものが
細かいお洒落感が出せるので好みです。

最後は番外編のようなものになりますが、
コーデュロイをご紹介いたします。
17世紀のフランスが起源とされており、
当時の国王ルイ14世がこの生地を気に入ったことで
王の畝(Corde du Roi)という意味から呼ばれるようになりました。
こちらはビジネスシーンというよりも成人式や舞台衣装などの
華やかなシーンで扱われることが多いので番外編としてご紹介いたしました。
これ以外にもサキソニーやキャバルリーツイルなどの
様々な冬用のスーツがございます。
もしこの機会にチャレンジする手助けになれば幸いです。
それでは皆様のご来店心よりお待ちしております。
静岡呉服町店 清永



