みなさま、こんにちは。
銀座新本店の山口でございます。
もうすぐ9月だというのに暑い日が続いていますね。
ただ、日が落ちればひと頃よりか過ごし易く、心なしか虫の音も聞こえてきて、少しばかりの秋を感じます。
さて今回は、玄人好みのブランド「ドラゴ」に焦点を当て、ご紹介させていただきます。

「ドラゴ」の歴史は、1973年のイタリア・ビエラにて、ドラゴ一族が営み始めた紡績業に端を発します。
ドラゴ一族は同業他社を凌駕する圧倒的な技術力を有していたようで、Super120’s以上の超極細繊維の有識者として一躍脚光を浴びていきます。
紡ぎ出す糸の良質さは、口コミによって加速度的に広まり、遂にはイタリアを代表するエルメネジルド・ゼニア社やロロ・ピアーナ社等の一流ブランドと取引をするまでに成長します。
そして2001年、従前の高級糸の紡績専業体制に見切りをつけ、自社生地の生産に乗り出します。
創業から培ってきた高級糸の技術を大いに生かした同社の生地は、瞬く間に世界中の著名テーラーからお墨付きを得て、比較的日本では馴染みが薄いながらも、陰の実力ブランドとしてその名を馳せています。

左からブルーグレー、ネイビーチェック、グレーチェックです。
比較的厚めな秋冬向けの生地感で、これからの季節にぴったりです。
「DRAGO(ドラゴ)」
スーツ1着価格98,000円(税込107,800円)
スーツコンビ価格59,000円(税込64,900円)
ドラゴの生地の特徴は、何といっても繊細で艶やかな美しさを有するところにあります。
その質の高さは、エルメネジルド・ゼニアやロロ・ピアーナと互角か、それ以上の価値があります。
同社は、世界三大織物産地のひとつに数えられるイタリア・ビエラにて、糸の紡績から生地の完成に至るまで、全てを自社工場で一貫して懇切丁寧に手掛けるため、つくり出す生地はあまねく一級品で、過去にはSuper210’sという前人未到の領域まで足を踏み入れています。
日本ではあまり馴染みが無いブランドではありますが、“知る人ぞ知る”ブランドだからこその付加価値があるはずです。
陰の実力派、ドラゴの生地でオーダーしてみてはいかがでしょうか。
みなさまのオーダーのご用命を、心よりお待ち申し上げております。
GINZAグローバルスタイル銀座新本店
山口



