こんにちは、名古屋セントラルパーク店の上野です。
8月に新しくジュラシックワールドが公開されます、楽しみで前作を見返していたら
好きなスーツスタイルがありましたので、ご紹介させていただきます
本日は、映画ファンの方にもスーツに興味を持っていただけるスタイル解説をお届けします。
ご紹介するのは、『ジュラシック・ワールド』シリーズに登場する実業家、
**サイモン・マスラニ(Simon Masrani)**のスーツスタイルです。
“恐竜テーマパークのオーナー”という肩書きの裏にある品性
サイモン・マスラニは、巨大企業マスラニ・グローバルのCEOでありながら、
冷酷な権力者ではなく、温厚で理知的な人物として描かれています。
・科学に対してリスペクトを持ち
・社員や子供たちにもフラットに接し
・自らヘリコプターを操縦して現場にも足を運ぶ
その姿からは、「支配する者」ではなく、「信頼されるリーダー」の美学が感じられます。
(https://jurassicpark.fandom.com/wiki/Simon_Masrani)
この人柄を象徴するのが、彼の着こなし。
圧迫感や威圧感のない、**“誠実で落ち着いたグレースーツ”**こそ、
彼の精神性を映す鏡なのです。
グレーのシングルスーツが体現する“静かな威厳”
マスラニ氏が着用するのは、明るめのグレーを基調としたシングルスーツ。
装飾は抑えめ。細すぎないシルエットが、柔らかい知性と余裕のある存在感を生み出しています。
グレースーツには、こんな印象を与える力があります:
・清潔感と信頼感(特にライトグレー)
・自然体なのに品がある
・都会的で洗練された印象
(https://jurassicpark.fandom.com/wiki/Simon_Masrani)
マスラニ氏は、この色を選ぶことで“人に寄り添うトップ”という
役割を服装で体現していると言えるでしょう。
ピンクのデュエボットーニシャツが醸す、優雅なアクセント
マスラニスタイルを語るうえで忘れてはならないのが、
サーモンピンクのシャツ、しかもデュエボットーニ(2つボタン)の襟元です。
ノータイでも首元に立体感があり、顔周りを引き締めつつ柔らかな印象に。
このピンクの選び方が絶妙で、派手ではなく、
優しさと遊び心をさりげなく加えているのです。
この配色が生むコントラスト:
・グレーの冷静さ × ピンクの温かみ
・大人の余裕 × 少年の純粋さ
これはまさに、マスラニ氏の人物像そのものではないでしょうか。
サイモン・マスラニの服装は、
単なるファッションではなく、彼の人柄と美意識の延長線にあります。
それは「目立つ」ためではなく、「信頼される」ための装い。
あなたがスーツを選ぶとき、誰にどう見られたいのか。
何を大切にして生きているのか。
そうした“人となり”が自然と滲み出る一着を、仕立ててみてはいかがでしょうか。
今日はここまで
GINZAGlobalStyle名古屋セントラルパーク店 上野



