皆さんが思う良いスーツの要素ってなんですか?
生地や仕立てやサイズなど、いろいろあると思います。
もちろん上記も大事ですが、
個人的には立体的に見えるというのが非常に大事だと思っています。
スーツの本場はヨーロッパ。
欧米系の人を銭湯なんかで見かけると、
やっぱり胸板が厚いんですよね。
しかも、腕や足がひょろっと細い人でも、
あばらが浮き出るくらい細くても、
胸板だけはしっかりと厚いんです。
内臓を包み込む肋骨=胸郭そのものが厚いんですね。
もちろん個人差はありますが、厚い傾向にあります。
日本人は胸郭が薄い人が多いので、その点でやっぱり
スーツの本場の人と比べると上半身の立体感が少ないのかなぁ
という気がしてしまいます。
そんな胸板薄めの方でも、胸板を厚く見せるモデルがグローバルスタイルにはあります。
カイザーサルトリアモデルです
コシのある本バス芯(馬のしっぽの毛)を通常の肩だけでなく、
胸まで使うことで、バストの生地が前方に張り出してボリュームが作られます。
縫製工程中のアイロンの処理も普通より多く、自然な立体感が生まれます。
このバストの前方への立体感があるからこそ、他モデルと同じ
ジャケットのウエスト寸法だったとしても、よりウエストがくびれて見えます。
おなか周りが気になる方の細見えにも効果大なのです。
私も今日ちょうど着用していますが、
前後方向に立体感があり、高級感があります。

この立体感があるからこそ、生地の艶も生きてくるというものです。
残念ながら、ブログで伝えられる情報には限りがありますので、
気になる方は実際に羽織ってみて、このバストのボリュームを体感してみてください。
グローバルスタイル銀座5丁目店
小松



