こんにちは
本日もブログをご覧いただき誠にありがとうございます
さて本日はスラックスのタックのお話です
タックとは写真のようなウエスト部分から下に向けて入っているヒダのことをさします
タックが1本のものをワンタック、2本をツータック
タックが無いものをノータックと言います
タックの本数が多いほど腰回りにゆとりがあり動きやすくなります
続いてタックパンツの歴史のお話です
1920年頃にイギリスで登場しました
オックスフォードの大学生の間で流行った『オックスフォードバッグス』という
極端に幅広ストレート型パンツに由来するという説があるそうです
太いシルエットでもウエストからヒップにかけて生地をもたつかせず
綺麗に見せるためにタックを入れたことが始まりとされています
1920~30年代のスーツのスラックスには基本的にタックが入っており
現代のクラシック回帰の流れにつながっております
1940~50年代にはミリタリースタイルとして支持されました
戦時中、戦後には実用性が求められ、ゆとりあるタックパンツが特にアメリカ軍の制服やワークパンツに
多く見られるようになったそうです
また、第二次世界大戦後には兵士のユニフォームが一般に放出・普及されたことでミリタリー由来の
タックパンツがカジュアルウェアとして広まりました
1980~90年代にはリラックスシルエットが流行
バブル期の日本でも『ダブルジャケット+タックパンツ』が定番のビジネススタイルだったそうです
2000年代はスリムフィット全盛となり
スキニーパンツやノータックパンツが主流になりました
タックパンツ=古臭いとされる時期もありました
2010年代後半~現在に至ってはクラシック回帰やヴィンテージ志向の影響でタックパンツが再注目を浴びるようになり
ました
ここまでが歴史のお話です
時代とともに形をかえて親しまれているのがわかりました
グローバルスタイルでは採寸時にタックを入れる/入れないをお客様にお伺いします
ご自身で決められている方もいれば悩まれる方、そもそもタックとは?の方もいらっしゃいます
その場で履き比べいただき決めていただくのはもちろんですが
ブログをご覧いただいた方にはせっかくなので
メリット/デメリットをご紹介してイメージだけでもお伝え出来たらなと思います
【メリット】
①タックが入ることで腰回りや太ももの可動域が広がる
②お腹が出ている方や足が太いなどで体型にコンプレックスがある方が体型カバーしやすい
③クラシック回帰の流れでトレンドとして評価が高い
④フォーマル
【デメリット】
①クラシック回帰で人気なものの野暮ったいと感じる方もいらっしゃる
②細身のシルエットには不向き
※タックを入れたスラックスで細身にしてしまうとタックが開き不格好になってしまう
オーダースーツを検討中のお客様が選択するタイミングのちょっとした手助けになれば嬉しいです
スーツでなくても普段の私服などでも気にしてみると普段よりこだわることができ格段と楽しくなるかもしれませんね
それでは最後になりますが本日もブログをご覧いただきありがとうございました
GINZAグローバルスタイルPREMIUM名古屋広小路通り 今井
PARKING SERVICE駐車場
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■オーダーシャツをお買い上げの方に、1時間分サービス券
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■名称: イトマス駐車場
■住所: 名古屋市中区栄三丁目1-23
■車両制限: 高さ2.0m、幅2.0m
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『イトマス駐車場』 詳細