皆様こんにちは!
本日誕生日を迎え自分へのプレゼントをどうしようか考えている曲師です。
まだまだ猛暑日が続く8月ですがオーダースーツとしてはそろそろ秋冬向けのスーツを考える頃、
今季秋冬のスーツをどの生地で作ろうかと探したり調べたりしてたのですが、衝撃の事実が目に留まりました。
私、スーツを作る際癖が強く、作る生地メーカーの歴史や生地コレクションのコンセプトなど納得したメーカーの物で作る傾向があるのですが、いずれは作りたいと思っていたメーカーがテーラー&ロッジなのです。
そんなテーラー&ロッジ、24年に廃業してしまっていたようです。。。
老舗織元メーカーがなくなるのはかなしいばかりです。。。
今後、スーツ需要を鑑みても新しい織元メーカーが出てくるのは稀かと思うと今ある生地やメーカーを大事にするしかないですね。。。
そんなテーラー&ロッジですが、グローバルスタイルでは少しマイナーなメーカーになります。
そもそも日本ではイタリア生地の人気が高く、イギリス生地は玄人向けな印象があります。
そのためグローバルスタイルではそもそもの仕入れ量や種類が少ないので今後希少になっていくこのメーカーのスーツがお安く作れるのはいつまで続くかわからない現状です。
そんな中みつけました。とんでもなく希少な生地。
その名もTaylor&Lodge Lumb’s Golden Baleです。

Lumb’s Golden Bale(ラムズゴールデンベール)とはイギリスのジョセフ・ラム社の最高品質の糸を使用した生地になります。
もともとはH.レッサー社のコレクションにあったラムズゴールデンベールですが、日本での商標登録をしていないところにテーラー&ロッジ社が目を付つけ販売したものになります。
この件は裁判沙汰にまで発展しそれ以降テーラー&ロッジからは作られなくなった代物になります。
ただでさえ数が希少なテーラー&ロッジ社のラムズゴールデンベールですが、先ほどもお話ししたようにテーラー&ロッジが廃業してしまった為、さらに希少になりました。
今回八重洲店で見つかったテーラー&ロッジ社のラムズゴールデンベールはお仕事でも使いやすい黒の無地になります!
今後ますます希少になっていく幻の生地、是非一着クローゼットに追加してみてはいかがでしょうか!
店頭で実際に触ってみていただくと質感の良さを実感いただけるかと思います!
最後までご精読ありがとうございました。
GINZAグローバルスタイルコンフォートミッドタウン八重洲店
曲師



