こんにちは!
今日はスーツ好きの方に人気のオプション
「本切羽(ほんせっぱ)」についてご紹介します。
■ 本切羽ってなに?
スーツの袖口を見ると、ボタンが4つほど並んでいますよね。
このボタン、実は「開け閉めできるタイプ」と「ただ飾りのタイプ」があるんです。
開け閉めできる仕様のことを本切羽、
縫い付けられているだけのものを飾り切羽と呼びます。

既製スーツの多くは飾り切羽ですが、オーダースーツでは本切羽を選ばれる方がとても多いです。
理由は単純。「本格的で、見た目にも差が出るから」です。
■ ちょっとしたうんちく:軍服がルーツ!
この“本切羽”、実はヨーロッパの軍服が発祥だと言われています。
昔の兵士はケガをしたときに袖をまくって処置できるよう、ボタンで袖を開けられるようにしていたそうです。
また、英語では“サージャンカフスとも呼ばれます。
「外科医の袖口」という意味で、手術のときに腕をまくれるようにという説もあるんです。
どちらにしても、実用性から生まれたディテールなんですね。
■ 今では“こだわりの象徴”
もちろん、今では袖をまくることなんてほとんどありません。
それでも本切羽が好まれるのは、本格的な仕立ての証だから。
ボタンをひとつだけ外しておくと、
「このスーツ、オーダーなんだな」とわかるさりげない演出になります。

グローバルスタイルでは、オプション¥2000でお付けできます。
せっかくのオーダスーツ、本切羽仕様にしてみてはいかがでしょうか!
ご来店お待ちしております。
GINZAGlobalStyle新宿3丁目店
小暮



