皆様こんばんは!どうも片山です!
さて本日は早速ですが新作のシャツ生地が入荷しましたので
ご紹介をしていきたいと思います!
英国王室のご用達ブランド『THOMAS MASON(トーマスメイソン)』から
待望のリネン100%のシャツ生地でございます!
一般的なビジネスシャツはポリなどの化学繊維や
高級なもので言うとコットン(綿)で仕立てられております。
今回ご紹介するこの生地はリネン100%!
リネンのシャツ生地はメリットもデメリットも多々ありますので
ご説明していこうと思います!
~メリット~
リネン生地のメリットと言えばまずはこの3つではないでしょうか。
吸水性、通気性、速乾性
先程申し上げた高級シャツ生地に使われるコットンに比べ
約4倍の吸水性があり繊維に隙間が多いことから通気性にも優れております。
また吸水した水分の蒸発も早いことから
べたつきにくく夏でも快適にご着用頂けます。
あまり知られていないかもですが
リネンは他の素材に比べると繊維が長いため強いと言われています。
摩擦にも強くご自宅で洗濯を行っても痛みにくいのも特徴です。
もちろん洗濯する事でのデメリットもありますので後からご説明いたします。
最後はリネン生地はチクチクすると言われる方も多いのですが
実は洗濯を重ねると少しずつ柔らかくなり着心地が良くなっていきます。
基本的にシャツは着れば着るほど劣化していきますが
リネンは逆に味が出てくるのが良いところですね。
~デメリット~
皆様ご存じかとは思いますがシワになりやすいのがリネンの特徴です。
リネン生地は伸縮性が皆無と言っていいほどなく
その影響からシワが入りやすい素材と言われております。
また洗えばシワは取れるのですが洗濯にも注意が必要です。
リネン生地は洗濯をすると約5~10%ほど縮むと言われております。
天然素材の中でも割合が高くコットンよりも縮みは大きいです。
もちろん裁断前に水通しと言われる工程を挟むことであらかじめ縮ませてはいるのですが
それでも洗濯で縮んでいきます。
熱湯や乾燥機などの高温のものでは特に縮みやすいので注意が必要です。
最後は色の問題です。
リネンの特徴として染色が難しいと言われております。
特に濃いお色味が入りにくく抜けやすい。
今回ご紹介している青系の2本に関しましては
ご自宅で洗濯頂くときに色移りには特にご注意ください。
また直射日光に弱く少しずつ色褪せていくと言われております。
実際この色褪せや経年劣化を楽しめるのがリネン生地の良さでもございます。
本日ご紹介しましたリネン生地ですが
メリット、デメリット両方ございます。
ですがリネン生地のデメリットに関しては
リネン生地の味とも言われる部分であり
シワや色褪せなどの経年劣化は楽しんでご着用頂いてなんぼかと思います。
日本の高温多湿
その季節にピッタリな生地となりますので是非ご検討くださいませ。
本日も皆様のご来店心よりお待ちしております。
GINZA Global Style PREMIUM KITTE大阪店 片山