皆さま、こんにちは!
銀座新本店の山本です。
心休まるGWも束の間。
5月も3分の1が終わろうというところまでやってきました。
今からスーツをお仕立て頂く場合、5月末から6月頭の仕上り予定となります。
タイトルでお察しの方も多いかと思いますが、
そうです、仕上りがちょうど梅雨の時期なんです。
ということで今回は、
雨に強く、耐久性に優れた英国生地を紹介いたします!
~英国生地の特徴~
オーダースーツで並んで取扱が多いイタリア生地と比較すると、
・重みがある
・シワになりづらい
・ハリコシがあって丈夫
といった特徴がございます。
イギリスは年間を通して雨量が多いので、湿気でへたれない丈夫な生地が求められるという訳です。
湿気に強いイギリス生地は、雨量が多いかつ湿度が高い日本の気候と相性がいいのです◎
〜イギリス生地ブランド紹介〜
①ジョン・フォスター
ロンドン万博でモヘアとアルパカの生地で最優秀賞、紡績で金賞を受賞しており、そのクオリティは折り紙つきです。
イタリア生地に比べるとハリコシがありつつ、イギリス生地の中ではしなやか。両方の良いとこ取りの生地ブランドです。
イタリア生地の着やすさに慣れている方に特にオススメ!
②エンパイア・ミルズ
なんとこちらのブランド、サッカーのイングランド代表の公式スーツに採用されております!国内での信頼度の高さが窺えますね。
こちらは豊富なカラー展開と、まるでイタリア生地かのようなツヤ感の強さが特徴的です。
この重ための光沢が好きという方も多いのではないでしょうか。
個人的には生地ネームのユニオンフラッグがカッコよくてお気に入りです!
③ドーメル
こちらは1842年発、現存する世界最古の服地マーチャント(商社)です。
フランスに本社を置くドーメル社は、シャネルやルイヴィトンといった数々の有名ブランドに生地を提供しております。
フランスらしくトレンドを意識した華やかなものから王道まで豊富に取り揃えております。
上品なツヤから見てとれる高級感と、豊富なシリーズ展開がこのブランドの特徴。
ストレッチ性に優れた「エクセル」や英国らしいハリコシのしっかりした「ミレニアル」等、
着るシーンに合わせて多種多様な選択肢がございます。
シリーズ毎の詳細については、ここだけでは語りつくせないので次回以降お話させていただければと思います!
いかがでしたでしょうか?
今回は当店で取り扱いの多い比較的やわらかめの生地を多く紹介しましたが、
THE・英国生地らしいバリっとした生地感のものもございます。
ぜひお手にとって触り心地の違いをご体感ください!
GINZAGlobalStyle銀座新本店
山本
https://www.global-style.jp/form/pfr_reserve/