みなさんこんにちは。
まだまだ暑いですが、グローバルスタイルではコートフェアが始まっています。
私個人のおすすめのサイズ感をマネキンに着せ付けてみました。

バルカラーコートの6Lです。

たっぷりとした袖の太さや、
ベルトで絞ったウエストのたわみが非常に美しい…
実は、マネキンに着せ付ける用のコートサンプルはLで作られているので、
なんと5サイズ上げています。
ここまで上げると、非常にゆったりとしますが、
これが流行りであり、かつ、クラシックなサイズ感でもあります。
流行りという側面からみると、近年オシャレなブランドで
このバルカラーコートという形は非常に多く提案されています。
しかも、そのブランドではMサイズの寸法がグローバルスタイルの7Lと
おなじくらいの寸法だったんです。。。
そこまでいくとさすがにやりすぎかと思いますが、
それでも世の中の流れとしてはオーバーサイズと言えるコートが流行っています。
まぁ、流行りだし、すぐサイズ感が小さくなっていくんじゃないの?
と皆さんの感想が聞こえますが、このサイズ、実はクラシックな
サイズ感でもあります。
↓は1930~40年代のイラストです。

↓の真ん中の画像のように、ベルトでウエストをぎゅっと絞った着こなしも
第一次世界大戦のトレンチコートの着こなしとして、それ以降も普通にありました。

このように、今の流行りだけとは言えない、クラシックな
サイズ感でもあるんです。
なので、流行時は流行の形として、
流行が終わったら、時代遅れ…ではなくて、
クラシックなコートと言い張って着用できます(笑)
私は以前3Lでコートを作っていますが普通に小さいなと感じてきたので、
5か6Lで作ろうかと思っています。
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ちなみに、ベルトをぎゅっと絞ると、非常に暖かいです。
地元の秋田に帰省したとき、ベルトをしていないと
コートの裾からどんどん風が吹き上げてきて寒かったのですが、
ベルトを絞るとベルトより上が密閉され非常に暖かいです。
ベルトはいろんな役割があるかと思いますが、
上記の経験から、私にとっては防寒のベルトですね。
ぎゅっと絞った見た目も非常に格好良いので、
興味がある方は、是非、普段より2-4サイズほど上の
サンプルを着てみてください。新たな扉が開くかもしれません。
銀座5丁目店
小松



