今年の夏の目標はTシャツをかっこよく着ること。
理由としては体型がガリガリなのでTシャツ一枚だと露骨に骨ばって見えてしまうから。筋肉を身につけて半袖からムキムキな腕を出して男らしさを全面に出す。。筋トレ頑張り中ですw
さて時間というものは残酷にも止まることなく進んでしまうもの。急に哲学的な口調で申し訳ございませんw
時間が進むことで何が起こるのか。朝が夜になる。夜が朝になる。年を取る。花が咲く。花が枯れる。流行が変わる。。などなど100人にインタビューを行えば色々なお答えがあるかもしれません。
今回着目して頂くのはマテリアル(素材)
我々が取り扱っているスーツの生地・素材にもウールだけではなくコットンや、リネン(麻)、ポリエステル、レーヨン、シルク、カシミヤなど色々な種類が存在します。
時間が経過していくことで素材によって風合いがかなり変わります。
例えばコットンや麻生地で仕上げたジャケットの肘。

見てください、このシワ具合。6年くらい着用しましたが、だいぶん育ってきました。これが味という表現は使いたくないですが言わざるを得ません(笑)
育てる生地という観点で行くと真っ先に思い浮かべると言えばデニム。ずっと履いていく内に洗濯、着用による股やヒザ裏の顕著なシワ感、所謂ヒゲやハチノスと言われる色落ちが発生しますよね。
デニムシャツのステッチ部分に注目してみると、ぼこぼこと波打ってる現象、いわゆるパッカリングもエイジングによる味。


水牛のボタンやメタル釦の酸化による色褪せも注目して頂きたいところです。
味と言えば聞えはいいですが、言ってしまえば劣化。
ただ、それはご自身が使い込んだ証拠にもなるわけです。モノには魂が宿るという言葉もあるくらいです。ご自身のスーツの細部に目を凝らしてみてはいかがでしょうか。。。釦が割れてる?是非店舗までお持ちください!喜んで付け替えさせて頂きます(笑)
GINZAグローバルスタイルPUREMIUM福岡天神店
堀田



